ある羽田方面の1日


この日記は01年5月のものです。 パリにアメリカに! 自分でもびっくり、外国旅行で夢気分!


(01/05/31)

うーむ、やっぱりしんどくてダメダメだぁ〜と、金曜は先週の土曜の代休を取ることにして、今晩はPSOの日ということにする(^^;。 いや〜あいさつにでかけた以外にまともにプレイ…いや、チャットするのはすごくひさしぶり(^^;。 新鮮だ(^^;。 でもなぜか今日はEU勢にあまり会えないので、めずらしく日本語で日本人とチャット…これも新鮮(^^;。 めっちゃ理解が簡単(笑)。 キーボードもなめらかに打てる(^^;。 それでも、話題は外国話で少し国際気分に(^^;。

その後、EUに放浪に出てテキトーなチームに乱入してるとまぁ、入れ替わりが激しかったんだけど、ドイツ人にまみれる展開になって、ドイツ語を少し使ったらびっくりしてくれて、初めてドイツ人と少しうちとけたよーな気がした(^^;。 大学でドイツ語は2年間習ったんだよ〜くらいならドイツ語でOK(笑)。 どーもいままでドイツ人とはうまくいかないことが多かったからなぁ(^^;。 Berlinか〜まさに行ってみたいところ。


(01/05/30)

う〜やっぱり眠い…ずっと疲れをひきづっとるのぅ;_;。 それでも、先々週あたりのTVを見る〜。

エンジェリックレイヤー…うぉ、関東大会までにひといきついて、CLAMPの美的感覚そぐわなさそーな山口勝平声の男子とエンジェルと、すっぽこな話になって急に愉快な感じだ(^^;。 妙なアイドルの娘も登場したけど、かわいくないのぅ;_;…みさきち鳩子ちゃんやそのクラスメイトのほーがかわぇぇんだからなぁ(^^;。 いや、珠代ちゃんですら(笑)。 踊りまくるヒカルの表情がぐっどだったのをチェック(^^)。

この週のだぁ!だぁ!だぁ!は…あぁぁ、音地作監回で動きまくり、100%桜井不気味節で愉快じゃのぅ;_;。 この、話や設定は極めてフツーの少女マンガドタバタコメディがなんでこんな奇怪なノリになるのか(笑)。 やっぱり変わってないな〜すばらしい(^^;。

チェックしたおじゃる丸もここんところなかなかに調子よかった(^^)。


(01/05/29)

うー、なんか妙にしんどい…らしい…フツーにしてるつもりでも、しんどそうだねぇ〜なんて言われるとは(^^;。 いまいちはっきりしないのだけど、まだ時差ボケなのかもしれん…木曜金曜で一気に直したはずなのに、土日にPSOで生活リズムがまた再逆転してスポっとハマったのかもしれんのぅ;_;。 あと、アメリカの勢いが止まらず、ついつい毎食食べ過ぎてしまうし;_;。 TVも見ず、PSOもやらずおとなしく寝る…。


(01/05/28)

あ、夏コミの当落封筒の季節だ…!!! なんと、当不良サークルKOB softはひさびさに当選しました〜(笑)。 スペースは(金)P−11aで、ジャンルはゲーム評論(セガ)です(^^;。 「めたもるふぉ〜むパリ」なんてのをぜひ出したいですね(笑)。 PSO、パリ、セガ関係で何か主張のある人は原稿も募集〜。 いや〜、ここんところ2年くらい落ちつづけてたので、何をどーしたらいいかわからん調子だなぁ(^^;;;。 ひさしぶりだ…。 しかもゲームの日なので、モロに平日なのをどーすりゃいいんだろーか(笑)。 いまからコミケモードだな〜。 この感じひさしぶり。

さて、やっとこアメリカ行ってた間のアニメも見ますかいのぅ〜と、おじゃる丸を見はじめると疲れてることもあって眠気が(^^;…じゃぁ、早くみないといけない先々週のフランス語会話も…やっぱり眠気が(笑)。


