JUNCHOON初期型

(アーリー・ジュノーン   エンゲージ・オクターバ SR2)

2002年7月28日更新

Solid Art Version

メーカー:VOLKS

1/100スケール

原型制作:造型村

価格:¥14,800

素材:レジンキャスト

パーツ点数:51点

コーラス王朝 王専用モーターヘッド

別名、俗称はいっぱいあるので省略させていただく。(笑)

星団歴2989年初出撃。ブーレイとの戦闘により、大破する前の姿である。

ランドブースターを装備する事により、飛行を可能にしている。

コーラス王朝に残っていたエンゲージの設計図を基にコーラス・サードが30年もかけて作り上げたモーターヘッド。

ただ、エンジンと、機体のバランスが悪く、ランドブースターにもパワーを割かれ、結果的に大破し、ファティマ:ウリクルを失う。

後にソープ(アマテラス)の手によりLEDミラージュのエンジンとクローソを得、星団最強のモーターヘッドとなる。

フル可動版を出す前に作られる固定ポーズ版。

この原型から間接部を作り、MM化に持っていく。

一部ディテールは可動によりオミットされる部分が出てくるため、こちらのSAVタイプを好む方も多い。
と言うよりもフル可動のMMよりも組みやすさ等の理由から、固定ポーズを好む方が多いと言うことですね。

 

宝石で出来た乙女

仮組の時にも述べていましたが、このキット、非常に左右のバランスが悪いんですよ。
左腕から繋がり保持しているベイルが重くて左に若干傾いちゃうんです。
ベイルの重量軽減の為、MMジュノーンのベイルを取り付けようかと真剣に考えました。

これを解消するためにベイルの内部と左手足を削って中空化しています。
また、右の手足には穴を開け、鉛を埋め込み、出来るだけ左右の重量差を無くしています。

左右の足を単独で持ち比べると、はっきりと重さが違うことを実感できると思います。

本来ならば、ベースに留めちゃうとか、ベイルの下に透明の台を置いてしまえば良いんでしょうが、ここは一発こだわっちゃいました。(笑)

ただ、今更ながら考えると、無駄な作業だったかな?と思っていますが、素立ち時の安定感は最高です。

塗装に関して。

使用した塗料は、基本的に「ジュノーン用マイスターカラー」です。
(従ってカラーガイドは省略しますが、細かい所は説明しています)

ただし、ジュノーンホワイトの使用に関しては、下地にきっちりと白で下塗りしておかないとジュノンホワイトは隠蔽力が全くありませんので注意が必要です。
(パールでシャバシャバな塗料ですよ!)

 

エネルギーパイプ系はガンメタル

手に持っているスパイドは白、ジュノーンブルー、金、スーパーシルバーと4色に塗り分けてあります。

スパイドの柄と手の塗り分けは、マスキングです。
白を全体に塗り、マスキングし、手を塗っています。

下地に関して...

プライマー吹き、サフ吹きを行った後、1500番〜2000番のサンドペーパーにて研ぎ出し、下地を整えた後、白で全体を塗装しています。

特にパールやメタリック系でのグロス塗装を行う場合、この研ぎ出しでテカリ感に影響が出てきますので真剣に行う必要があります。

肩アーマーの赤い線はSR3に合わせてみました。

 

背面

ランドブースターとベイルを外した状態

ランドブースターも結構重量があるので、接合部中央に1.5ミリの真鍮線で接続し、回転防止用に1ミリの真鍮線を打っています。

ランドブースターの裏と表です。

特に注意する所は無いですね。


ネームプレートを作ってみました。

「ジュノーン初期型」と書こうとしたのですが、レタリングもないし、この様な表現にしました。

仮組画像が見たい方はこちらに有ります。

(C)TOYSPRESS 

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