2.プリンタ

 1995年にパソコンを購入した時には購入せず、その翌年の3月5日の誕生日にプリンタを購入したのである。もしかしたら誕生日プレゼントということになりそうなのだが、記録を調べると28,000円もしている。自分で自分にプレゼントをしたのかもしれない。
 しかし、パソコン本体よりも、プリンタの方が丈夫であったのか、あるいは、パソコンに比べれば酷使しなかったのはわからないが、今のプリンタでまだ3代目である。
★上段が現在のPIXUS-MP600
★下段は操作パネル
 メーカーから言えば、エプソン⇒キャノン⇒キャノンということになる。

 1代目のエプソンはプリンタだけの機能しかないものであったが、4年後の2002年2月にはCanon BJ F300を購入しているところを見ると、意外に壊れるのが早かったようだ。
 考えてみれば、このプリンタを購入してからは、拙ホームページを更新する都度、すべてを印字して保存していたので、1代目?1台目としては相当過酷に使ったのではないかと、今になると考えられるのである。昨年末、パソコン関係の古い資料を整理したときに、中年の独立国を含め大量のホームページを印刷した物が出てきて驚いたほどである。記憶では、最後は印字するときに横線が何本も入ってしまい、ノズルチェックパターンを印刷して、何度もクリーニングを繰り返しても対応できなかったため、次のCanon BJ F300を購入したわけである。

 この、Canon BJ F300はインクをセッティングする部分に、スキャナー用のレンズを取り付けることができるものであった。これを取り付けるとたちまちスキャナになり、文書や写真をスキャンして取り込むことができたもので、今の複合機のハシリであった。ただし、スキャンにはかなりの時間を要し、写真などを大量に行う場合や、大きなものをスキャンするのには適さなかった。
 ただし、印刷に関して言えばそれまでのものに比べて、印刷速度が速く、加えて実に綺麗に印刷できたことから、プリンタとしてはかなり満足した機種であった。
★上段は蓋を開けてスキャンしたもの
★下段は蓋を閉めたもの
 ちなみに、スキャナー部分を含めた購入金額は32,500円とこれは高価であった。

 そして、3代目が今使っているCanon PIXUS-MP600という複合機である。
 印字、コピー、スキャナ機能、写真の焼き増し、CD印刷などが可能なもので、2006年12月に購入したものである。
 購入のきっかけは、年賀状印字をする際に、突然電源が入らなくなり、どこをどう直しても結局電源が入らず、必要に迫られてのことであった。
 これは近所のヤマダ電機で26,400円、ただし、20%のポイント付きということで購入したものである。したがってポイントを即現金化してもらって実際には21,000円程度の金額となった。自分なりには「お買い得」であったと思っている。
 このプリンタが有難かったのは、その後に会社を退職したことから、それに伴う各種提出資料や、退職後に役所等に提出する資料などかなりの量があったわけだが、提出してしまう資料については、スキャナで読み込みを行いすべてをPDFファイルで残すことができたということである。
 そしてPDFで残したものについては、その容量を落として分野別にフォルダに移して保存すれば良い訳で、何時でも取り出して確認できるし、また、必要があれば印字もできることになる。この、文書をPDFに落とせる機能は本当に使い勝手が良かったといえるのである。  さらに、CD印刷が可能であることから、DVDに撮り貯めたフランス映画およそ100本についてタイトル、製作年、監督、主演などを、映画の一場面を背景に入れて印字することができ、自分なりに満足できるフランス映画のライブラリーが完成したことである。

 で、現在考えていることは、このスキャナ機能を使って生ハーブをそのままの姿で、詳細に取り込めないということである。
 右下の写真は、自宅で今育っているセルフィユ(チャービル)である。
 上の写真は少しスキャナの蓋を開けて透明感を出したつもりでJPEG処理したものである。
 結果は外からの光が入って、思っていたよりも薄い色で処理されてしまっているが、立体感がありそれなりの雰囲気は出ているのではないかと思う。
 一方、下の写真は、ガラス面に葉をしっかりと付け、蓋を閉めて処理したものである。立体感はなく平面的になってしまうのであるが、葉の細かい部分までがよく取り込まれていてこれは利用できるのではないかと思ったのである。
 花の写真は「Photograph」に50音別、色別に掲載しているのである。これは自然の光の中で撮影したもののほうが背景も含めて良いわけだが、「HerbGarden]に載せている「葉」や「種」はこのスキャナで取り込んだ画像のほうが細部を忠実に表現できるので、今後HerbGardenについてはこれを進めていきたいと思っている。
 もちろん、うまくいけば、「HerbGarden]の写真を全部この方式による写真に交換することになるし、必要なら、個別の葉や種のサムネイルをクリックすると大きな画像で詳細に確認できるようにしたいと考えているところである。(右のチャービルの葉の画像をクリックすると大きな画像が表示される。)    

2007年 年末現在 m(__)m