(01/05/27)

むー、せっかくの休みなのに昼間っから眠い…もしかしてまだ時差ボケ?と思うが、夜も眠くて寝てるから違うよーな気もする(^^;。

なんとか一気に1週間分のアメリカ日記を書いて現在に復活を試みる…いまいち楽しいことが少なかったので書く気分も重いよ;_;。 しんど〜。 それでもなんとか今日に追いついたし、かかった時間はパリ日記の半分もないかな(^^;。

アニメもみようとするが、眠ってしまった…ひーん、2週間も見てない…どれからどーしよう(^^;。 アニメじゃないけど、とりあえずフランス語会話だけは早めに消化しないと抜き差しならなくなってしまうな〜と思いつつ、ひさびさのPSOが楽しくてオンにオフにハマる(^^;;;。


(01/05/26)

ふひ〜しんどかったのだけど、セガの佐藤社長と香山COOと湯川元専務とソニックチームの中裕二社長とUGAの水口社長とAM2研の鈴木裕社長の全員に同時に半径10m以内に近づくという大イベントが発生したからよしとしよう(笑)。 あぁ、ミーハーだなぁ(^^;。

その後今日は気合を入れてPSO…うーん、今日はサーバーが見えてるのにEU勢に会えないなぁ〜もうすっかりごぶさたまくりだぁ;_;。 あ、Rinaとだけはちょっと話できてなんとか。 しゃーないので、マジメに日本人とレベル上げに励んだり…ひさびさのPSOでどうもうまくプレイできないー(^^;。 日本語の会話も慣れてなくて不自然に(笑)。

あ、アニメも見なきゃ…。


(01/05/25)

ひゃ〜やっぱり帰ってきたら忙しい〜でも明日はとにかく休みだもんね〜という希望が、打ち砕かれ、土曜も休めない模様。 うぅ…時差ボケか疲労かわからんけど、まだ万全でない状態の時にこれはツラいのぅ;_;。 それでも金曜夜は意地でもPSOしちゃる〜と思ったのに、重くて落とされまくる上にEUには入れず、EU勢とも会えずダメダメ…ひーん;_;。 それでもPSOしたい気分はおさまらなかったので、オフラインでしばらく遊ぶ…けっこう単純作業に燃えてしまうんだよなぁ(^^;。 ほかにもすることいっぱいあるっちゅーのに、というか、あるからこそ(^^;


(01/05/24)

帰りの飛行機は行き以上にツラい…成田経由で北京行きらしく、中国人がいっぱいなんだけど、隣の席の中国おばちゃんが傍若無人でちょっと参る(^^;…このおばちゃん、英語も全くダメらしく、フライト中に発した英語はbeerとcokeのみ(笑)。 thank youくらい言えてもいいと思うんじゃが(^^;。 そんで、横を通るスチュワーデスの香水がめちゃめちゃキツくて通られるたびに気分が悪くなるし、泣きわめく赤ちゃんとはしゃぐ子供がすぐ近くの席にいるし、UAがBAに勝ってる唯一のポイントのトイレの数は、ひとつ故障中でトイレも行列だし…ひたすらツラかった;_;。 この旅のいまいち加減を象徴するよーだ(^^;。

成田空港着〜…日本だ〜うれしいけど、蒸してるね(^^;。 といっても、ロスもシスコも日本よりめちゃ乾燥してると言われてた割には、パリほどではなかった。 パリのほうがはるかに朝起きたときのノドや唇の乾燥感があったねぃ。 帰りも雨;_;…パリの行きも帰りも、今回の行きも帰りも雨だった…なんですかそれは;_;。

そ、それにしても今回の旅はツラかったなぁ…仕事ってのが大きいけど、初めての外国でパリで大冒険ツアーに何かとくらべてしまっては仕方がないね(^^;。 どんどんマイナーな秘境に海外旅行がエスカレートしていって、どんどん危険なところにツッコんでいってしまう人の気持ちがちょっとわかったかも。 そーいう異文化性がパリよりアメリカは小さかったってのもあるけど、それ以上に向こうに友達がいるかどうかってのは大きいね…単なる旅行と、生活感に触れるのの差はめちゃ大きいと実感。 逆にPSO友達が日本に来たら、ぜひそーいう視点で楽しめるよーに迎えてあげよう(^^)。

