益子陶器市・・・2005年11月4日


 1年ぶりに益子の陶器市に行った。
陶器市での展示
 益子市では『大陶器市』といっているが、確かにそんな感じがする。
 が、今年の陶器市は開催期間が短い。11月3日から6日までの4日間である。
 昨年の記録を見てみると、昨年の秋の陶器市は10月30日土曜日から始まって11月3日までの5日間であったような気がする。開催時期も日程的に短い時期の11月3日からとなってしまった。まぁ、それが幸いしてか、今回は天気に恵まれたということになる。 

 我が家から益子までは、距離にして65kmである。
焼酎器セット
 往路は時間によっては交通渋滞に巻き込まれ1時間半程度を要することになる。今回がその例で、11月4日金曜日、つまり平日の8時に自宅を出発した。そのため、郊外からつくば市に向かう通勤ラッシュの時間帯にぶつかってしまった。特に、我が家から益子に行くのには、つくば市中心部を抜けるのが最短距離であるのだが、その道の間には各種の国や民間の研究機関が点在している。この研究機関に通勤する車のラッシュとまともにぶつかってしまったわけである。
 当初、益子までは大体1時間ちょっととみていたのにも拘わらず、実際に益子に着いたのは9時半を少し回った時刻。たっぷり1時間半を費やしてしまった。

 それでも、ラッキーなことに、いつも便利に利用させてもらっている益子焼共販センター横にあるヤマニ陶器店の駐車場に無事入ることができた。ラッキーというのは駐車場はほぼ満車で、我々が最後の1台であったからだ。

ワイン器⇒焼酎器
 今回の目的は、もちろん趣味で集めている『魚型箸置き』の新種を発見することであるのだが、もうひとつ目的があった。それは焼酎の徳利と飲む器を手に入れることである。焼酎は、水で割ったりお湯で割ったりして飲むのならば、大型のガラスコップで良い。でも、香りを楽しめる芋焼酎などを生のままで呑むときにはガラス器ではちょっと寂しい。そこで、日本のお酒、イコール陶器の器、ということで焼酎器を今回の目的のひとつとしたわけである。
 ところが、なかなか焼酎専用というものがない。普通の酒器の大型グイ飲み器で代替することも考えて探してみた。
 それでも、これは!といった気に入ったものはない。
 結局、そろそろ帰ろうか、といった頃になって、やっと専用のものを見つけて購入することになった。徳利の大きさ、呑み器の大きさが特に気に入ったのである。また、多分、これから収集を始めることと生る焼酎の器としては適当な形、大きさ、価格ではないかと納得して手に入れたものである。
 また、必ずしも焼酎、イコール和風陶器ではないと思い、ワイン用器も焼酎用器として買ってきたのである。

 もちろん、自宅に帰りつき、新しく手に入れた器で焼酎を飲んだことは言うまでもない。
 しかも飲んだ焼酎は『益子の炎』というアルコール分25度の米を原材料とする地焼酎であった。
 これは、美味・・・。熟成したまろやかな味と香りは素晴らしく、生で呑むのが一番。