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前置きが長くなりましたが、始球式の模様です。東京地方は曇り時々雨と天候には恵まれませんが、東京ドームなので中止の心配は全くありません。朝10時に東京ドームに到着。すでに100人以上が日本ハム×ロッテの当日券を求めて行列を作っていました。(隣にはナイターの巨人×ヤクルトの当日券を求める行列ができていました。人数はこちらよりはるかに多いようです。)当日券の行列は明らかに「椎名へきる」さんのファンがほとんどでした。
開門は11時15分、試合開始は12時30分。私はドーム隣の場外馬券売場から11時30分ごろドームの中に入りました。席はS席、ちょうど一塁ベンチの上の方でした。券は5,100円もするのですが、フェンスの周りにはすでに「ヘキラー」たちが十重二十重に群がっており、異様な風景でした。写真を撮影するためにいいポジションを確保するのに内野席の間を縦横無尽に走り回る「ヘキラー」たち。始球式はほんの2〜3分のものなのに十分な気合いの入りよう。圧倒されました。
どういう経緯かわかりませんが、今年1年間椎名へきるさんが日本ハムのマスコットキャラクターの声を充てることになったので、始球式にまねかれたようです。試合開始3分前、椎名へきるさんのアナウンスで選手が紹介されそれぞれの守備位置に散っていきました。そしてウグイス嬢の「始球式は“声優の”椎名へきるさんです。」の紹介でマウンドに椎名へきるさんが日本ハムの白いTシャツに黒い帽子で登場しました。バッターボックスにはロッテマリーンズの諸積選手(以前中山美穂とCM競演したいといったプロ野球界1のミーハー選手)が入り準備完了。審判が右手を上げていよいよです。振りかぶった椎名へきるが投げた。山なりの見事なストライク。芸能人女性は一般的に届かないかあっちの方向に投げてしまうのが関の山ですが、コントロール・距離とも絶妙でした。
投球が終わり、椎名さんがグラウンドからいなくなると「ヘキラー」たちもあっという間に雲散霧消してしまいました。コンサートなみのチケット代も写真がフリーにとれることを考えれば彼らには安いものなのでしょう。試合の合間や選手が登場するたびに椎名さんの「ファイト!ファイト!ファイターズ!」の声が今年1年流れます。試合は椎名さんの声援もむなしく千葉ロッテが6−0で勝ちました。注目の落合選手は4打数2安打でした。(終わり)
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