あと、何かにつけパリと比べてしまったのもあったな〜。 西欧文明での常識と、パリならでは、アメリカならではのことが切り分けられて、面白かったというのはアリ(^^)。

まぁ、銃と車のひたすら危険な国、アメリカに行って生きて帰ってこられただけでも感謝。


(01/05/23)

あぁ、うれしいうれしい帰国の日〜(^^;。 さらばアメリカ。 仕事じゃなかったらもう絶対来ないぜ(笑)。 おまえなんか大嫌いだったし、今でも大嫌いだ(^^;。

空港で、みやげを探してるときに、パワーパフガールズの塗り絵があったので買う(^^;。 バブルスとバターカップはあったのに、ブロッサムだけない…たぶん、主人公だから売りきれてるのかな。 Beef UDONといううどんの上にたーんまりと肉がのって、ついでにタマネギとニンジンも入りまくった肉うどんのイメージを破壊するうどんがアメリカ最後の食事…やっぱりマズい(笑)。 いい肉がたっぷり入ってるんだけどなー(^^;。

飛行機にのって、ついたら明日…ふぅ;_;。


(01/05/22)

よーやく仕事最後の日〜はぁ、長く辛く苦しいアメリカももう少しだと思うとうれしくなる(^^;。 パリ行きのときとえらい違いだ(^^;。

今日はミーティングもはかどったし、向こうの会社の人と英語で雑談も堪能できて、よーやくアメリカに慣れてきた気分で、ちょっと舌の回りもよかった。 いまさら(^^;。 やっぱり英語使ってるときが一番外国気分〜。

昼食はズッシリと思いWrapとかいうメキシコ棒…米がたっぷりつまってる;_;。 日本のおにぎり5コ分か(^^;? 食べきれず。

夜は地元の人おすすめの豪華なシーフードのディナーへ…ほほぅ、メインの魚もともかく、付け合せのアーティチョークというよくわからんものがおいしかった。 暗くてよくみえなくてどんなのかも、生えてるときにどんなのかもわからんかったけど、なんとなく印象に(^^;。 料理はよかったけど、どーもカリフォルニアのワインはわらしにあわないなぁ…この日に限らず…パリの勝ち(^^;。


(01/05/21)

サンフランシスコ〜でも、こっちでは仕事が忙しいので、フィッシャーマンズワーフ界隈もゴールデンゲートブリッジも通るだけ、ケーブルカーも見ただけ(笑)。 う〜ロスではなく、こっちで休みがあったら観光もできたのだろけどな〜。 それでも霧煙るゴールデンゲートブリッジはけっこう風情があったかな。

ミーティングで、こっちへ来てよーやく初めてまともに英語でまとまった量の会話をしたよーな…団体行動と店くらいじゃなぁ(^^;。 パリでは朝から晩までひたすらAurelienと英語で会話をしてたのとは大違いで、実に英語を使ってない;_;。 でも、それで相当鍛えられてたのか、初アメリカのわらしでも、アメリカ慣れしてる他の会社の人と十分張り合えるくらい英会話できるよ、わらし(^^;。 こんな感じの出張だと10回分くらいの英語力(というか、英語を恐れないでわからなくてもテキトーに乗りきる力(笑))がついている模様。 英語で話をする「友達」って重要なんだ…。 「恋人」がいたりするともっとめちゃめちゃ上達するっていうしね(^^;。

昼飯はChicken Rice Bowlを食べる…やっぱり野菜とご飯は怪しかったけど、テリヤキチキンは日本人でもオッケーな味! やるな!…でもレトルトっぽい(^^;。 日系製かも(笑)。

