札幌出張顛末記 | ||
初日(2月23日)
2月25日は午前6時41分の特急で出勤する。
。 渋滞があったら11時の出発に間に合わないからだ。 そんなことを心配していたのだが、羽田までは僅か30分で到着してしまった。 すぐに搭乗手続きをして、16番搭乗口で20分くらい待ったところで搭乗開始である。 JAL1017便は、定刻の11時ジャストに出発。 羽田上空は雲が低く垂れ込めていたのだが、雲上は完全に晴れである。 高度1万50メートルというからそれも当たり前なのだが・・・。 残念なことに、座席は真ん中4列席の通路側(23D)なので、窓から外を見ることは出来ないし、また、外をみる暇もない。 というのも、本日午後3時から始まり、大体2時間程度となる説明会の資料の最終チェックをしなければならないからである。 全部で20ページに及ぶ資料なので丁寧にチェックしたあと説明の順番や、資料には書くことができない部分の説明をどうするかを考えた。 大体一通りのチェックが終わったところで千歳空港に到着と相成った。 千歳空港から札幌まではJRの快速に乗る。 この電車は、東京で予定していた電車よりも1本早い電車だ。 そのため、札幌についてからと思っている昼食を食べる時間が少しだけ増えたということである。 札幌着は13時30分である。 ここから昼食をとるため地下鉄に乗り換え、ススキノへ。 地下鉄ススキノ駅からすぐにロビンソン百貨店地下2階につながる通路に入る。 地上は氷点下2度と掲示板が出ている。 こんなときの札幌は地下を歩くに限る。 実に暖かい。 目当ては百貨店の地下にある回転寿司店である。 ここが美味いと、東京の知り合いから出張前に紹介されたのである。 食料品売り場の一番奥にあるレストラン街の中にその店はあった。 何の変哲もない、いわゆるデパ地下の普通の回転寿司であるが、竹や笹のインテリアが雰囲気を漂わせている。 店は実に清潔である。 奥の席に座って食べはじめて驚いた。 魚の種類が実に多い。 もちろん寿司の命のひとつである銀シャリも本当に美味しい。 酢の合わせ方がちょうど良いといった感じで、寿司ネタを生かしている。 そして決定打は、ねたが実に新鮮で美味いのだ。 ネタ自体は、北海道で良くありがちな”やたらでかい”のではなく、まさに適切な大きさである。 ゆっくり味わいながら全部で10皿を平らげて、ごちそう様と言うことになった。 店の名前は「魚一心」、行きやすいロビンソン店は午前10時から午後10時まで開いているという。 ロビンソン百貨店の地下2階にあるから、札幌に行ったときは気軽な気持ちで立ち寄ってみてはいかがだろうか。 再び地下街に戻り、歩いてホテルに行く。 この時点ではまだ、午後2時30分で30分ほどの余裕がある。 いったんホテルの部屋に入り、水を飲み、一呼吸おいて落ち着いてから説明会場へ行くことにした。 説明会場は、ホテルの裏にあって、歩いて1分である。 午後3時ジャストから説明会を開始し、結局、終了したのは午後4時55分過ぎと、正に2時間の長丁場であった。 説明会終了後、参加者の皆さんとの懇親も早々に、ここでいったんホテルに引き上げ、30分ほど体調を整える。 午後5時半からは、今回の説明会の主催者側との意見交換会・・・まあ、簡単に言えば名目とは違って、つまり飲み会である。 ホテルロビーで待ち合わせをして、雪が積もりまくっている中、ススキノまで足を伸ばす。 日本料理を中心とした粋なお店に入る。 ここで、北海道の美味しい魚を肴に、主に日本酒を頂いた。 もちろん喉が渇きまくっているので、最初は生ビールのジョッキーで乾杯をし、更にもう1杯。 次は増毛の名酒「国稀」の冷に移る。 これが美味くてだいぶ飲んでしまった。 もちろんこの間に地元の「北の誉」の熱燗にもつい手が出てしまった。 そんなこんなで、いろいろ意見を交換しながら午後8時半に1次会は終了した。 もちろんホテルに直行したことは言うまでもない。 ホテルでシャワーを浴び、9時半過ぎに今度は一人で再び夜の札幌へ迷い込んだ。 ホテルで紹介された焼き鳥の美味いという店に行き、11時まで酒と肴を楽しんだ後、ホテルに戻って爆睡。 二日目(2月24日)
翌日は7時に起床。 |