やっぱり天気がよくならないなあ・・・
水温は24度と、少し下がっています。水中では寒くないのですが、やはり陸上では・・・。ウェットスーツを着るのがバリアになるので、桶に放り込んで温水づけにしたりすると天国気分。
透明度が秋だというのになかなか良くなりません。どうも浮遊物が多いようです。天気が悪くて光りも少ないので、中はどんよりとしていますが、生き物はあまり関係なしに現れます。
アジ類は健在です。それどころか、ますますパワーアップ。シマアジとギンガメアジの混成部隊に、ムロアジが加わって3種混合(予防接種ではない)になっています。でもムロアジは一緒にいることにそれほどこだわってはいないようで、混ざっているときもあれば上の方に分かれているときもあります。ギンガメはもう少しこだわりがあるみたいで、数は変わりますがまったく混じっていないということはありません。それでもギンガメだけの群れも見かけるので、時々抜け出しているようです(食性がちがうから、ずっと一緒にいると飢え死にするかも)。
その点カスミアジは一線を引いているようで、自分たちだけで行動しています。
ところで、ギンガメぎんちゃんはいなくなってしまいました。というか、たぶん群れに入ったのだろうと思います。いい性格だったのになー。
カミソリウオが現れました。沖の砂地につきでている岩の周りでふらふらしています。大と小がいますが、ペアにはなっていません(しかも小は消えてしまった)。
南方系の魚は、ほとんど見かけません。去年の今頃はムレハタタテダイがたくさん見られたのですが、今年は普通のハタタテダイがぽつりぽつり、オヤビッチャが一匹(仲間がいないせいか、岩のすきまに入ったきり)、フウライチョウチョウウオも一匹、ミツボシクロスズメダイでさえ一匹・・どうしたんだいったい!!
そのかわりってわけでもないけど、なぜかサキシマミノウミウシが突然の大発生。図鑑によると秋にたくさん見られる、とはなっていますが、それにしても先週はどこにいたの?と聞きたくなるくらいの突然の大出現でした。大きさがまたてんでばらばらで、1cmもないものから3cmくらいのものまでいろいろです。でも小さいのはなんかさみしい・・・ミノの数って成長すると増えるのかな?次はちゃんと数えてみよう。
ハナハゼが近いところに戻ってきました。じゃあ今までいた先の方は・・増えてる・・。数えたら14匹見つかりました。ほとんど直線上に並んでいるので、ハナハゼロードと呼ぶことにいましょう。
ゆっくりしている時間がなかったけど、最初からここねらいで来たら、ハナハゼの性格徹底比較!!あなたにぴったりのハナハゼがきっといる!!てな企画もできるかもしれません。
クロイシモチは、ここへきてねばっています。あまり減ってはいません。口の中にはまだ卵が入っています。でも新しくはないので、着実に最後は近づいています。ところで例の白黒ペアですが・・・まだやってる・・・