丸彫り庚申像三体
 石仏始めて三年目に突入致しました.談話室や見学会・フィールドワーク等で勉強させていただいているおかげで、少しずつ時代背景や当時の庶民の考え・歴史変遷等が解ってきたようです。

 最初の見学会の時、会長から「専門は何ですか?」って聞かれて、「派手なのが好きなんです.」と答えにならないようなとぼけた返事をした事が、懐かしく思い出されます.

 相変わらず、派手な造容の良いものは大好きですが、最近は銘文をしっかり読んで、自分なりの解釈をする事にも楽しみを覚えておりますので、ちょうど二年たったし今日はMURAhどんの誕生日でもあることなので(あまり関係無いけど、、、)、派手好み派からの卒業記念に
MURAhどんの好きな丸彫り庚申を三体ご紹介することに致しました。
埼玉支部の見学会で関根さん
に案内していただきました。

初期の大津絵を参考にしてい
るようです。
(日本の石仏93号48頁)
T1ですね。
丸彫り庚申像  文化二年(1805)
埼玉県幸手市芝原 阿弥陀堂
丸彫り青面金剛像  亀戸4-42常光寺
「庚申奉待 天和三亥歳五月吉祥日」

フィールドワークで、山口さんにご案内して
いただきました。
丸彫り青面金剛(埼玉県和光市東明寺)
吹上観音百庚申

栗原さんご夫妻に教えていただきました.