最近のアクセス-2013年5月


 4月中旬からアクセス数が急伸している。
 この時期にどのようなハーブにアクセスが多いのかを確認するため、4月13日から15日にかけての任意の時間の3時点を中心に400回以上のアクセスをアクセスログから抽出した。
 そのうち、個別のハーブの説明のページあるいは画像が掲載してあるページに限って抽出したところ、これらに当たったアクセス数は全部で954回であった。。

 その結果が左の円グラフである。
 ハーブの名前の横に書かれている数字はアクセス回数である。

 アクセス回数のトップは「レモングラス」で180回、。
 そんなにレモングラスって注目されていたのかと思えるぐらい多い数字である。
 単に東南アジアの食材としてだけでなく、殺菌効果もあり、またティにすれば香りも良い。
 ある意味でトップにランクされてもおかしくない存在であるとは思うのだが、一般的なミントやタイムをなどの良く知られているハーブから考えれば、レモングラスというハーブを選んだということは、栽培の面などから考えれば、ハーブの嗜好が中級者コースに入ってきたのではないかと思えるような結果である。

 第2位はミントである。ミントはいろいろな種類があるが、今回はそれらを分類せずに「ミント」でまとめた結果である。
 これは入門のハーブということが出来る。育てやすさもさることながら、利用できる範囲も広い。
 ティに最適で、サラダにも使うしケーキやアイスクリームのトッピングにも使われる。大量に収穫できれば浴材にも使える。
 まあ、第2位となっておかしくないハーブである。


 第3位がローズマリーというのもわかる。
 最近は公園の下草として植えられていたり、また車道と歩道の仕切りの緑地帯にも使われていたりで、日常の多くの場所で目にするようになった。
 ハーブとしての栽培は比較的容易で、関東地方などでは庭に植えておけばかなりの大株になる。ある程度雪が降っても十分に越冬するので手間がかからない。
 またハーブとしての利用もいろいろでき、大株が1株あれば1年中楽しめるハーブである。

 第4位はマートルである。
 これも意外な順位である。
 マートルってそんなに有名なのかと思えるのだが、考えてみれば、マートルに関して言えば、わからないから検索エンジン等で探された結果ではないかと考えたほうがよさそうである。
 このマートルの特徴は花の美しさに尽きるということになる。
 咲き始めから散るまでわずか3日程度の白銀色の花が着くわけだが、葉の緑色とも相まって、実に美しい。
 ハーブの花の中では最も好きな花である。
 もちろん、葉は香り高く、ハーブとしても肉料理などに利用できる。

 ルバーブが5位にランクされているが、これは季節的なものだろう。
 ちょうど今は花が咲き終わり、葉が利用できるまでになってきている。
 5月のルバーブが最も瑞々しく、その利用方法のさまざまである。
 近年、各地でルバーブの栽培がおこなわれるようになったし、また、農物産市や地元産品を扱う店などでも、ルバーブジャムなどがそれなりの高値で売られるようになった。
 時には素材としてのルバーブの茎をそのまま売っているようなところも出始めている。
 それにしてもルバーブジャムは高すぎる。
 ほんの小さな瓶で500円〜600円は高い。
 茎の長さが1メートルにも達し、ジャムの小瓶であればそれだけで2瓶か3瓶はできる。
 ルバーブは一度植えれば手入れの手間は別としてもどんどん増えていくし大量に収穫できる。
 素材としての価値はかなり安いものだと認識している。
 まあ、人気があるからということだろう。だからアクセスも多いということになるのかもしれない。

 6位以下でちょっと残念なのは、ハバネロが15位と低迷しているところである。
 育てやすさの上に、最近ブームとなっている「激辛」という面もある。
 意外と言えば意外なランキングなのだが、これは自分のハバネロやジョロキアに対する思い入れがありすぎるのではないかと逆に思ったりしているところである。

 と言うことで、今回はアクセス件数から見た、ハーブの注目度というのか興味度を調査してみた。
 このような調査は、本来であれば毎月行い、季節の変化に合わせて、あるいはその時の注目度に合せて推移をみると結果として面白いものになりそうである。
 次回は5月末・・・・6月中旬となりそうである。