仕事が終わってホテルに帰ると、TVでクイズミリオネアをやってた…これが本物か(笑)。 神経質そうなオッサンが$64000獲得してた〜MAXが$1000000なので、すごいね(^^;。 司会のオッサンがみのもんたソックリだったのに感涙(笑)。 なるほど。

暗くなってたけど、夕食は、ホテルの近くで食べようと一歩外に出ると…なぜか車の上で飛び跳ねている怪しい男が…。 ひーん、サンフランシスコもやっぱり怖い町だよぅぅ;_;。 それが何をしているのか確認するすべもなく、そんなことしたら命の危険があるだろうということで即逆方向逃げ出し、一晩近い地元っぽいレストランに入る。

ファーストフードでない本物のハンバーガーを食べてみようと思って、カリフォルニアバーガーというものを注文。 しかし、店員の朝鮮系っぽいおねーさんの英語がわからない…なにやら、焼き加減を聞いていたらしい(^^;。 ハンバーグをミディアムで、なのか〜(笑)。 何がカリフォルニアって、アボカドが挟まっている〜納得(^^;。 パン、タマネギ、ハンバーグ、アボカドで、シンプルだけど、アメリカっぽくてなかなかおいしかった。 あぁ、やっとアメリカっぽいちゃんとした味に遭遇(笑)。 堅くて薄くて巨大で、ナイフとフォークで食べるハンバーガー初体験。 ポテトも多くてやはり満腹(^^;。


(01/05/20)

よーやく怖いロスのダウンタウンをおさらばして、比較的安全で観光地なサンフランシスコへ移動の日(^^)。 脱出〜。 早く起きて出発したのに、空港のカウンターがめちゃめちゃ混んでて待たされ、主に飛行機乗ってる時間以外のところで疲れた;_;。 同じ州内でも飛行機で移動ってのも凄いけど。

会社の人の知り合いのアメリカ人宅におじゃま…フッ、均整の取れた住宅街の広い庭付きの家ってやつですな…ドラマの世界で知ってるもんねぇ;_;。 しっかし、想像と違うのはそこでいきなりバーベキューやったり、バンド演奏したりしてしまうことか(^^;。 広さで言えばわらしの実家のほうが遥かに広いけど(笑)、ドラムまで叩いてバンド演奏したら…(笑)。 まー知らない人だし、何より趣味があわなかったのでおとなしくしている…早く帰りたいよぅ;_;。 引っ込み思案してるのではなく、趣味じゃないのです(^^;。

ショッピングセンターによってみようってことで、わらしは本屋を覗く…あったあった、Lonely PlanetのParis版。 Lonely Planetってのは何かっていうと、地球の歩き方の英語版(笑)。 っていうより、地球の歩き方がこれのパクりらしいね(^^;。 いや〜有益なパリ情報がもりだくさん(笑)。 地球の歩き方にはパリは治安が悪いと書いてあるけど、この本にはパリの治安は非常によいと書いてある(笑)。 日本人の目からみたパリってのは実用上は重要だけど、世界的にみてパリがどーいう街なのかっていう、世界基準で理解するためには非常に参考になるいい本だ〜。 挨拶くらいはフランス語でしよう、ってのは日本のと同じく書いてあった(笑)。

夜は高級な中華料理をおごってもらう…やはりうまい。 どーやら、アメリカ、材料はなんでもいいわけで、アメリカ人が作ったものでなければなんでもうまい模様(^^;。


(01/05/19)

今日はお休み〜ということで、せっかくロスに来たので、ユニバーサルスタジオに行かないか〜と言われたけど、大阪にもできて余計にミーハーに感じられることもあるし、こーいう出来合いの施設がどーもしっくりこないわらしは単独で街歩きをすることにする。今日は自由だ(^^;。

とはいえ、全米でも特に危険なエリアのあるロサンゼルス…さほど危険ではないというエリアでも日本や普通の国にくらべれば格段に危険だというロサンゼルス…そして車社会で移動もいい手段がないロサンゼルス…ほんとは行きたかったLACMAという西海岸最大の美術館には、難易度と危険度の高いバスで行くか、タクシーしかないということであきらめる;_;。 かわりに、ホテルから比較的近いMOCAと現代美術館で妥協する(^^;。

