香港旅行コラム

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気候と服装
 11月の香港は雨はほとんど降らず、気温は20度前後。湿度は高いときで80%もありました。ですから、実際の気温よりも暖かく感じます。表現するとすれば生ぬるい感じというところでしょうか。
 ですから、服装は秋口の日本の服装で良いかと思います。また、気温に応じて1枚増やしたり減らしたりできるようにしておくと、夜間少し涼しくなったときでも対処できます。
 ちなみに香港人の服装をウォッチングしてみましたが、正直ばらばらです。ノースリーブの人もいれば、コートを羽織っている人も居ました。あまり当てにはなりませんね。また、この時期でも、ホテルを始め建物の中はエアコン(冷房、除湿?)が効いていて、外よりも寒いことがあります。

 12月末から1月、2月の香港はもう少し気温が下がり場合によっては14,5度まで下がります。暖房が必要になるほどです。実際に香港のホームセンターでは電気毛布などの冬用商品も売られていました。

海外で使える携帯電話について
 今回の旅行ではドコモのworldwalkerという日本で使っている電話番号をそのまま海外で使用できる携帯電話をレンタルしていきました。
 未確認では有りますが、他の携帯電話会社でも同様のサービスがあると思います。

 ドコモのレンタル料金はFORMとMOVAで料金が異なりますが、1日あたり200円から300円で借りられます(ネットから申し込んだ場合)。通話料金は国や地域、通話相手により異なりますので、行く方面によって確認は必要ですが、香港内での通話では1分約80円程度です。また香港では通話をしなくても着信だけで通話料が70円程度とられるので注意が必要です。

 手続き方法は各携帯電話会社により異なりますが、ネット上から申込みを行い、空港での受け取り・返却、宅急便での受け取り・返却など選べます。料金は通常の携帯利用料金に追加する形で請求されます。

オンラインチェックインについて
 今回の旅行ではキャセイパシフィック航空のサイトから直接航空券の手配をしましたが、一般に旅行代理店で手配した航空券であっても、「ザ・クラブ及びアジア・マイルの会員の方、またはオンライン予約にユーザー登録」していればオンラインチェックインが可能です。

 出発の48時間前からチェックインが可能で座りたいシートも選べます、空港では一般のチェックインカウンターではなくオンライン用のカウンターもしくは、空港によってはビジネスクラス用のカウンターなどで荷物を預け搭乗券を発券してもらえます。今回実際に利用してみて、かなりの時間の節約が出来ることが解りました。通常のチェックインでは、少ないカウンターに100人以上の乗客が短時間で殺到することになるため、手続きをするまでに結構な待ち時間を要する場合があります。しかし、専用のカウンターで手続きでき、またこの手続きを利用する乗客もまだ少ないため時間の短縮になります。

両替について
 前回同様、両替所はいくつか比較して両替をしました。表は10000円を両替したときのHK$です。事前に考えていたとおり、重慶大履内の両替所で両替するのが最もレートがよいことを再認識しました。ただ、重慶大履内でもいくつかの両替所があり、入り口付近の両替所はレートが悪いです。また、街中の両替所、特に大通りに面している繁華街の両替所のレートが悪いです。両替時の注意としては、SELLとBUYの両方の価格がかかれていることで、見間違えると大変なことになります。「We SEll」、「WE BUY」とかかれていれば解りやすいのですが、両替所が日本円をいくらで買いますよということ、日本円をいくらで売りますよということになります。迷ったときには少なくとも価格の安いほうが日本円から香港ドルに両替する価格だなと思えば間違いないです。
日にち空港重慶大履街中の両替所
11/23689$
11/24749$610$〜680$前後よくて700$
11/25751$610$〜680$前後よくて700$
11/26610$〜680$前後よくて700$
11/27754$610$〜680$前後よくて700$
11/28742$610$〜680$前後よくて700$
 重慶大履は治安面でいろいろ心配されることを聞きます。実際に、ビルの入り口には、いろんな人がたむろって居ますし、中の照明も決して明るいとはいえません。また香港人よりもむしろアフリカ系、インド系の住人・旅行者が多く出入りしています。しかし、僕が行って見ている限りでは警備員がビル内には常駐していること、エレベーターホールなどは監視カメラが設置されていることなど、治安面の不安を解消する努力がなされていること、また旅行者自身が財布などを人前で出さないなど最低限の防衛をすれば心配するには及ばないと思います。ただ、夜間や深夜などは避けたほうが良いかもしれません。
 地球の歩き方をみますと重慶大履にはバックパッカー御用達のゲストハウスもいくつか入っており、安い旅行をしようと考えている人にとっては大変にお役立ちスポットであることも事実です。
オクトパスカードについて
 今回の旅行で最も頻繁に使ったのがオクトパスカードです。オクトパスカードはMTR(地下鉄)の切符代わりに利用するもので、非接触型ICチップを埋め込んだカードになっています。利用法はいたって簡単で、オクトパスカードを改札の読み取り部分に近づけるとゲートを通過でき、下車駅の改札の読み取り部分に近づけると運賃がカード内にチャージされた、お金(電子マネー)から減らされる仕組みです。
 日本だと東京などで使われているスイカに近いのかな?
 現在ではMTRの乗車だけでなくバス、KCR(九広鉄道)、パークン、ウェルカム、セブンイレブン、地下鉄構内の自販機など、スーパーやコンビニなどで電子マネーとして利用できるようになっています。

