6・おまけ

持っていくとよいもの
●メモ帳と3色ボールペンとマーカーと地図
 私は海外に行く時に、小さなメモ帳(マルマンのポケットサイズクロッキー帳、S161)とボールペンは必ず持って行きます。どこにいきたいか、行ったか、いくら使ったか等をちょこちょこと覚え書きで書いて行きます。筆談にも使えます。毎回同じメモ帳を持って行きますので、旅のしおりがわりにもなります。友人情報でも「メモ帳をいつも持っててください。それに金額を書いてもらって、ごまかされないようにするのに便利です。皿とか細かいものを買う際、これ一枚いくらで何枚、みたいな感じレシート状態でいくと便利です。」とのことでした。
 マーカーと地図は、行きたい所をチェックするのに使ってます。今回の歩き方ポケットのミニ地図(切り離して使えます)は非常に役にたちました。歩き方を広げるとすぐ日本人とわかってしまいますが、これでは大丈夫です。書き込みもしやすいですし、こういう地図が増える事を期待してます。外国でもらえる地図も見にくかったり、字が小さかったりと非常に使いにくい(お土産には良いが)ですので、このポケットに入る地図はお勧めです。
●かさばる荷物を入れるためのバッグ類
 籐の篭や陶器、お菓子など、お土産物はかさばるものばかりです。帰りの荷物量(重さよりも、かさばることに注意です)を十分予想してください。小さく折り畳めるバックパックや布のバックなどは少し多めに持って行っても損はないです。現地でビニールのバックや籐の篭を手に入れる事もできますが、耐久性に問題がある場合もありますので。
●薬
 ふだん使っている薬がある方はもちろんそれを。また、周りのすすめもあり、正露丸と虫刺され、虫よけのスプレーを持って行きました。あとは絆創膏とか。虫刺されはソンベで役にたちました。正露丸の出番は無かったです。
知っておくと便利なこと
●国営百貨店
 友人の情報では「買い物なんですが、日程に余裕があるなら、まず、国営デパートで下見します。ここが、価格においての基準になるからです。(噂で、国営デパートが、工事で今、閉鎖との話もあります)ここでは、刺繍のクロス類が豊富なお店がありますので、是非どうぞ!」とありましたが、雑誌等の状況の通り、現在閉鎖されております。よって価格の基準判断がしにくくなっています。
 私の行ったマキシマークなどは高い部類のマーケット(日本の紀ノ国屋とか明治屋とか成城石井みたいなものかな?)ですので、本来のベトナム物価とはあわないかも知れませんが、参考に行かれて損はないかと思います。
 個人的にはそういう地元のスーパーとかで買い物するのが一番そこの国の雰囲気にひたれるかと思います。ヨーロッパに行った時もそうしてました。物価も分かりやすいですし、定価も書いてありますから。(某国のスーパーで子供向けのお土産用のミニチョコバーを50個くらい買った時には、さすがにこの日本人何をこうてんねん!と笑ってましたが)
●ドルとドン
 今回一番頭が痛かったのはドルとドンです。ドンは再両替えが基本的に不可能と聞いています。ドルが使える所でもおつりがドルだったりドンだったり様々です。(基本はドン返し。ドルでおつりが返ってくれば、ラッキーと思いました)私はホテルで両替えし、あとは毎日精算して、ドルとドンがどのていどあるかを把握して、ドンが多くなりそうであればドンで支払いを増やしたりと、かなり苦慮しました。ドルの方が値引率が高いという話しもありますが、本屋など通常観光客を相手にし無さそうなところではレートがあんまりよくなかったりします。ドンの紙幣は一通りお土産としてお持ち帰りしましたが、結局最後に大分余ってしまいました。うまく使い分けて下さい。尚、空港に余ったドンを寄付するボックスもありますので、最後そこに寄付をしてもいいかと。
●お金やパスポートの持ち歩き
紙幣しかないので、楽でした。
 けっこうスリ等もあるとのことでしたので、使わないパスポートや帰りの航空券、予備のお金は客室のセイフティーボックスに預けました。暗証番号を自分で設定できるタイプが置いてありました。
 お金はバックパックの奥底に大きな額を忍ばせ、財布は使っていません。持ち歩きはスリ等の対策の為に、ポケットにはだか銭をつっこむ方式でいきました。私は左に10ドル、右に10ドル相当のドンをつっこみ、必要に応じてそこから出し入れをしています。コインが無いので大変楽でした。足らなくなったら、レストラン等気が抜ける所で補充するという方法。これであれば、万が一ひったくられても大した額ではないので安心です。(バックパックのお金には気をつける必要がありますが、ここもその日の最低限のものを入れておけばいいかと。)実はベンタイン市場などでお金がたらなくなり、やむを得ずバックパックのそこからドルを出して使いましたが、かなり危険でした(周囲の人の目が私に集中していたらしい)ので、気をつけて下さい。