ホテル近くからの地下鉄で行けるはず…駅発見…やはり危険そう(^^;。 暗い…人が少ない…。 まず気合を入れるべくバーガーキングで腹ごしらえ(笑)。 こちらでお召し上がりですか?ってのは here to go? ときかれるってのは知識としてあったのに、やっぱり聞き取れなくて2回聞き返してしまう(笑)。 他に、to goってのはもうそのまま日本語のテイクアウトに相当する名詞みたいに使われてるというのも理解。 食べたのはJr.セットっていう小バーガー、小ドリンク、小ポテトのセットで、小といっても日本の普通バーガー、Mドリンク、Mポテトサイズで予想通りだった(^^;。 ちょうどよい(笑)。

いざ地下鉄へ…切符を買うと、そのままホームに繋がってる…改札はナシ。 ここから先は切符がないとはいっちゃいけませんよーと書いて線がひいてあるだけ(^^;。 狭くなったり通ったりするところ自体がなくて、ほんとに中と外の区別がない。 出口…というか、駅に入る出るという概念がないわけで、降りた時も同様。 検札もほとんどこなさそうな雰囲気だったし、これでどれだけの人が切符を買ってるのだろーか(^^;。 検札が怖いとしても、切符一枚で一日中乗り放題になってしまうよーな気も(^^;。 日本よりも厳重なパリとは大違いだった(笑)。 ほんの二駅だけだけど、アメリカの地下鉄はやっぱり怖かった〜;_;。 暗いよう〜さびれてるよ〜人がこっちをにらんでるよーな気がするよ〜…設備は日本とほぼ同じで進んでてパリの地下鉄よりなじみやすいシステムだけど、雰囲気が全然違うよ〜;_;。

なんとか生還しても油断ができない…地下鉄駅から美術館と逆の方向へ歩いてしまうと一気に危険なエリアに突入してしまうはずなので、間違わないように慎重に地図を見て向かう…発見〜ふぅ、ひと安心(^^;。 フツーの現地のお客さんもいっぱいいるし、お土産屋もある〜。 で、さっそく入場料を払って入るが…うーむ、しょぼい(^^;;;。 芸術の都のパリを訪れたすぐ後にアメリカの小さい美術館に行ってもなー(笑)。 それでも現代美術ってのが気になってたのだけど、風景写真や建築関係がメインで、アバンギャルドなものは少なかった(^^;。 まぁいいや、来たこと自体が目的だったということで。

帰りは…思いきって、ホテルまで歩いて帰ることにする(^^)。 治安がよくはないんだけど、さびれてるのではなくて繁華街、現地のメキシコ系の人向けのショッピング通りになってるところを通れば帰れる模様。 おぉ〜すんごい人出だ〜にぎわってる〜アメリカにもこーいうところあるんだ〜ちょっと汚い街で、雰囲気が浅草のよーな感じというか(^^;。 妙にたくさんゴールドを中心にしたジュエリーショップがある。 ゲーム屋やおもちゃ屋や電器屋もあって、少しのぞいたり(^^)。 …だけど、この街、「違う」んだよねぇ〜危険だねぇ〜ブロンドも黒人もアジア人もいないし…そもそも、英語ではなくてスペイン語しか聞こえない(^^;;;。 すげー。 楽しみ半分、緊張半分で1時間くらいぷらついてホテルに帰る…ふぅ、生きて帰れたよ。ドッと疲れが出た;_;。

