身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ボルヴィック
「ボルヴィック」のふる里はフランス、ピュイ・ドゥ・ドーム県ボルヴィック。
ここのオ
ーヴェルニュ山岳地帯の国立公園の中に採水地がある。
ボルヴィックの泉はさまざまな汚
染から守るため、フランス政府によって周囲五キロメートルにわたり自然保護区に指定さ
れ、厳しく管理されている。
よって採水工場の周囲には地上、地下を問わず建築物や施設
の建造が禁止されている。
オーヴュニュ山岳地帯に降った雨は、土中に深く浸透し、数
十年の歳月を経て地上に湯き出てくる。
その長い年月に土の中のミネラルを豊富に含む鉱
泉水が誕生するのである。
ところで鉱泉水とは、自噴する地下水のうち水温が二十五度未
満の地下水のことをいう。
そしてこれは溶けている鉱物質(ミネラル)によってさまざま
な風味となるのである。
ボルブィックはECの基準に基づいて採水され、加熱殺菌、除
菌、ろ過処埋などをまったく行なわない純粋な「ナチュラルミネラルウオ−ター」である
。無殺菌の秘密はオーヴェルニュの地層にある。
ここの地層は透過性のある玄武岩という
天然のフィルターでできており、雨水は数年間の時間をかけてゆっくりとろ過される。
そ
して地下約八十メートルの花崗岩の岩盤に到達し、ようやくナチュラルミネラルウォータ
ーとなる。
こうして体に必要なミネラルが質量ともに十分含まれた、まろやかな風味のあ
る水が生まれるのである。
もちろんこの品質を守るため、ボトリングから出荷まで厳し
い検査が三百項目も施されるという。
地下にあったときと同じ状態で楽しめるこの水はま
さに、ミネラル成分が生きた水なのである。
世界六十ケ国で販売されているボルヴィック
は、国内のミネラルウォーター市場では第三位、インポートブランドとしては第一位のシ
ェアを誇っている。
これはこの水が硬度五十の軟水であることによると思われる。
すっ
きりとしてクセのないボルヴィックの楽しみ方は実に幅広い。そのまま飲んでも、あるい
はコーヒー、紅茶、緑茶はもちろん料理もオーケー。
特に昆布やかつおだしなどの旨味を
引き出すには最適といえよう。
またご販を炊くと香り高く、口当たりが柔らかいご飯がで
きあがる。
水自体からミネラルを補給するというより、ティータイムなどで口あたりを楽
しみたい水である。
ところで本国フランスではアウトドア・スポーツの複合大会「トロ
フェ・ボルヴィック」を毎年九月に、また日本では同大会の初の海外予選となる「ボルブ
ィック・トロフィー・イン・ジャパン」を山梨県河口湖畔で八月下旬にそれぞれ開催する
。
さらに日本フリークライミング協会大会「フリークライミング日本シリーズ」への協賛
など、アウトドアに絡んだキャンペーンやイベントを実施し、ボルヴィックがもつ「自然
の育みから出る純枠さや雄大さ」を一層ピーアールしていく。
(三菱商事株式会社)