ダニが突然やってくる ■ダニが家に猛繁殖していることに気が付くのが遅かった、   春につばめが巣をつくった・・・つばめがもってきたのであろう。           4月から急に体がチクチクしかゆい、夜中に目がさめることが多くなり、昼間でも体がかゆい。   昼間に居眠りが多くなった。体を調べたら「動く黒い小さな点」を発見→拡大鏡(20倍)で調べる→インタ   ーネット図鑑で調べる→「イエダニ」であった。   皮膚のイエダニを粘着コロコロで取り除く、ダニ駆除はバルサン、掃除と布団天気干し、   フマキラーダニブロッカー、アース薬用ノミ、ダニ退治等を散布効果なし。   キンチョール殺虫剤で駆除できた。   家の周りを調べたらツバメの巣から落ちたフンにイエダニが埋め尽くしていた。ダニが列をつくって   ベランダや窓に入ってきていた。家の周りを水で洗いキンチョール殺虫剤(10本程度)を行った。   ダニの好きな環境    ・温度10〜35℃ 湿度50〜90%    ・フケ、アカ、カビ、花粉を好んで食べる    ・光が当たらないところ   フトンや下着や衣類をコインランドリー洗濯、その際に洗濯用酸素系漂白剤を使用し、高温乾燥を行った。   床やフトンや下着や衣類にダニクリンをスプレーした。通り道に粘着テープ ■野ネズミが家に住みついていることに気が付くのが遅かった、  夏に野ネズミが突然部屋に入っていた・・・夏は暑いので玄関のドアを開けていたからであろう。           ある日、部屋に置いている鉢植えした植物の土荒しがあり何があったのだろうと思っていた、   繰り返し発生していて、ある日、目の前に大きなねずみと目があって、逃げてしまった。   部屋の2階を隅々まで調べてみると、タンスや柱をかじられ、洋服に穴、食べ物を撒き散らされていた。   ホームセンターでネズミ捕り機750円を3つと、ソーセージやチーズ買って来てセットした。   夜、寝静まると野ネズミがゴソゴソしているが、まだ捕獲できていない。    ・ネズミ捕りカゴ  3台    ・エサ パン、サンマ、ソーセージ   賢いねずみはカゴの中に入れたものは食べないが外においておくとすぐ持って逃げて食べる   8年10月10日9時30分株が大暴落だ!突然、ガッチンと音がしたので覗いて見るとネズミ捕りカゴに   野ネズミが捕れていた。ネズミ捕りカゴをセットして1ヶ月後だった。   エサは焼いたサンマの頭、部屋には水やエサとなるもの全て撤去、野ネズミが衣装ケースや隠れ家   となる箇所に穴あけているので布テープでふさぎ、部屋を薄暗くしていた。   それから体がチクチクしかゆい、夜中に目がさめることが多くなり寝不足である   また、ダニに悩まされる。   野ネズミから感染症    ネスミ発疹熱・・・・・・・・・・ペストと同様です。突然高熱、頭痛、筋肉痛、全身の痛む、発病し2日目〜8日目に発疹    ペスト・・・・・・・・・・・・・野ネズミに寄生ノミが人を刺し感染、発熱、リンパ腺が腫れ痛む、治療が遅れ50%〜60%死亡    ねずみ咬熱・・・・・・・・・・・ネズミに咬まれてから約10日後に発熱    腎症候性出血熱・・・・・・・・・肺症候群は死亡率は50%、腎症候性出血熱の死亡率は20%    ハンタウイルス肺症候群・・・・・血管の内壁を損傷して血液を血管外にもらして障害    ラッサ熱・・・・・・・・・・・・感染力の強いウイルス性出血熱    アルゼンチン−ボリビア出血熱・・排泄物の混じった粉末を吸い込んで発病 ■体がチクチクしかゆいダニを実際に採って、体の症状と何ダニか確認してみる   強力コロコロ・・・ダニをくっつける、粘着   顕微鏡・・・・50倍以上で確認し何ダニかを知る   ダニについて辞書で調べダニ対策をする          ・ダニは夜間に活動する。   ・卵 → 幼虫 → 若虫 → 成虫(10〜20日で成虫になる0.1〜1.0mm)   ・湿度50%以下11日間で死、温度50℃以上20分で死   ・病原性のある細菌、ウイルス、寄生虫卵などを拡散する。    o 吸血性のダニ・・・吸血は普通夜間に行います。