龍渓院(りゅうけいいん)【岡崎観光きらり百選 bT8】  場所の地図

 昨日【平成23年9月25日(日):第161号】で紹介した奥殿陣屋の解説において、「陣屋の建物は、この近くに立地する龍渓院庫裏として陣屋書院の一部を利用していたものの取り壊しに伴い、移築されました。」とあります。そこで、龍渓院を訪ねてみました。曹洞宗の寺院で山号を大澤山といいます。
 訪ねてみると、久しぶりに見る美しい寺院でしたでした。私の知らない名刹・古刹がまだまだ数多くあることは実感しました。


             杉木立と龍渓院
 文安元(1444)年に開基され、松平広忠(家康の父)が再興したといわれる曹洞宗の名刹です。参道の前には「下馬」の碑が、この寺の威厳を示しています。参道右手のがけには、苔むした十六羅漢が立ち並び、杉の古木が荘厳な雰囲気を醸し出しています。
 また、境内が美しい苔におおわれているところから「岡崎の苔寺」とも呼ばれています。
岡崎観光きらり百選の解説 承応3(1654)年再建された山門
参道前の下馬の碑と杉木立 奥殿町在住の彫刻家山下氏によるけやきの一本彫。平成13(2001)年に寄進され、
山門に安置されたた仁王像
本堂 表参道に立ち並ぶ十六羅漢
≪平成23(2011)年9月14日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成23年9月26日(月):第162号】