 オクトパスの種類は大きく2種類あり、写真の一番上4枚写っているのが、通常言うところのオクトパスカードで大人用、老人用、子供用、学生用です。大人用は150HK$で内50HK$は保証料です。100HK$分使え必要に応じ、駅構内にあるチャージ機もしくは客務中心で増やしてもらいます。最低50HK$から増やすことが出来ます。また、チャージ機の近くには必ず、残量がチェックできる機械も置いてあるので残量を確認することが出来ます。
 100HK$を使い切った場合、一度だけ保証分の50HK$から支払いが出来ますが、次はチャージしない限り使えません。

 次に下から2番目が観光用オクトパスカードで、220HK$と300HK$の2種類が有ります。MTRの3日間乗り放題と20HK$分の料金、エアポートExpressの乗車券がついています。往復か片道かで220HK$か300HK$の違いが有ります。また、通常のオクトパスカードと同じで電子マネーが足りなくなればチャージできるので使い方は通常のものと全く同じです。今回は日本に持ち帰ってきましたが、このタイプはMTRの駅で清算でき保証金も戻ってくるようです。
 また、オクトパスカードを使うメリットとしてMTRでは通常運賃に比べオクトパスカードで乗車した方が運賃が安く設定されています。(写真参照)

 今回の旅行では220HK$のオクトパスカードを購入しました、24日に購入しその日にMTRを利用したので3日分の26日いっぱいまでMTRが乗り放題のはずでしたが、27日まで乗り放題が使えました。
 帰国後、オクトパスが4日間も使えてしまった利用を考えてみたのですが、利用を開始した24日はMTRで尖沙咀駅から九龍塘駅まで移動しKCR EASTに乗換、沙田へ移動し、帰りは沙田からKCRで紅(石勘)←(これで一文字)駅まで移動したのみでこの後MTRは使いませんでした。
 確証は有りませんが、この使い方が結果的によかったのではないかと思いますつまり、 現在KCRで尖沙咀東駅から九龍塘駅を通って沙田駅まで直接行くことが出来るため、MTRから直接KCRに乗り換え沙田に移動したため尖沙咀駅から九龍塘駅のMTRの乗車が無視され、またこの日は他にMTRを利用しなかったため、1日にカウントされなかったのではないかと。

 理由はどうであれ4日間利用できたのはラッキーでした。


画像をクリックすると大きなサイズで表示されます。

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切符の種類です。 尖沙咀からの運賃表です。左側に目的駅、薄緑のところが一般運賃です。薄緑のうち左側がオクトパス使用時の運賃、右側が通常運賃です。
スーパマーケット&免税品の買い物について
 香港旅行といえばグルメかショッピングが目当てという方がほとんどだと思います、いわゆるブランド品などは、九龍側、香港島側などにたくさんあるショッピングアーケードで欲しいものはほぼ買えると思います。香港は自由貿易港なため関税が掛からず日本で買うよりも安くモノが買えるというのがメリットです。また、ヨーロッパ旅行のときのように、税金の還付手続きは不要です。今回の旅行でいくつかのブランド直営のショップを回りましたが、どこにある店舗でも売られている価格は同じでした。しかし、コスメ関係では、店舗により価格が少し違うものもあるほか、一般売価から割引をしてもらえるところもあるので、遠慮なく価格を聞いてみると良いと思います。

