パンプキングラタン

そろそろ出回り始めた今年のカボチャを使ってのグラタン。
使ったハーブは生のオレガノ。
味の決め手は中に入れる玉ねぎとトマトの炒め具合。
玉ねぎは決して焦がさないように。
フランスの香りが伝わる、カボチャのグラタン、
これはロートレックが愛した味として有名なものです。
1999/7/10


[材 料](4人前)
南瓜     約700g
玉ねぎ  中2個
トマト  中2個
オレガノ  2枝(長さ15cm程度)
小麦粉  適量
塩・胡椒  適量
バター  大さじ4程度
オリーブオイル  大さじ2


@カボチャは5ミリ程度の厚さに切り、皮を剥き、小麦粉を付けて揚げ色が着く程度に揚げておきます。



A玉ねぎ2個は薄切りにし、オリーブオイルでしんなりするまで炒めます。
 玉ねぎがしんなりとして透き通ってきたところで、オレガノの葉と湯剥きして8等分に切り分けたトマトを入れて更に炒めます。
 トマトが煮崩れて形が無くなったところで、塩・胡椒で味を調えます。好みでチリパウダーを加えてみて下さい。

Bグラタン皿に揚げたカボチャを敷き詰め、ここで軽く塩・胡椒をします。更にこの上からAを入れ、再び上にカボチャで蓋をします(←写真)。

B蓋をした後に、パン粉をまんべんなくたっぷり振り掛け、真ん中に角ぎりのバターを乗せておきます(同量の溶かしバターでも良い。)。
 これを余熱しておいた180度のオーブンに約45分間入れます。
 出来上がりの目安は、パン粉が薄茶色に焦げ、グラタンの中からプツプツと泡が出ている状況で完成となります。

 今回は、やや大型のグラタン皿を利用して大量に作りました(二皿で4人分になりました。)。

 カボチャの甘みと中の玉ねぎ・トマトの炒め物の味のバランスが抜群で、アツアツのうちに是非どうぞ。