シュペルター ルン仕様

ミラージュ騎士団所属

2002年9月2日追加

Mecanical Moving Series 1

メーカー:VOLKS

1/100スケール

原型制作:造型村

素材:レジンキャスト

バスター砲付きは初回限定生産品

元々はアマテラスがミラージュNo1:ディモス・ハイアラキの為に作り上げたナイトオブゴールドシリーズの一機
剣聖:ダグラス・カイエンが継承し、「シュペルター」と名付けられた。

消息不明となったレディオス・ソープ(アマテラス)を探す為、出撃しようとするルンにカイエンがこの機体を貸し与える。
カイエンの指示により、バスター砲も持ち出し、カステポーの大地にて発射する事になるが、演算に於いてはファティマ:パルテノに依る所が大きい。

ベイルを持たない完全攻撃型のこの機体にLEDミラージュのベイルを付けた為にバランスを取るのに苦労したらしい。

記念すべきVOLKSのフル可動キット(Mecanical Moving)の第一弾です。

また、私自身も引っ越した後、初めてのキットでもあり、ベランダで塗装したりと色々と思い出深いキットとなりました。

ちなみに、このキットの完成が当「モーターヘッドの神殿」を作るきっかけになっています。

貸与された白銀の狼

制作期間は約2ヶ月
酒飲んで帰った後も少しづつ制作しておりました。(笑)

当然ながら、フル可動キットがまだまだ熟成されていない最初の第一弾ですし、作る方も当然慣れていません。
肘関節の軸をずらしたり、軸の大きさを変更したりと、苦労したの何のって...。

それに、使用しているキャスト自体が白い色の比較的柔らかいキャストで加工性は良いのですが、堅さがないので持久性が無いです。

 

塗装に関して。

使用した塗料は、メインはグンゼの白。
白の上からパールホワイトを吹いています。

白を塗り、関節色のモーターヘッド・ブルーを塗った後、全面にパールホワイトを重ねています。

下地がブルーでのパールの発色が思ったよりも結構綺麗に出て嬉しかったです。

 

ベイルの表裏です。

基本的にLEDミラージュのカラーリングをそのまま踏襲しています。
ベイル本体は表裏の2枚合せですので塗装は比較的楽でした。

こうやってみるとタガメか何かの虫にも見えてきますね。(笑)

 

バスター砲です。

全体的にパールパープルでまとめ、照星前の部分のみパールホワイトに変えることにより、アクセントを付けています。

 

バスター砲をセットしてみました。

撮影した後に思ったんですが、もっと膝を曲げて躍動感を出せば良かったかなと...。

 


塗装途中のボディ部分です。

モーターヘッド・ブルーはマスキングでの塗りではなく、筆塗りです。
筆で塗った後、筆むらを隠す為にパールを吹いてあるわけです。

この技法は、この当時良く使ってましたね。

 

作業後記

5年も前の作品です。
以前から気付いていたのですが、いつの間にかSHOW ROOMから姿を消していました。
WORK ROOMでも画像が紹介されているので良いかなと思っていましたが、今回堂々の復活です。
コメント等は全て改めて書き起こしました。

画像は5年前に撮影したデジタルビデオカメラからのキャプチャですので画像も荒いですし、発色も良くありません。
画像処理で補正してみたのですが、これが限度ですね。
もう一度撮影し直したいなと思うのですが、完成品はVOLKS本社S/Rに預けたまま行方不明になってるし。

思い出としては、このキットが完成した当時、ちょうど新宿S/RができたばかりでFSS系のキットがごっそりと本社S/Rからもって行かれたばかりでとても寂しげなウインドウとなっていましたので、この大きなキットが正面を飾ってくれて、とても助かったと聞いています。
このキットは、現在、何処に行っちゃったのかな?

(C)TOYSPRESS 

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