旧庄屋屋敷保存活用会の活動の紹介。
大阪府吹田市にある旧庄屋屋敷西尾邸という歴史的な文化遺産を見学して、私自身その価値の高さに感銘しました。
江戸期に一時期は全国一の石高の吹田の仙洞御料で庄屋を代々努め、1400坪の広大な敷地に、歴史的な庄屋をしのばせる広大な「主屋」、茶道薮内流・燕庵(重要文化財)の写しの「茶室」、関西近代建築界の第一人者・武田五一の「離れ」、薮内流10台休々斎と節庵合作の「庭園」、「蔵」などが現存しています。近代以降も、茶会、コンサート、講演会、展覧会、学生の社会見学などの地域の多彩な文化交流の活動にも公開されています。
それが存亡の危機に瀕しているという事実に、多くの人が疑問を抱き保存会活動をしていらっしゃいますので、ここに紹介しておきたいと思います。私の建築家としての活動とは直接的に関係があるわけではないのですが、深く共感いたしましたので、ここに掲載、紹介することとしました。
西尾さんにはここに掲載する旨ご了解を得ました。
すでに会員600人、署名50000人近くを集めているということです。
私自身が西尾邸を訪ねた時の印象をエッセイ「西尾邸を訪ねて」に記載しましたので、いくらかでも参考になると幸甚です。
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旧庄屋屋敷保存活用会 「会の主な活動」および「会員募集」よりの抜粋
「会の主な活動」
当会では、個性豊かな歴史文化を守り、育んでいくために、市民共有のかけがえのない歴史文化遺産として、洞屋敷の屋敷構え全体を現地保存し、市民の文化交流の場として活用することを目指した活動を行っています。
現存、洞屋敷の保存活用のk地を広く多くのかたがたにご理解いただくために、母屋を中心に多彩な文化交流の場として公開・活用しています。各種イベント、見学会のほか、保存活用の調査研究、署名活動なども行っています。これらの活動は多くのボランティアの方々いより支えられています。今後とも、より多くの皆様のご支援・ご協力をお願いします。
「会員募集」
旧庄屋屋敷保存活用会の会員を募集しております。
- 当会の趣旨にご賛同くださる個人または団体を会員とします。
- 会員には、保存活用会のニュースをお送りするほか、当会の主催するイベントのご案内をいたします。
- 年会費は次のとおりです。会費は何口でも結構です。
- 個人会員 毎年 一口 3,000円
- 団体会員 毎年 一口 20,000円
ご協力頂きました資金は、会の運営、保存活用の調査研究などの活動の一部に充当させていただきます。
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送金は郵便振替をご利用ください。
郵便講座00950-0-119442(払い込み料金加入者負担)
加入社名 旧庄屋屋敷保存活用会
(領収書は郵便振替払込金受領書にて買えさせていただきます)
「問い合わせ先」
旧庄屋屋敷保存活用会
〒564吹田市内本町2丁目15-11(西尾気付け)
TEL&FAX 06-381-7311