![]() | ![]() |
| クツワハゼの色違い?砂地にたくさんいました | メバルの正面顔。けっこういかつい顔です |
![]() | ![]() |
| 暗いところ大好きのマツカサウオ | カワハギの餌探し |
![]() | ![]() |
| サツマカサゴ。岩そっくりです | 顔のアップ。こっちのほうがわかりにくいような・・・ |
![]() | ![]() |
| キュウセンを捕まえました | 手ごろな大きさのミノカサゴの若魚 |
![]() | ![]() |
| ハナキンチャクフグ。伊豆では少ないらしい | 砂から顔だけ出しているモンガラドオシ |
![]() | ![]() |
| イボニシの産卵 | たまにはクリーニングもします、のサラサエビ |
エントリーすると、まずは砂地にクロサギがうろつきまわっているのは変わりませんが、その先は・・・トビヌメリが復活してきました。砂地ならどこを見てもトビヌメリがすすっ、すすっと砂の上を移動しています。
クロホシイシモチの群れも戻ってきて、防波堤の先端あたりに集まっています。でもまだペアリングには早いようです。
今回はハゼが目立ちました。いつもいるサビハゼは、小ぶりの個体が増えました。たぶん着底したての若い連中だと思いますが、いっぽうではまだ中層を泳いでいるもっと小さい個体もいます。
ホシノハゼはだいたいいつもの場所にいました。
いちばん目立つのはクツワハゼで、少し深いほうへ行くとよく見かけます。
でも、目の後ろに黒い線が入っている標準型ではなくて、全体に白っぽいのが多いのです。もしかしたら別種かもしれませんが、よくわかりません。ホームページに写真を載せるので、詳しい方、ご教示ください。
小石がたまっているところに、サツマカサゴがじっとうずくまっています。あまり動かない魚で、翌日も同じ場所にいたのですがあらびっくり、キュウセンを捕まえていました。現場を見た人によるとほんの一瞬のことだったとか。写真に撮るときにはキュウセンのしっぽだけがサツマカサゴの口から出ていました。
このあたり、去年はコウライトラギスがいたなあ、と思って探してみると、いましたいました、ちゃんと戻ってきていました。写真に撮ろうとすると、微妙に視線を外して横を向いてしまいます。ではとまわりこんでもう一度とカメラを近づけると、またもやぷいっと逃げてしまいます。どうもまだダイバー慣れしていないようですが、そのうち平気になってくるでしょう。
キタマクラは小ぶりのがたくさんいて、これもそうかなと思って通り過ぎようとしてちょっと待てよ、模様が違うぞ、これはたしかシマキンチャクフグだったかな、と思ってデジカメで撮りました。後で見ると、模様が青くふちどりされていて、ハナキンチャクフグでした。図鑑によると南方系になっており、伊豆では少ないもののようです。
透明度が良くなかったので、沖のほうでちょっと迷ってしまい浮上しました。ところがその隙に、下にいた人たちはマトウダイを見てしまったそうな。悔やまれる一瞬です。
砂地になぜかアカエソの若魚が大量発生しています。こんなことはなぜか赤沢ではよく起こり、1〜2週間でいなくなってしまうのですが、こいつはどうなるでしょうか。もしこのまま残ったら成長が見られるのですが、でもこいつは大食いなので他の魚がいなくなっても困るしなー。とにかく注目したい魚です(見た目は地味だけど)。
ミノカサゴの若魚が、防波堤周りに3匹いました。大人になるとお腹がぷっくりとしてくるので、このくらいのときがいちばんかっこいいと思います。ひれを広げてもちょうどカメラの枠に入るので、これ以上大きくならなきゃいいな、ていうのはこっちの都合で、向こうはどんどん食べて太ってしまうんだろうなあ。
サラサエビは岩の間なんかに隠れていることが多いのですが、今回はクリーニングしているところを3回も見てしまいました。最初はカワハギで、なんか斜めに泳いでいるなーと思って反対側を見ると、サラサエビがくっついていました。2度目はトラウツボで、これは岩の間にもぐっているのにサラサエビがついていました。3度目はヒラメで、岩の上にいたのをよく見ると、頭のところにサラサエビがのっかっていました。今まで何度もサラサエビは見ていますが、クリーニングをしているのは初めてです。
メバルは相変わらず上を向いて漂っています。ところが、ときどきぴくっぴくっと上向きに動きます。なんでかなーと近づいてみると、そこにはやっと目の判別がつくくらいのちいさな幼魚が群れていたのでした。メバルはそれを食べていたのです。シラスボシを一匹一匹つまんで食べるようなもので、あんまり効率のいい餌とは思えないのですが、メバルにとってはおやつみたいなものなんでしょうか。
防波堤のあたりまで戻ってきて上を見上げると、タカベの群れが通り過ぎて行きました。油断している間に、海は夏に着々と近づいているようです。