 一般のお土産などは、裕華國貨や中藝などチャイナグッズを扱う百貨店のほか、街中にたくさんあるスーパーで香港ならではのお土産を探すのも楽しいです。香港でチェーン展開している有名なスーパーとしては
恵康Wellcome
百佳PARK'N SHOP
などがあります。ハーバープラザ内には日系のCity's Superなどもあります。また、郊外にはジャスコなどもあり、日本の食材も簡単に手に入ります。スーパーでは有りませんが、「無印良品」もあり、日本で売られているものがそのまま香港で売られています。商品には日本語の説明や価格がそのまま入っていてHK$の値札が貼ってあります。HK$に換算すると日本で買うよりは少しだけ割高になりました。コンビニは、セブンイレブンなどがいたるところにあるのですぐに何か欲しいときは便利です。

飲み物について
 香港の水道水は硬水であり、また衛生的な問題もあり生水を飲むのは避けて欲しいということで飲料にするなら水道の水は加熱する、歯磨きなどでは使う程度にしていました。
 飲料用には、スーパーで売られている水(蒸留水やミネラルウォーター)やお茶、炭酸飲料、コーヒーなどを買って飲むことになります。
 あくまで今回の旅行中での話ですが、330mlの蒸留水のペットボトルが最安値で1.9HK$で売られていたほか、500mlのペットボトルでも5HK$前後で買えると思います。また、まとめ買いすると安くなることも有るので、スーパーで買うときは要チェックです。MTRにある自動販売機ではコーラや水などは一律6$ていどで売られています

 今回の旅行中お茶は1度しか買いませんでしたが、香港製のお茶はいわゆる日本でいう緑茶のみとかウーロン茶のみというのは少なく、緑茶に蜂蜜と人参をミックスしたものなど味がついたお茶が多いです。紅茶も甘めなので、のどが渇いたときに飲むと余計に乾くかもしれません。

フットマッサージ
前回の旅行では、旅行代理店を通してホテルまで出張してもらうフット+全身マッサージをしてもらいましたが、今回は銅鑼湾のフットマッサージ店に出向きました。

 ガイドブックにもメジャーなところがいくつか紹介されているほか、割引券もついていることもあります。実際に街を歩いて探してみると、歩道に勧誘の看板を出しているのものには安いもので80HK$程度で行うところからありました。しかし、どのような内容で80HK$なのかまた、施術する人の熟練度が問題になる上、怪しげなところでは、後でぼられても危険です。見極めは非常に難しいですが、ガイドブックで紹介しているところならば、まず安心して受けられると思います。現地で探すのであれば、香港人がよく行くところ、もしくは利用しているとされているところを選んで行くといいとおもいます。実際には行って見なければどの程度かはわからないのが事実ですが。
 また、有名店では予約をした方が確実にやってもらえるほか時間のロスが少ないと思います。

持って行けばよかったもの要らなかったもの
持って行けばよかったもの
  1. 方位磁石 今回の旅行では地下鉄の駅などを出た後、方向がわからず思っていた方向とは全く違う方向へ歩いていってしまったことが多かったことから、必要だなと。たとえ地図があっても、方向がわからなければ十分に使えませんからね・・。
  2. 胃薬 本来は用意して行くべきものだったのですが、今回は咳止めシロップと痛み止めは持っていきましたが胃薬は持っていきませんでした。
持っていったけど要らなかったもの
  1. コンセントの変換プラグ(変圧器では有りません) 香港のコンセントの形式はいくつかありますが最近の形はBF型のコンセントプラグです。日本の電気店でもBF単独の型なら300円程度で変換プラグが買えます。万能型のものでは1500円程度で売られています。今回の旅行ではデジカメのほかシェーバーを持って行くため充電に必要と考えあらかじめ変換プラグを購入して行きました。
     しかし、ホテルにはシェーバー用に日本の型のプラグが差し込めるコンセントが合ったほか、レンタルしていった携帯電話の付属品に万能変換プラグが入っていたため用意して行く必要がありませんでした。また駄目押しで、佐敦道ぞいの雑貨店(ジャンクショップかな)で変換プラグが5HK$ほどで売られていたので、わざわざ日本から用意して行くほどのものではなかったなと思いました。

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