ホテルの近くのファーストフード屋で、Tokyo bowlというものを食べてみる…東京丼っていったい(^^;。 これが標準的なアメリカンジャパニーズフードな雰囲気だったので興味アリ(笑)。 ご飯の上にキャベツとニンジン…そして、甘辛くタレで焼いた牛肉がどっさり…おいしいとはいえなかったけど、やりたいことはわからんでもないかな(^^;。 牛肉は日本の牛丼の5倍の厚さで2倍の量のってるよーな感じで、しかも柔らかくて肉自体ははるかにいい肉なのに、マズいってのが…(^^;。 アメリカ人って、味って言葉知ってますか(笑)? これは絶対にわらしにあうあわないの問題でなくて、極めてテキトーな味付けや切り方、盛り方のせいだと思うんじゃが…。

ふぅ…疲れた…ホテルでしばしうたたね後、最後はまた会社の人と集合して今日もリトルトーキョーへ。 和食を食べる…昼間とは大違い、さすが、日本人の作った和食はアメリカでも和食だった〜(^^;。 うな丼に茶碗蒸しに肉じゃがに味噌汁、緑茶…他何品がついてたったの$15…日本で食べるのと変わらん値段だったってのも驚き。 ついでにおーいお茶も買えて、気分復活(^^;。 この店の店員さんは、日本人で学生だそーなのに、やはりノリはアメリカ人で、言葉も少しなまってた(^^;。 地方なまりかアメリカなまりかは不明(笑)。

今日はよーやく旅気分が出て怖くて楽しい一日だった〜(^^)。


(01/05/18)

アメリカ3日目、E3の2日目に行く〜(^^)。 アメリカにも慣れてきたので、今日は会場まで徒歩(15分ほど)で行く。 ビルも道もデカいな〜。

意外に小さいE3、昨日、メジャーなところを回ったので、今日はマイナーなところ、もっと極小なあやしいところなどを含めてほぼ全エリアを走破する(^^;。 日本のショーより、守備範囲が広くてヘンなパチモン周辺機器メーカーなんかも出てるね〜。

気になったのは、UbiソフトがPC版とPS2版のグランディア2をガーンと発表してたこと〜もうPC版がデモシーンや、戦闘シーンや魔法のムービーエフェクトも含めてドキャ版そのまんまですでに動きまくってた〜…素晴らしい移植度合い;_;。 しかも、日本語で表示されてたので、日本でも出るのでしょう(^^;。 初めてパソゲーの3Dゲーで買っちゃうカモ(笑)。 ビデオカード買わなきゃ(^^;。 パソゲー界にもローポリの時代が来るのか〜。 ついでにPCゲームがよく売れる韓国での韓国語版も出るっぽい(笑)。

アメリカでは日本独特のアニメ絵は受けないのか、そーいう絵柄の日本のゲームは一切ないのだけど(カプコンの2D格闘くらい)、あ、いい絵柄!とか思うとだいたいそれは韓国や台湾のゲーム(笑)。 アジア人には同じ感覚があるのか(^^;。 いや〜もうモノによっては日本に追いついてるね〜。 日本では出ないのばかりだろけど、アメリカ向けに英語版で出てるのを買ってくればできるじゃないか〜と気付く。 アメリカで韓国ゲームを買うべきという状態か(^^;。

昼飯は本場のホットドックを食べたがなんてことはなく、むしろ飲んだミルクがおいしかったのに驚く(^^;。 日本人にとっても日本よりおいしいものに3日目にしてよーやく出会った(^^;;;。 夕食はベトナム料理店のいいところに連れていってもらって、これはさすがに素晴らしかった。

夕方にはリトルトーキョーというエリアに連れていってもらう…あぁ、ほんとにこじんまりとした観光地っぽい一角なんだけど、日本レストランと日本人向けショップが固まってて日本語オーケーな謎アメリカ(^^;。 チャイナタウンやコリアタウンのよーに住んでる感じがしなくて、独特の商店街のよーな感じ(^^;。 ここの本屋は充実してるなぁ〜時差の関係で、明日の日付の日本の新聞が買えた(笑)。 値段も良心的で、パリに比べれば半額だ(^^;。 裏ビデオ(アメリカでは裏じゃないけど(笑))を一生懸命売ろうとする陽気な日本人店員さん…人種も生まれも言葉も日本人でも、ノリはアメリカ人になってるね(^^;。


