ホームページを構成する機器--PDA


 PDAはホ一ムページを作成するうえで実に重要な機器である。
 以前にもここでPDAを紹介したことがあったが、それはあくまでも趣味の話題として取りあげたものであった。
 PDAはPersonal Digital Assistantの略で、一般的には携帯情報端末とも呼ばれるいるものである。
 PDA自体は、かなり特殊なものなのでオタク化して利用されているといったほうがいい携帯情報端末である。
 しかし、今のこの中年の独立国ではこのPDAがないと更新が出来ないと言っても過言ではない。それほど使い勝手が良いものなのである。
 今回のこの原稿も殆どPDAで作成しているのである。
 いままで使ってきたPDAは全部で4種類ある。

 最初はザウルスPI−3000(写真左■□□)で、スケジューラー、電話帳、メモ、データベースなどのソフトがありかなり重宝した。スケジューラーにはアラーム機能もあったりして、会議やらアポなどの時間が管理でき非常に役立ったものである。ただし、これはスタイラスペンによるペンタッチ入力で、かつ、漢字かな入力ということもあって漢字等の認識度が低く入力に難儀したし、モノクロ画面でバックライトなしというのも困ったものであった。

 次に購入したのは、今回写真はないのであるがPalm-m505というPalm社製のものである。
 これは最初のザウルスの欠点であった、文字認識方法が漢字かなではなく、ローマ字入力で日本語変換という手順であり、スタイラスペンによるローマ字の入力方法さえ覚えてしまえばブラインドタッチで入力することができた。また、カラー液晶のバックライト付きというのも魅力で、これは1年半ほど利用した。欠点は内臓電池の持ち時間が2時間以下であり、会社でも常時充電しておく必要が会ったことである。

ザウルスPI−3000
 そのため、次に購入したのは、SONYのCLIE(写真中央□■□)である。
 これは、Palm社のPalm-OSを搭載したPDAであったので、入力が簡単であったことに加えて、キーボードからの入力が可能な機種で、スタイラスペンで入力をするのが面倒くさいときなどに、簡単にキー入力ができて通勤時などに便利であった。さらに30万画素ながらデジタルカメラも組み込まれていてそれなりに利用できるものであったし、加えて、メモリースティックを着用できることから、大容量の音楽や画像なども持ち歩きができ、まあ、現在のPDAの原型となる最初の機種ではないかと思われるのである。

ザウルスSL-C3100
 そして今使っている「ザウルスSL-C3100(写真右□□■)」に繋がることになる。
 これは、非常に完成度の高いPDAで、日本語での入力もその認識度が高く、漢字かな入力でもまったく困らないのである。さらにキーボードも使い勝手がよく、キーボードではローマ字入力で対応ができているので長文を打つときなどに非常に楽である。カラー液晶、バックライトで輝度調整も可能である。メモリーは4GBであるが、これにSDカードで1GBを足せば5GBとなる。これはなかなか使い切れない容量である。音楽、写真、ボイスレコーダ機能、MPEG1による動画再生機能もある。文書作成、表計算は当たり前で無線LAN機能でネットへの接続もOKである。メール、ホームページの閲覧等も十分にこなすことができるのである。

 じゃあ、いったいどのようにホームページとの関連で使っているかというと、先ずホームページの原稿は殆どこのザウルスで作っているわけだ。何時でも持ち歩いているので、暇があれば続きを書けばいいのである。ちょっとした待ち時間があれば、あるいは、空いている時間があれば良いので、バスに乗ったり電車に乗ったりしている時間やその待ち時間、さらに、役所や病院での待ち時間でも良い。
 もうひとつは、カメラで写した写真をそのままザウルスに落とし込んでおいて、ホームページで使用する写真の大まかな選定などが可能であることだ。デジカメの小さな液晶で見るよりは色も綺麗できめ細かく、かつ、繊細な画面で見たほうがあとの作業等も飛躍的に楽になるのである。

 まあ簡単な使い方としてはこんなところであるが、ザウルスの中に自分で設定したハーブなどのデータベースから、芽を出した時期とか、開花した時期、収穫時期の確認などもできる。また、とりあえずということで、ペイント画面に書き込んでおいたイラストや手書きの文章などもあとから参照することができる。
 当面は、このザウルスを重宝に使っていこうと考えているところだ。

 ただ、最近、どうも「工人舎」のパソコンが気になってしょうがない。これは小型軽量で、マニアの間ではかなり人気がある。まあ、いずれ、ザウルスを使い切ったときに、工人舎の超小型パソコンに乗り替えていこうかと考えているところである。