5月24日のレースの感想

昨年の高松宮杯(今年からは高松宮記念)の日に初勝利を挙げた。今年もちょうどそのメモリアルな日に同じ東京競馬場で出走する運びとなった。このレース前ジョッキーが乗り代わるかも知れないという情報もあり「またかあ?」と思っていたのだがふたを開けると結果は乗り代わりなしの田村正ジョッキー。
今日は中京でG1開催のため名古屋では東京のレースは買えない・・・。更にいつも通りこちらではリアルタイムでレースを見る事ができないので。レースの時間ぐらいになるとやっている事が手に付かなくなってくる。とはいえどうにもできないジレンマでいらいらしてくる。とはいえ、結果は気になるが結果を見るのも恐いといった状態で試験の合格発表を見るのと同じ気持ちだった。
結果は5着。このクラス昇級戦でどの程度通用するかと思っていた一戦であっただけにひとまず掲示板は押さえてくれたのでほっとしている。そう言えば初勝利挙げた後のレースも5着だったなあ。ということは次は10着??などとあほな事は言ってはいけないが次は中2週なら東京開催最終日までに1回は出走できそうである。ジーニアスは左回りでの成績がよいので東京でもう一走ほど走って成績を残してほしい。あと願わくばメインレースに出られたらもっと良いですね。

岩倉秀樹さんのターフジーニアス リバーテムズ賞観戦記
東京競馬場にて

突然降り出す雨。昼ごろからだったか、降ったりやんだりの雨模様。 ちょうどジーニアスの出走する10Rのころには多少は小降りになっ たものの一向にやむ気配はない。そう言えば、ここの所ジーニアス出 走のときはちょうど稍重の馬場だった中山のときに一度見に行けなか ったくらいだが、記憶をたどる限り、雨の中での観戦というのは、初 めてかもしれない。 前走で待望の500万下を突破し、今回は初めて経験する900万下 のレース。電光掲示板は−2キロの馬体重を示していた。まもなくジ ーニアスがパドックへ登場。いつも通り落ち着いてはいない(笑)。ち ょうど良いくらいの気合乗りといっても良いのでは・・・ 本馬場に 入ってくるときも、相変わらずチャカついている。でもこれも見慣れ たいつもの仕草。頭を下げて一気に返し馬に入る。調子はよさそうだ。 今日のメンバーを見てみると、やはりダイワテキサスはこの条件を勝 っているだけに最重量のハンデを背負っていても、力的には抜けてい るだろう。 さて、レース。比較的スタートはいい感じで出た。3枠ということも あってか一旦は3、4番手につける。しかしそこからは馬なりで中団、 それもやや後方よりの内ラチ沿いを進んでいく。3コーナーから4コ ーナーにかけてちょっと置かれるような感じ。まずい・・・ 前走は あそこで一気に馬群に突っ込んで行けたのに。が、直線に向いてから はちょうど前走と同じような馬群の中。前走で見せた脚を・・・ と 思っている中、1頭、また1頭とじりじりと差を詰めてくる。結局は 最後に一頭交わして5着でゴール。良馬場とは言え、おりからの雨で 切れ味を殺されながらも、昇級初戦で掲示板。まずは上々かな? 今回のレースは勝ち時計が1分48秒2。道中のラップで言えば、恐 らくは1000m通過が60秒をちょっと超えるくらいだったと思う ので、馬場状態を考えるとちょっとスローに近い流れだったのでは。 上がりの3ハロンも、35秒台と後方から行ったジーニアスには展開 も向かなかったかもしれませんね。次は新潟? 昨年同様良いレース を見せていただきましょう。 ご感想はこちら