毎年何千頭とサラブレッドが産まれるがその中から無事にレースに出られるのはそのうちの何割か、更に1勝以上できる馬というのは更に少ない。その中で3勝を挙げるのだからすごいことだと(すごいとしか書けないボキャブラリーの無さ・・)改めて思う。一口馬主になった1頭目がこんなに活躍するとは恵まれている。また、ここまで22戦走っているがデビュー前に軽度の骨折をわずらっていても現在こうして無事にかんばってくれているのだとおもうと、自分の生活でもがんばらなくてはと思えてくる。
さてレースの方であるが、前走までの2戦は武豊であったが今回は騎乗停止処分中のため乗ることができない、そのため乗り代りということがレース前から解っていた。今回の騎乗は蛯名。ご存知の通り'98関東のトップジョッキーである。前走が関西のトップジョッキーいや日本のトップジョッキー。その東西のトップジョッキーが騎乗とは恵まれているにも程がある。
レース前の厩舎のコメントによると前走並みの調子は維持とのこと、鞍上も関東トップジョッキーとくれば勝ちに来ているのは強く感じられる。
今回も一番人気で人気を背負っての出走。レース展開は中団を折り合いをつけながら5番手を追走。直線を向くとぐんぐん伸び2着馬を4馬身ちぎっての快勝。上がり3ハロンも34.6と過去のレースの中では最速の上がりでの競馬であった。勝ったレースはすべて東京コース。相性のよさも印象づけた。
次からは900万条件のレースに出走となる。上に上がっても勝ち負けできると信じっているので引き続きがんばってほしい。今年は5月から走りっぱなしであるのでここいらで休養に入ってもいいとおもう。
レースの配当
単 7番 220円
複 7番 120円
枠連( 3− 6) 1120円
馬連( 3− 7) 1640円
返し馬は首を上下にまるで写真を撮らせてもらえない(^^;) 周囲では「入れ込んじゃって・・・」という声も聞こえるけれども、思わずニヤリ。 「あれがジーニアスなんだよ」と。
スタートは五分。タヤスサチカゼが先頭を奪うも、道中はいたってスローペース。 ジーニアスはというと道中は5,6番手の馬群の中。比較的淡々とした流れで、 直線へ。唯一の不安は上がり勝負に持ち込まれた時の決め手が・・・ と不安視していたのも、あっという間だった。 蛯名正義騎手の指示にすぐさま反応して、気がつくと先頭へ。ちょうどゴール 前1ハロンの辺りでみていたのだが、そこではもう完全にセーフティリード。 しかし鞍上の蛯名正義騎手は、最後までゆるめずに追っていたようです。 終わってみれば、4馬身差の圧勝。上がりの34.7秒も、恐らくはジーニアスの タイムそのものかと。
2着に来たセイウンザン、3着のスイートケイ。いずれも一度は先着を許した馬だ
けに喜びもまたひとしお。これまで対戦してきた相手も上のクラスでそこそこ
頑張っているだけに、今年の6月以来の900万下でも十分やって行けるでしょう。
期待は大きく来春の重賞でしょう。