High Risk shot
以下の文を必ずお読み下さい このページで紹介するshotは非常にriskの高いshotです。 初心者の方は絶対に行わないよう心がけてください。 これらのshotを行って失敗した場合(ラシャを破る等)、ホールから高額な修理代を請求されますので ビリヤードの腕が十分に上達してから行うべきです。 ビリヤードの腕を自分で判断する基準として、Bowlard_Gameがあります。 このGameを行って80点以上出せないようなら、ここで紹介するshotは絶対に行わないで下さい。 Bowlard_Gameのやり方はこちらを参照して下さい。
MENU 1.Jump shot 2.Masse shot
1.Jump shot ビリヤードは通常 平面上で行うゲームです。言わば、2次元のゲームと言っていいでしょう。 ですが、ここで紹介するJump shotを行うとcue ballに高さ方向の動きを与えることが出来ます。 2次元空間に束縛されてしたボールを3次元空間に開放するshot それがJump shotです。
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・Jump shotの撞きかた 左上図αの角度(cueの撞き出し)は25゜〜30゜ くらいがBestです。 cue ballは出来るだけ強く撞きます。 撞点はcueの延長線上にあるcue ballのcenter、 もしくは少し上を撞きます。 cueを立てる(角度と付ける)ため、上体は 起こし気味にしたほうがshotを行う際、楽に 撞くことができます。 |
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Jump shotを成功すると左下図のように cue ballがball1個分くらいの高さjumpします。 上級者にはball3個分くらいの高さまで jumpさせることができる人もいます。 |
※ cueを水平に持ちcue ballの下を撞いて「Jump shotだ〜!」と言っている人がいますが、 それはmiss jumpと言うものでファールの一つです。 誰かに注意される前にやめましょう。
2.Masse shot ビリヤードをプレーしていると、cue ballとobject ballの間に邪魔なballがあるときがありますね。 そのような場合はクッションを使うか上記のJump shotを使う方法があります。 しかし、Jump shotはcue ballが邪魔なballに近いときはjumpしきらないため行うことができません。 このような非常時に威力を発揮するshotがMasse shotです。 Masse shotとはcue ballに進む力より強い横回転を与えるshotです。 cue ballは邪魔なballをかわしてカーブを描きながらobject ballに向かって進みます。 Masse shotを成功させるには3つの重要な要素があります。 ・cueの角度 ・撞点 ・力加減 この3つのバランスがぴったり一致したとき、cue ballはイメージ通りに動きます。
・Masse shotの撞きかた cueを垂直にちかいくらい立てます。 撞点は曲げたい方向側を撞きます。 力加減は強いとある程度真っ直ぐ進んでからカーブがはじまり、弱いと手前でカーブをはじめます。 撞くときの姿勢は直立で、グリップの位置はcueの重心より少し上を握ります。 このshotはriskを伴うため、慣れないうちは軽く撞きましょう。(cueの重さで撞くような感じ) ・cueの角度(上左図α)とカーブの関係 同じ力加減で撞いた場合、αの角度が大きいと描く弧(cue ballの回転半径)は小さくなり、 逆にαの角度を小さくすると描く弧は大きくなります。 ・Masse shotの応用 cue ballとobject ballが非常に近いときは普通にdraw shotを行ってもdraw spinをかけることは できません。 この場合は、上右図の撞点Aを撞くとdraw spinをかけることができます。