修那羅山の石神仏達を訪ねて(平成14年8月6日)
MURAhどんが初めて修那羅の石仏について聞いたのは、3年とチョコッと前。石仏協会に入って間も無くの談話室でした。

いろんな神様や仏様、よく解らない神仏等、造立した方たちが現世の望みを託した色合いが強く、悟りや来世への憧れとか二世安楽・念仏・極楽浄土を願った石仏達とは又一味違う、生活感溢れたそれでいて心にガンガン響いて、一人で見ていると怖くなるかもしれない。よく纏まんないけど、こんな印象を持っていました。

又ことあるごとに修那羅についての話を沢山の方に教えていただいて興味深々。早く行ってみたいものだ。。って、ズーット考えておりました。

この春、石松さんが赤提灯に修那羅山訪問のコメントを載せて下さいましたが、これが引き金になって、今年の夏休みこそ行こうと心に決め、皆さんから戴いていたままになっていた資料を整理しておりました。

談話室で戴いた、修那羅山の石神仏三分冊(写真編・解説編・種別名称造立年代編)でしょ。佐藤宗太郎さんの「石仏の旅」でしょ。(これが又臨場感溢れていていいんですよね。初訪の時の様子とか、神社に泊まって夜撮影した話なんかね。)
島亨さんの「修那羅の石神仏批評」(日本の石仏15号)でしょ。(難しいけど一生懸命読んだ(・.・;)等等
てな訳で、MURAhどんサイトが御贈りする、夏休み特別企画修那羅の石仏抜粋です。取り敢えず

第一弾14基(続編は反響とMURAhどんのスケジュール次第(^_^.)で・・・・・)チョコッと重いかもしれないけど、、、、
       配置図お持ちの方は、斎殿裏のC・E・F群の中からの抜粋になります。

千手観音(四面で十手か(◎o◎)! 何持ってんだ!(資料だと箱を持つ裸神) 胎蔵界大日如来(定印の結び方が内気っぽい)
長刀を持つ(資料は裸神) 養蚕神(桑枝を持つ 養蚕が盛んだった) 双対神(笏と冠、男女でしょうね。)
猫神(蚕の天敵鼠を食べちゃうもんね) 鬼立像(一人で見てると怖くなってきた(*_*; 角柱養蚕大神祠
大山石尊文字碑(己年の男) 猿人像でいいのか!誰が置いたのか10円玉 子安地蔵立像(表情、アジあるナぁー。(^_^)似てる
馬像(絵馬像 躍動感溢れてる 高さ20cm位なんですけどね。) 地蔵坐像(合掌してる。こちらは高さ35cm位)
夏の修那羅の雰囲気が少しでもお伝え出来たら嬉しいなぁ。10時過ぎに到着して4時間くらいいたんだけど、、、他に誰もいなかった。