アクセス解析


 今年も、アクセス件数の分析の季節になった。  このアクセス件数だが、4月15日午前5時直前に、350万件目をヒットした。
 昨年は、4月13日から15日にかけての任意の時間の3時点を中心に合計1000件以上のアクセスログを抽出した。
 今年もその例に倣い、4月10日から13日にかけておよそ1200件のアクセスログを抽出し、そのうち、個別のハーブの説明のページあるいは画像が掲載してあるページに限って分析の対象としたところ、これに該当するものが全部で963件あった。

 

 上位には、ローズマリー、レモングラス、アップルミント、ルバーブがランクされており、若干の変動があったものの、昨年とほぼ同様の結果を示している。
 円グラフの中のハーブの名前の横に書かれている数字はアクセス件数である。



 ちなみに、上記円グラフを一覧表であらわし、それに昨年の順位を入れると、左表となる。

 アクセス回数のトップは、昨年3位だった「ローズマリー」が、113件のアクセスで1位となった。
 その影響もあってか、レモングラスとアップルミント(他のすべてのミントも含めっての総数。)が、一つずつ順位を下げてしまった。
 ちなみに、昨年トップだったレモングラスは、昨年時点では180件と圧倒的な数値を残したわけだが、今年度の上位はそれ程大きな差がついていないということが特徴であろう。

 トップとなったローズマリーについては、比較的栽培しやすいハーブであり、都市の道路や分離帯などの植え込みにもかなり利用されていて一般的なハーブとなってきていることが挙げられる。
 また、いろいろな健康サプリメントなどでも名前が紹介されたり、西洋料理のレシピの中でも名前が挙がってきているので、その都度、ローズマリーを検索する結果アクセス数が多かったのだろうと推測することができる。

 一方、レモングラスは、タイ料理を中心とした東南アジアの料理によく使われており、それなりに名前が売れてきたものであろうし、ハーブティーなどのレシピでもかなりの確率で名前が上がるハーブである。
 去年みたいな圧倒的1位とはならなかったが、テレビやラジオでも普通に名前が出るようになった。
 去年のコメントではレモングラスを「中級者コースのハーブ」と書いたが、それは、栽培-収穫-保存-利用を通してのもので、今ではどのハーブ関係の店でも乾燥物は扱っているし、また苗なども200円前後で売られている。このことを考えると、もっと身近なハーブということになるのだろう。

 第3位はミントである。
 ミントはいろいろな種類があるが、今回もそれらを分類せずに「アップルミント」でまとめた結果である。
 ミントはまさに入門のハーブということが出来る。
 育てやすさもさることながら、利用できる範囲も広い。
 ミントティにしてもアイスクリームのトッピングにも使われる。
 夏場にはミントを入れた氷などを製氷皿で作ることで、冷たさと香りを楽しめ清涼感あるドリンクも作ることもできる。
 そういう意味では、上位にランクされるのが当然のハーブである。

 5位のマートルからチャイブまでも、昨年度上位にランクされたハーブで、同じ時期にほぼ同様のアクセス件数があっるのは、季節的要因なのか、あるいは、通年でのことなのかはまだ判断しがたい。
 今年の特徴としてもう一つ上げるとすれば、ステビアが前年23位から今年は13位にランクされてきたということである。
 超低カロリーで甘さは砂糖の200倍ということで、最近ではいろいろな飲料に利用されているわけだが、「ステビア」そのものの名前を付けたものも多い。
 健康番組や低カロリー飲料のCMにも多々名前が出てくるわけで、たぶん、これからもっとアクセスが増えるのではないかと予想される。

 自分が初めて栽培したハーブの「セージ」が、去年も今年も20位以下というのもちょっと残念な気がする。

 



 さて、次にちょっとハーブとは離れるが、どの時間にこの963件のアクセスがあったかを集計してみた。
 1分間に1件以上アクセスがあった時間帯を見ると、午後3時から6時台に第1のピークを迎え、そのあと夜9時から12時までの間に第2のピークを迎えている。
 第1のピーク時は、テレビ等で出てきたいろいろなハーブ情報の確認やら、あるいはちょっと手の空いた時間を利用して気になっていたハーブをネットで調べる時間帯ではないかと考えている。
 この時間が圧倒的に多いわけだが、テレビなどのバラエティー番組やグルメ番組の再放送、あるいは夕食のレシピ番組も重なったりしてアクセスが多いのも当たり前だろうと考えられるわけだ。

 第2のピーク時は、レシピやグルメの番組は一段落している時間なので、暇な時間というのか自分の時間を利用したネットでの検索の連鎖(かっては「ネットサーフィン」と称した。)がアクセス件数につながっているような気がする。

 さすがに就寝する深夜の時間帯と朝の慌ただしい時間帯(午前1時から9時まで。)と、夕食時・・・つまり午後7時台の検索は非常に少ないことが分かる。







 最後に、これも蛇足となるが、どのような機材で、963件のアクセスが行われたかを確認してみた。
 ただし、これはアクセスログに現れた個々のブラウザから判断したもので必ずしも正確とは言えない。
 それでも、最近のネット検索における使用機材の概要のようなものが汲み取れるのではないかと思って今回、集計・掲載してみた。

 順位付けをすれば、ウィンドウズパソコン、アンドロイドスマホ、iPhoneの順になる。
 まだ、ウインドウズやマックのパソコン、あるいはiPad等パソコン形態でのアクセスが半数程度を保っていることが嬉しい。
 この集計をする段階では、圧倒的にスマホ(アンドロイドやiPhone)が多いのではないのか想定したが、5割弱という結果であった。
 しかし、考えなければいけないのは、半数近くがスマホで見ているということだ。
 今まで大きな画面のパソコンで見るのを想定して作ってきたホームページでは、スマホなどの携帯電話には対応できないものも出てくるということだ。
 確かに自分のホームページをスマホで見ると、画面を拡大しなければならず、拡大したものは1行の文字数なども含めて左右に移動しながら読まなければんらない。
 これは非常に不便であって、閲覧する気が失せてしまう。

 そろそろ、スマホ対応のホームページにデザインからして変更する必要があるのではないかと、痛感しているところである。
 今夏までには何とか対応したいと思っている。