墨跡№94-【乾屎橛(かんしけつ)】
墨跡第94回目は、臨済宗永源寺派官長の道前慈明老師の「乾屎橛(かんしけつ)」です。 大意は、『尻をふくために用いた小さな木片のこと。転じて、汚いものや、無用なものをいう。妄想や執着から離れることができない雲水を罵倒し、奮い立たせるために用いる言葉である。』(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和7年7月25日(金):第5143号】