皮膚炎を発症します。              6〜9月が発生の最盛期で、人への被害もこの時期に集中します。       イエダニ・・・・・ネズミに寄生し、人を吸血する、ネズミの駆除、感染症を媒介                特徴:肉眼でも確認できる大きさである(体長:0.6〜1.0o)                   血を吸うと丸くふくらみ赤黒くなる                        ダニ退治:バルサン       ヒトヒゼンダニ       トリサシダニ       マダニ・・・・3〜11月ぐらいまで活発に活動します、感染症を媒介              特徴:野山や畑や草むらに分布し、野生動物や家畜や鳥類や人やペットの皮膚に寄生し吸血                 かなり大きく肉眼で十分確認できる(体長:2.5〜10.0o)・・・かさぶたに見える                      病原体:日本紅斑熱リケッチアを保有、SFTSウイルスを保有している場合がある              急に 38〜40℃の高熱               マダニの付着予防法                 ディート(昆虫忌避剤:虫よけ剤)を有効成分とした虫よけ剤を上手に活用    o 人刺咬性(ひとしこうせい)・・・夜間に人を刺し唾液を注入し、さらに人の体液を吸う、1〜2日経つと赤く腫れてかゆみが起こり1週間ほど続く                     遅延性のアレルギー皮膚炎       ツメダニ・・・コナダニやチリダニを餌にして繁殖              特徴:先端に大きな爪をもっている(体長:0.3〜0.8o)                        ダニ退治:バルサン                     強吸引力の掃除機で掃除、湿度を低くし換気を十分に    o アレルゲン・・・アトピー性皮膚炎の原因       ヒョウヒダニ(チリダニ)・・・やや乾燥した環境を好む                     特徴:目で確認することは困難、非常に小さなダニ(体長:0.2〜0.4o)                        ダニ退治:バルサン                     強吸引力の掃除機で掃除、湿度を低くし換気を十分に    o 人に寄生する・・・少量ずつ頻繁に吸血(激しいかゆみ)し1日経つと50〜150個産卵し卵を毛髪に固着       シラミ          特徴:寄生部位は肛門毛、陰毛、胸毛、眉毛、頭髪等の根元(体長:1.0〜1.5mm)             卵は毛の根元付近に産み付けられセメント様物質で毛に固定                        シラミ駆除剤:シャンプータイプの駆除剤を薬局で    o 毛やフケや食品でコナダニやチリダニが増え、コナダニやチリダニを捕食するツメダニが増殖する              特徴:ハサミ型の口を持つ(体長:0.2〜0.5o)                 非常に小さなダニだが多数発生するため動いているのが肉眼でわかる                        ダニ退治:バルサン                     強吸引力の掃除機で掃除、湿度を低くし換気を十分に ■危険なマダニ・・・2011年も、猛繁殖している・・・注意されたし・・・マダニの本や情報は少ないので独自に調査中    リケッチア・・・細菌より小さくウイルスより大きい・・・昆虫で媒介され生きた細胞内でのみ増殖する           特徴:野山や畑や草むらに分布し、野生動物や家畜や鳥類や人やペットの皮膚に寄生し吸血              かなり大きく肉眼で十分確認できる(体長:2.5〜10.0o)・・・かさぶたに見える          マダニをつぶしたり、無理に取ると、刺さっている口器が残りリケッチアに感染、病原体(ライム病、やと病、紅斑病、Q熱、エールリヒア症)を媒介  皮膚科でとってもらいましょう。  