天気予報はあまり良くなかったのですが、土曜日は降られずに済みそうだったので行ってくることにしました。ところが、夜明け前の空にはまーるいお月さんが輝き、やがて朝焼けとともに青空が広がってきました。久しぶりの週末の晴れです。
やっぱり晴れると水中の雰囲気も違います。水もだいぶ澄んできたので秋のすっきりとした風景が広がります。ただ、いつもの年より少し濁りがあります。水温はまだ24度。まだ暖かいです。
アジの群はまだ健在です。ギンガメアジ、ムロアジ、シマアジも泳ぎ回っていますが、ダイバーに飽きてきたのかあまり寄ってこなくなりました。
クロサギが砂地に集まっていましたが、そこにカンパチがやってきてちりぢりになってしまいました。
水面を見上げると、ヒラソウダがすっとんでいきます。
防波堤のすぐ近くに、メジナの群れが集まっています。それほど大きくはありませんが、たくさんいてとにかく群れが見たいときには手頃です。クロホシイシモチもとっくにペアを解消して、一つの群れになっています。
深い方に行くと、こちらにはネンブツダイが群れを作っています。マアジもたくさん群れています。とつぜんマアジの群れが乱れたかと思うと、ヒラマサが2匹現れました。捕食モードではないようですが、それでもマアジの緊張が伝わってきます。
サクラダイのコロニーが二つほどあり、メスが7〜8匹でオスが2匹くらいでまとまっています。ときどきオスがメスの中に入って、俺がオスなんだぞディスプレイをしています。そのくせカメラで近づくと、メスをおいてとっとと逃げてしまいます。