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最終更新日:2024/1/5



ペタンクとは?

南仏サンポール・ドゥ・ヴァンスでのペタンク風景(2004年撮影)

 ヨーロッパで最も人気のある屋外レク活動のひとつがペタンクです。

 このペタンクは、プレイヤーが「ビュット(またはコショネ)」と呼ばれる小さな木製の目標球に、「ブール」と呼ばれる鉄球を投球して、ブールをできるだけビュットに近づけることを競うゲームのことです。

 このブールは、直径が 7.05〜8センチ、重さは 650〜800グラムと公式に規定されています。

 競技は2つのチームが対戦し、先に13点をとったチームが勝ちとなります。

 ペタンクは一般的に公園などの固めの砂・砂利の地面で行われるのが通例で、投球方法は年齢に関係なく誰でも簡単に習得でき、ルールも単純ですが、様々な投球テクニックを駆使できるレベルになるとゲーム戦略もたくさんあり、これらを全部説明するのは至難の業ということになります。

 言い換えれば、誰でも参加できる単純なゲームですが、その奥は実に深いということになり、テクニックのほかにも体力・精神力なども重要なファクターになってきます。

 ペタンクには通常、上述の単純で簡単なゲームという言い方が当てはまるわけですが、一方でペタンクは競技スポーツでもあります。

 競技ペタンクはレクリエーションペタンクと同じルールで行われるのですが、通常は紐等で区画されたコート(テラン)を使いますので、正規のコートに即したルールが適用されることになります。




ペタンクの起源・語源

2012年世界選手権大会@マルセイユ

 フランス、特に南仏と言われる地方で行われていたLe jeu provencalル・ジュ・プロヴァンサル(日本語に訳すと「プロヴァンスのゲーム」という意味)は、1907年に今のペタンクの原型となるゲームを生み出しました。
(FIPJP(国際ペタンクプロヴァンサル連盟)は、この年をペタンク元年として、2007年をペタンク100周年の記念の年として記念行事を行っています。)

 それはマルセイユに近い南仏の港町であるLa Ciotatラ・シオタでの歴史的な瞬間でした。

 『ル・ノワール』と言われたLe jeu provenceのチャンピオンであったジュール・ユーグがリューマチの為、好きだったル・ジュ・プロヴァンサルがもう出来なくなってしまい、そのため、(地面に)円を描き、標的を5〜6メートル先に投げ、足は(円の中に)固定したままの状態(ピエ・タンケ)で、的(コショネ)にボールを近づけるというプレーを始めたわけです。

釘を打ち込んだボール

 それは『La boule etoileeラ・ブール・エトワレ(星印の付いたボールの意味)』というカフェにあったテラン(名前の通り、あっという間にこのテランはこの時代使われていた釘を打ち込んだボールでの競技用テランになったのだが、)での出来事でした。

 ここの所有者はエルネ、ジョゼ・ピチオという兄弟のものでしたが、この兄弟はすぐにこの(ジュール・ユーグのやった)新しいスポーツの面白さが解かり、特にエルネはこのルール作りに力を注いだと言われています。

 こうして、La Ciotatでペタンクは生まれたわけです。

 しかし、この言葉(ペタンク)が公式に使用されるのには、1910年のラ・シオタでの公式試合まで待たなくてはなりませんでした。

 このペタンクという言葉は、プロヴァンスのオック地方の言葉で“pe”つまり「足」、“tanca”つまり「杭」という言葉から来ていて、地方のフランス語から「ペタンクをプレーする」もしくは、「ピエ・タンケ」という表現を生み出しました。

 この表現(「ペタンク」、「ピエ・タンケ」)は、つまり、プレーヤーがボールを投げる時に助走を付けるル・ジュ・プロヴァンサルとは対照的に、足を揃えて地面に固定してボールを投げるという意味ということになります。



もとのペタンククラブ(MoPeC)について

2011年ジュニア世界選手権大会開会式@トルコ・アンタルヤ

 もとのペタンククラブは、平成18年4月に正式に発足しました。

 それまで、ペタンクに興味のある小学生、中学生が千葉県本埜村(現印西市)滝野を中心に公園等を利用して練習を重ねていましたが、子供たちに、より良い練習環境を提供し、更に、クラブとしてまとめることで、地域におけるペタンクの普及・振興、練習会でのペタンク技術の向上を目的として設立されました。

 設立後、当クラブからは「ジュニア世界選手権」の選手を輩出したり、また、アジアペタンク選手権大会、パンパシフィック選手権大会等にも国内選考会において上位の成績で選考され、再三にわたり選手を海外選手権大会に派遣している伝統あるクラブです。

 現在は、どこの組織にも属さず、各地で行われるいろいろな大会にフリーで参加しています。


 「もとのペタンククラブ」の活動の場所は、滝野小学校グラウンドがメインで、毎週土曜日、日曜日の午前中に練習を行っています。

 また、雨天などの時は、印西市宗甫にある砂利引きの雨天練習場等でも練習をしています。

 練習内容は、ティールおよびポワンテの正確性の練習で30分ほど肩慣らしをし、その後、チーム分けをして試合形式での練習を積み重ねています。

 また、参加可能なペタンク大会が開催される場合には、その都度選手を募り、参加するようにしています。







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