2013年2月13日マダニ媒介ウイルス感染、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスで死亡が確認された。  有効な治療法がない  ウイルスを運ぶマダニ、マダニを運ぶ鳥獣・・・数百〜数千個のマダニが木の枝や葉の裏に群れているときもある  マダニの唾液で皮膚を溶かし、頭を強力に突き刺し吸血する・・・感染症に注意、やと病、紅斑病、ライム病、日本紅斑熱、発疹チフス、ツツガムシ病   o 吸血のまま数週間は離れない   o ウィルス感染の恐れがある・・・SFTSウィルス潜伏期間6日〜2週間程度、発症した場合、38度以上の発熱、嘔吐、下痢、食欲低下。致死率は6〜30%   o マダニは800以上もの種がある   o 一度に数百〜数千個の卵を産みます    → @ 卵孵化    → A 幼ダニ 草むらや壁や木の葉で、寄生する人を待ち受ける → 人や動物を感知して飛び移って、耳、胸、内股、肛門の周りなど吸血    → B 脱皮  2週間程度    → C 若ダニ 草むらや壁や木の葉で、寄生する人を待ち受ける → 人や動物を感知して飛び移って吸血 1週間程度    → D 脱皮   3週間程度    → E 成ダニ 草むらや壁や木の葉で、寄生する人を待ち受ける → 人や動物を感知して飛び移って吸血 1週間程度    → F 産卵  草むらや壁や木の葉で数千個産卵
o ヤマトマダニ 全土、特に東北、北海道、東北、関東中部
成ダニ 2.3〜3.2mm
o ツリガネチマダニ 関東〜九州、奄美大島
成ダニ 2〜2.8mm
o クリイロコイタマダニ 主に沖縄
成ダニ 3〜4mm
o フタトゲチマダニ 全土、特に近畿から九州
成ダニ 2.5〜3mm
o キチマダニ 北海道〜九州
成ダニ 2.4〜3mm
o シュルツェマダニ 北海道、本州北部、中部山岳地帯に多い
ライム病
成ダニ 2.5〜3.2mm
o オウシマダニこれに噛まれて感染すると、
6日〜2週間の潜伏期間を経て
発熱、嘔吐、多量の黒色便(下痢)、血尿の症状が現れ。
また、血小板数が低下し。
体中の血が固まらなく止血不良、
血尿、出血症状、多臓器不全を併発。
o タカサゴキララマダニこのマダニから、
SFTSウイルスが見つかった。
マダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
このウイルスを持つマダニが
確認されたのは国内で初めて。
 o 肌の露出を避け、明るい色の衣服の着用、裾はハイソックスの中へ・・・・体にピタッとしたスポーツタイツ、体にピタッとした長袖シャツ(ダニが入りにくい)   私はティゴラ コンプレッションロングスパッツ Sサイズ 価格 2,980円 (販売店:アルペン)          コンプレッションクールネック長袖シャツ Sサイズ 価格 1,980円 (販売店:アルペン)     ※コンプレッションインナーとは高機能インナーウェア              着圧によって血液循環が良く              汗を吸収、発散              発熱、保温作用、筋肉系や関節のケガを予防  o 布団を忌避剤スプレー、肌着や衣服を虫除けスプレー、メントール、消炎剤  o お部屋全体をバルサン  o 皮膚科でとってもらいましょう。  o マダニ取りピンセット  o マダニにクロロホルムやエーテルや焼酎やウオッカを付けると離れることもある  o 傷口の消毒      ■危険なツツガムシ(有毒ダニ)。 → 野ネズミなどに寄生するダニですが、ツツガムシ病の病原体をもったツツガムシの                   幼虫が人を刺すとツツガムシ病を起こします。・・・多臓器不全で死亡することもある。   ■ナンキンムシ(トコジラミ)   吸血する寄生昆虫 夜行性 夜間に2ヵ所以上吸血する・・・刺咬する際に唾液を体内に注入、吸血後激しい痒みさらに翌日も激しい痒み   発赤は2週間以上消えない        特徴:体長:5〜8o                    トコジラミ退治:バルサン