パドックに出てきたジーニアスは、前走比−4キロの馬体重 毎日王冠目当ての面々が多くいる中で、パドックも前日のがら空きぶりが 嘘のような混雑で、それほどゆっくりは見ていられなかったのですが、 ここ数戦見られたような、妙な落ち着き具合が気になりましたが、 馬体の張り、つやは良かった様に思います。
返し馬は、馬場の中央をぐっと頭を下げて走る感じで、 気合いがのってちょうどいい感じで、後は鞍上がどう乗るかと言う感じでした。
スタートして、向こう正面に向かうあたりでは後ろから数えて3番目、 しばらくしてみると、ジーニアスの位置取りは最後方。 レース自体は結果的に勝ったロードクロノスが3コーナーあたりから 一気に仕掛けて先頭に立ったところを、各馬が懸命に追いかける展開でしたが、 ジーニアスは道中もそれほど動く感じではなく、直線は大外を懸命に追って・・・
で、結果的にはメンバー中唯一34秒台の脚を使って、 2着と言うすばらしい結果でした。鞍上の江田勇亮騎手も、入線後 しきりにターフビジョンを気にしていたようでした。 レース後に戻ってくるジーニアスは、いつも通り元気な様子で、 やっぱり府中回りはあっているんだなぁ〜と実感するレースぶりでした これで次走にも大きく期待が持てますね。