5月2日のレースの感想

まず、一言。まさか休養明け緒戦で勝てるとは思わなかった。ラッキー・・・である。
事前にTFCのテレフォン案内では、仕上げは8分程度と言っていたので叩き2走目が本当の勝負だろうなと思っていたからである。しかし、レース前の下馬評をみると競馬ブックでは◎が1つ、○が2つ、×が1つとなかなかの評価であるといえる。ここまで印が付いても勝ちきれないレースが続いていたので簡単に鵜呑みにはできないのである。
しかし、競馬とはわからないものである。今回は相手に恵まれたのか休養明けでリラックスして走れたのか。田村正ジョッキーが乗り代わり2走目で手の内に入れたか。理由は分からないがとにかく勝ったのである。
レースの様子を競馬場へ観戦にいってみえた方に聞くと今までのレースでは考えられないような走りっぷりと言う。今までは4コーナーを回って見せ場は作るが4頭目5頭目で前と差を縮める事ができずそのままゴール坂というレースが続いていたが、今日はその後直線で伸びて1着。いやー、参ったと言う感じである。そういえば初勝利を挙げたレースも同じような展開で直線で伸びて一着であった。

ここで少し、今までのレース結果を検討してみたい。98年5月2日現在13戦2勝という数字は上の表からも解るのだが、レースの内訳を右周りコース左周りコースという観点で調べてみると面白い結果が見えてくる。左周りコースは東京競馬場と中京競馬場であるがこの2つのコースでの出走回数は7回、残りの6回は右周りコースである。コース別の着順 を見てみると。

コース出走回数1着2着3着4着5着6着以降勝率入着率
左周りコース7回2001310.28570.857
右周りコース6回01200300.500
トータル13回2121340.15380.692

この数字をどう読むかであるが、どう考えても左回りコースが得意といって異論はないであろう。6月2週目までは東京競馬場、得意のコースでもう一つ上のクラスをねらってほしいものである。