10月31日のレースの感想


今回天皇賞の観戦も兼ねて初めて府中競馬場へ遠征したのだ。いままでにジーニアス君を観戦したのは2回。3度目の生観戦である。
今回の遠征の前の週、本栖湖特別にも登録しておりどちらのレースに出るか厩舎側では迷っていたそうだ。結果南武特別に出走を決めて僕としては生で観戦でき感謝である。

 東京へは新幹線を使い当日移動。そういう事もあって競馬観戦は午後からとなったが、競馬場に着いた時には6Rの発売の最中でジーニアスの出走する9Rにはまだ余裕があった。はじめて見る東京競馬場は大きかったよー。中京と同じ左回りながらスタンドから4コーナーを見るとはるか彼方・・中京とはまるで違う。直線が長いとは聞いていたがこんなに長いとは・・・。滑走路という表現を使う競馬評論家の人も入るそうだが確かにうなずける。

 さて、今回は馬券でもジーニアス君を応援できる訳だが・・・それにこたえてくれる事ができるだろうか・・?

レースは今年最長距離となる2400m血統的には問題無い距離のはずだがここまで2000m以下を使ってきていることを考えると多少の不安は残るものの前走の江田勇亮からの乗り代りで関東のトップ蛯名正義に乗り代り。更に前走2着となれば嫌がおうにも期待も増してくる。

さて、パドックで久々にジーニアス君を間近で見る。今回はMLの佐々木夫妻のご配慮で柵寄りの上等な席で見る事ができた。目が可愛いんだ。多少のうるささはいつものこと何も心配はない。このままレースでがんばってくれれば来た甲斐があるというものだ。今回パドックでいつもホームページの写真でお世話になっているTFCの岩倉さんとはじめてお会いした。僕がジーニアス君の写真を写すのに集中していたためゆっくりお話ができなかったが、インターネット上で交流があってもなかなか会えない方とあえるのが競馬場遠征の良いところである。
今度はスタンドに移ってレース観戦。今回はMLの皆様方と合流して一緒に本馬場入りから見る。先まで間近で見ていた馬があんな小さく見える・・・2400mなのでスタンド前の発走だがコースが大きいのでそんな感想を持った。ゲート入りもスムーズ、スタートも出遅れ無し。1コーナーを曲がるとすでに小さくオーロラビジョンで観戦。向こう正面当たりで掛かりぎみなのか、少し前に行く。3コーナー4コーナーはスムーズな感じ、位置どりも悪くない。さて、長ーい直線に向いた。今まで東京巧者と呼ばれてきたのもこの直線での一瞬の切れ味が合ったからだ。しかし、今回はらしくない・・・。正面を見たのだがまるで見せ場無し、微妙に距離がこたえていたのか・・・直線ではまるで伸びを見せず9着。レース後疲れはまるでないとの話、次のレースは適距離で勝ちを狙って欲しい。