(01/05/17)

アメリカ2日目〜少し寝坊してしまうものの、なんとか起きていよいよ第一の目的のE3に出かける。 これは、Electric Entertainmant Expoという、よーするに世界で一番デカいアメリカのゲームショー。 ホテルからシャトルバスが出てるのだけど、少し寝坊したので乗り場もわからず、ホテルの人に聞いたりうろうろして場所を見つけてよーやく乗る。 迷ってしまったのと、乗っても自分1人っきりだったり、少しだけエキサイティングなことになる。 ホテルの周りを迷ってうろうろしたときに、本場のホームレスに声をかけられてびびったり、アメリカらしい気分に(^^;。 会場のLA ConventionCenterはすごい人…そしてやはり広いねぇ;_;。 でも、べらぼうに広いという話ばかり聞いてたのでその想像よりはずっと小さく、幕張メッセ2つ分くらいにしか感じなくて、むしろこんなものか…と思ったかな。 幕張のよーに、行くまでにヘロヘロになるということもないのも大きいカモ(^^;。

さて、今日はメジャーなところをメインにテキトーに見物して回る…展示は英語だし、ゲーム文化ってのはそんなに違うものでもないので、違和感なくウロウロできるなぁ(^^;。 フツーだ。 会場はけっこう混雑してるけど、日本のこーいう展示会より場所が広くてスペース間に余裕のある分だけ余裕がある感じ。

今回来た目的でもある、最大の期待はNintendo Gamecube (NGC)! さすがNintendo、しっかりもうゲームができる状態でドドッと展示してたぶん一番人気、値段も次世代機で最安、発売日もXboxの直前と、完璧な展開…やるなぁ〜。 ゲームも性能を発揮したルイージマンション(マリオじゃない!)、新感覚っぽいわらわらゲーのピクミン、爽快さとキャラをきっちり押さえまくったスーパースマッシュブラザーズなど高い完成度のソフトが揃ってる〜(^^)。 前途は洋々ね。

それに比べてダメXboxは…ふ、Microsoft嫌いとしては理想の展開だ(^^;。 PC洋ゲーなノリそのままの雑な作りのゲームばかりにしか見えない…日本人への趣向が全くないのも従来と変わらず、アメリカ人向けゲームですら、すでにNGCのゲームの完成度に負けてるよーな…先行してたはずが、発売前にNGCに負けてる(^^;。

でも、そーいう次世代機戦争を尻目にこのE3はPlaystation2一色だったというのも事実。 唯一の現行機種であるかのごとく。 アメリカではPCゲームがメインって聞いてたけど、E3に関して言えば、世の中はPS2のためにあるかのよう。 よーやく作りこんだゲームが完成してきて、デビルメイクライ、メタルギアソリッド2あたりも人気あるし、絵は全ゲーム中ファイナルファンタジーXが一番キレイに思えるねぃ、やはり。 この作りこみはやっぱり時間が必要だ〜。 FFと違って純日本人向けで、アメリカではどーにも売れないドラクエだけど、英語版のドラクエ7が展示されてたのをプレイしてみて、面白かったのだけど、プレイしてみてるのが日本人ばかりだったのには笑えた(笑)。

倒れたままのセガは…極少にこじんまりと;_;。 でも、ひそかにPSOゲームキューブ版ですでに森が(1台の本体で)4人同時プレイできるようになってたり!! うぉ〜〜ますますNGC買う可能性が高まる(^^;。 楽しみじゃのぅ。

昼はホテルの近くで巨大なピザを食べる…いや、フツーに注文すると勝手にデフォルトで巨大なものが出てくるというアメリカ文化を痛感(^^;。 他の人の食べてたパフェやティラミスは、それは4人前ですか〜ってな具合。

それにしてもE3のためにみなこぞってきてるので、会場でもホテルでも日本人の知り合いに会いまくり〜それこそ何十人も。 日本にいるよりも、こっちでゲーム業界人の親交が毎年深められるのだな〜ということがよくわかった(^^;。

