3月4日のレースの感想


 生でジーニアスを見たのは今回で4回目である。生で見たときは少なくとも結果が良くないので見に行くのは避けたかった。しかし、せっかく近所まで走りに来るのだから見に行ってやらねばならぬ・・と、小雨の降る中、中京競馬場へ向かった。
 土曜日で雨という事で競馬場へ来ている人はそれほど多くない。競馬場についてのはちょうど9Rのパドックの時。この時馬場コンディションは「良」であったが9R終わった直後、「稍重」に変更になった。
 各競馬予想紙にはありがたい事に(?)、中京のメインレースの本命は「ターフジーニアス」とか景気の良い事が書いてあり、ブックでも◎ばかりでこちらとしてはそこまで推してくれるのは嬉しいがだめだったときはどうするのだろうか・・・。とかえって心配になってしまた。他のレースを観戦している最中も周りの馬券おやじの検討している話し声が聞こえてくるのだが、6番は固いだろうとか・・不動の軸だろう・・とか言っているのが聞こえてくる。ますます、心配だ。
 10Rの馬が本馬場入りしたのでパドックへ行って今日のできを確認に行く。いつも通りのジーニアスという感じがした。いつもは伸び放題のたてがみも今日はきっちり揃っている。「雨」「短い直線」、「小回り」、「屋根」と心配要因が大きく競馬新聞の評価とは裏腹にとても手放しでは喜べない。
 馬道に消えていくのを見た後、ウイナーズサークルの所へ行き本場馬入場の様子を見る事にした。雨という事も有って屋根の無いこの周りはひとけがあまり無い。1枠1番の馬の親衛隊だろうか、「この勝負は勝てるはずだ」とわいわい言いながら僕の横で写真を撮っている。非常に気分が悪い・・。まあ仕方の無い事だが。案の定負けてるし。
 レースは枠入りが終わるとすぐにスタート、心構えをする前にゲートが開いたのでなんか拍子抜けした。スタンド前の直線では後方2番目辺りを走る。向こう正面辺りでは 中団まで上がってきており手応えも悪くなさそう。そして最終コーナー外から仕掛けに掛るが、何といっても中京の直線は短い。上がってくるのだがジリジリとしてなかなか差が縮まらない。やっと前に取り付いたというところでゴール板・・・。あれれ・・。
 こんかいもまただめだったか・・あれだけ期待されながら結果が残せないのは僕に似ているからなのか・・・。レースの間隔が開きすぎたからなのか・・・。ともかく月曜日のブックで敗因の研究をしたいと思う。次走は何としても勝たねば。