平等王は百ヵ日目。亡者たまりかね 「あとにのこった者共は、一向に真心こめて供養してくれません。どうかお叱りを」 「これ、何を言う。そなた娑婆におる間、立派な法事務めたかや」 たしなめられて、亡者頭を下げる計り。