12月13日のレースの感想

前走の後、左前足を軽く捻挫し本レースまでに1ヶ月近く間隔が開いた。 そのため、調教もしばらく軽めで行ったそうである。 放牧ほどの効果はないかも知れないが馬の気分転換になったのではないかと 思っている。

今回の出走を知ったのは本当に急のことであった。水曜日に 知り合いからギャロップで名前を見かけたけど 出走するの?と聞かれてあわててチェック。尾頭橋特別に 出走登録していた。 秋以降500万下クラスは特別レースがほとんどなく 従ってブックやギャロップに名前が載ることが少ない。 だから、チェックが甘くなっていた矢先のことだった。 登録頭数は66頭。どう考えてもフルゲート16頭の 中京では出走できるかどうか微妙なところである。

また、このレースには公営所属のオグリシャダイも登録してきており なかなか、レベルの高いレースになりそうにみえた。 金曜日、出走するのかどうを競馬ニホンのページでチェック。 6枠11番で鞍上田村正光(乗替)で出走。 また、ライバル馬の様子を見るとオグリシャダイは 平場のこのクラスに出走。あとは、関西馬が多くレベルが解らないが 簡単に勝てるとは言いにくかった。

デビュー戦の中山以来生でジーニアスを見ることはなく また、地元中京でのレースとあって気合いが入る。前日写真のフィルムを 買ったりビデオの予約をして当日に備えた。土曜日は絶好の天気。 レースは午後からなので昼過ぎに中京到着。ちょうど7Rの締め切り間際だった。 土曜日それも裏開催なので中京の人出はそれほど多くない。 パドックで写真を撮るにも苦労はなさそうである。 9Rの本馬場入場が終わってしばらくするとパドックに 10R出走の馬達が姿を見せる。半年以上ぶりにジーニアスと再会である。 デビュー戦の時と変わらず相変わらずうるさいところを見せている。 だいじょうぶかねえ。このときテレビではブックの米満さんが 「この馬調教は動かなかった見たいですけどね、馬体を見た限りでは 穴の一頭ですね。」のコメント。やっぱりそうか・・・。 homepageでも時々写っているが馬を引く厩務員さんの 顔は同じであった。乗り替わりで少し不安だが ジョッキーの田村(正)さんに 遠いところご苦労様、勝って下さいねとエールを送った。

本馬場入場とともに僕も移動。久々に緊張する。ターフビジョンに 順番に馬が紹介されていく。輪乗りも終わってゲートイン。 そしてゲートが開いた。出鞭を入れているようだ先団の好位に 付く。なかなかの位置取りである。向こう正面3コーナへと 徐々に前に出る。4コーナー先頭に4頭並んだ、いい位置! 思わずげんこつに力が入る。ここからーー伸びろーの 声もむなしく交わされていく・・。写真も取り損ねさらに結果は 写真判定の結果5着。また、5着か・・。6着に比べたら 大きな差ではあるが、なかなか勝てない。 未勝利脱出後このクラスでは勝てる力があるといわれてきたが その声もむなしく聞こえる今日この頃である。

年明けから5歳馬という事でますますがんばってもらいたい今日この頃である。 今年最後のレースは勝って締めくくって欲しかった。