久し振りに久喜市内から飛び出しまして、小台フィールドして参りました。
庚申塔関連で面白いものが沢山ありました。
1.石橋供養を兼ねた駒型庚申塔(小台珠明院)
窺惟設庚申講村邑八所之水泥憂石橋渡諸人難者也
水泥で8箇所の村人達が渡るのに困っていたが、庚申講で橋を作ったよ。。。
てな具合でしょうか。。(MURAhどんのお子様シリーズ解釈)
(山口さんはもっとちゃんとした解釈をされておりました。。念のため(^_^)
2.駒形青面金剛六基+板碑型奉造建青面金剛(小台2-47-1路傍)
見事ですよ。承応から享保にかけ70年くらいの間に造立されている。
近隣にあったのが集められたものです。
全部同じ石質。像容もかなり似ている。
三代さんが石質年代石工等について分析講釈をされておりましたが、
道標親父さんの切り口にとても似てきており、笑ってしまい
(ゴホン!!失礼)尊敬致しました。
3. 恵明寺の三猿付船形聖観音(寛文九己酉年十二月七日)
念仏講中の文字は見つかったのですが、庚申の文字が確認出来ておりません。
念仏講中は左側に刻まれておりまして、どうやら対の右側が怪しいのですが、
間が狭くて見えません。三代さん鏡を使いましたが、あきまへんでした。
まぁ、庚申塔とみて大丈夫でしょう。三猿の台座の石質も猿どんの格好も
寛文ぽいし、、、
他に寛文十二の船形地蔵(立)三猿庚申待供養等等、すっかり満喫致しました。
日ごろのストレスも大分晴れたし、、
今日も埼玉見学会に誘われましたが、ここんとこ色々ありまして、
いささか疲れ気味。。。。
今日は久し振りの完全休養にあてております。
フィールドの皆さんに感謝感謝のMURAhどん
[2002/03/17 11:58:47]