●値切り
 値切るのが可能という情報でいきましたが、ガイドブックに載っているような店はほとんど値切れませんでした。定価の札が入ってますので。ベンタイン市場は値切れると思いますが、根比べかもしれません。ま、チャレンジしてみてください。
●タクシー
 友人の情報では「タクシーに乗車前も、メモ等用意されて、行き先を伝えて、金額を決めてから乗ること!平気でボッてきます。」とありました。私達はタクシーは使いませんでしたので状況はわかりませんが、気をつけて下さい。また、ホテルの前にはタクシーがたむろしてます。白いタクシーと赤いタクシーが目立ちました。(すみません、このタクシーがちゃんとした料金ではしるかどうか?です。ただ、ちゃんとしたホテルで呼んでもらうのがいいとは思います。)
●コンビニとマクドナルド
 世界に数多存在するコンビニエンスストアや、マクドナルドは発見できませんでした。もしかしたら、どこかにあるかもしれません。探してみて下さい。尚、コンビニに該当しそうな、よろずやさん(ジュースバーとか、雑誌スタンド(それも外に立て掛けてあるだけ))はありました。雑誌スタンドも沢山雑誌があったのですが、ちょっと近寄る事が出来ず、内容は確認できませんでした、
●お酒
 ビールは私が飲んだ限り、333サイゴンビールしかでませんでした。味はそこそこかと。(割と薄めかな)あとはワインをのみました。
●チップ
ベトナムにはチップの習慣がないとのことで、どこもチップは支払っていません。(枕銭も不要)
おすすめの場所
●チョロン、ビンタイ市場など
 私は行く時間がありませんでしたが、歩くと遠いそうですので、タクシーでどうぞ。「ベトナムの生活そのままが現れてて垣間見ることができます。是非、一度!行ってください。ここでのお勧めは、プラスティックの食器です。」だそうです。
●オーセンティックとムーンフィッシュカフェ
 オーセンティックはドンコイ通りに2軒あります。私が行ったのは北側の店ですが、グランドホテルとマジェスティックホテルの間にもあるようです。「隣にある、「ムーンフィッシュカフェ」は、売ってる皿を使用して、食事を出してくれます。実は、私はここの食事が好きで何度か行きました。清潔だし、夜は雰囲気いいし、美味しいし。アスパラとコーンの卵スープが絶品です。」との情報があります。
●雑誌のショップ情報と現地
 私が参考にして行った2冊の雑誌のショップ情報には間違いは無さそうでした。あとは好みでしょうか。時間が無い方は雑誌のイメージから決め打ちで店へ突撃してもいいと思います。時間のある方はじっくりと比較して、自分の欲しいものを探して下さい。価格の差も出てくると思います。(日本人の経営している有名店は少し高いという噂もなきにしもあらず)
おすすめのお土産
●陶器
 バッチャンやソンベ、市内の有名店で陶器を買われたら、必ず機内持ち込みにしましょう。市内の店ではエアーキャップ等できちんと包装してくれますが、普通の店では新聞紙にくるむ程度です。私は日本から引っ越しの時に使う薄いスチロールのペーパーの束と、機内の新聞を持ち込み、帰りはバックパックと、店でもらった籐篭のようなものに厳重にくるんで機内に持ち込みました。もちろん、足元にしっかりおいておきました。
 また、買う時には傷などがないか確かめましょう。中島誠之助流に茶わんの縁をつめでチンチンと弾くと、割れていれば濁った音がします。と確認して買ってきたものでも、製造当初からの貫入(ヒビ)が水につけたらでてきたというものもありました。ま、味わいがでるといえばそれまでですが。

ソンベの陶器(店頭にて)。大型陶器が多い。

●アオザイ
 アオザイには興味が無かったのでオーダー等はしませんでした。土産物屋やホテルでもオーダーを受け付けてくれるみたいでした。尚、白いアオザイのお嬢さん達がおられたら、ベトナムの女子高生らしいです。非常に清楚な感じをうけます。

アオザイ姿の女子高生。


 

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