あと、早くもドルが足りなくなってきたので、銀行で両替にチャレンジ…銀行に入ってから、広すぎてどこに窓口があるのかがわからないというのは予想外の展開だった(笑)。 隅っこのほうでちんまりとやってるし(^^;。 そこで、前回のパリ行きで残ったフランをドルに替えるわらし(笑)。 これが今回の旅で一番の思い出かな(^^;…なぜこの日本人はアメリカでフラン紙幣を両替しようとしてるんだ〜ってな風情(^^;。 両替できるかって出して見せたら、フランだっていってるのに、Germany?とか聞かれるし(^^;…たぶん、100フラン札のセザンヌがドイツ人っぽいヒゲづらだからかな(笑)。 で、どーするのかと思いきや、後ろからゴソゴソと分厚い世界のお札絵本みたいなのをひっぱり出してきて、ひとしきりしげしげとフランのページをわらしの札と見比べるおねーさん…な、なるほど、知らない国の金はそーやって確認するのね〜。 見るときの注意点もいろいろ書いてあるらしい。 これだけ手間をかけて、両替したのは余りのフランだったから、$50ほどだけなんだけど(笑)。

夜は、竹尾先生の友人でいまLAに住んでるっていう、このあいだの結婚式であった人と会う〜…少々行き違いがあって会うのが遅れたものの、なかなか楽しい話を聞かせてもらう。 …アメリカへやってきて働いてるよーな人はもうこりゃ、全然違う種類の人間で何もかも豪快さんで、凄すぎだなや…。

今日は1人で行動できた時間も長かったし、食べ物もまーまーうまかったし、エキサイティングなこともあったし、少し気分がよくなって、周りのアメリカ風景もみまわせるよーになったのでほっと一息(^^)。 でもアメリカは実に普通よのぅ〜。


(01/05/16)

今日からアメリカ出張〜…はぅ、パリ行きの時と違って、盛り上がる気持ちがないのぅ〜めんどくせ〜(^^;。 準備ももう必要なものそーでないものの勝手がわかってるし、少し日程が長いから服を多めに用意するくらいで。 捨てても惜しくない服から着ていって、どんどん捨てていく予定(笑)。 夕方からの飛行機なので、らくらくと昼に出発〜…はぅ、また雨かぁ〜気分がめいるのぅ;_;。 団体行動なので、空港でもらくちんで、何も考えずオッケー。 あぁ、大冒険だったパリ旅行とは大違い(^^;。 手続き類ももう慣れたもの。 とりあえず100ドルほど米ドルを買ったけど、今は円安だから高いのぅ;_;。 で、今回搭乗した飛行機は、ユナイテッド航空…う、噂どおりいまいちだ;_;。 座席の形は悪くて腰と首が痛くなるし、個人用のTV画面はないし、食事もマズい…ワインも…パリ行きの時のブリティッシュエアウェイズがかなりよい航空会社だったということが身にしみてわかる(^^;。 けっこう差があるのね〜。 BAの時にこりゃ必要ないな〜と思ったので今回は首枕をもってこなかったんだけど、この座席だったら必要だわ(^^;。 失敗。 それでも、アメリカ西海岸はヨーロッパより近いので、ほどなく9時間ほどでロサンゼルスに到着。 入国はフランスのようにほとんどフリーなんてことはなかったけど、E3にいくんです〜のひとことでOK。 大量に同じ目的の人が同じ便にいたからねぃ(^^;。 でも、混雑でずいぶん待たされたのはなんとかしてくれぃ;_;。 ふひ〜。 で、外へ…おぉ、カリフォルニアの青い空! ヤシの木! めちゃ広い道路〜…アメリカーンなテイスト。 で、以降の行程は車社会のスタンダードらしい全てレンタカー…車の運転できないわらしはひたすらどこへでも連れていかれるのみ…どーも、乗用車は狭くて気持ち悪くなるよぅ;_;。 ツライ…。 ホテルは会社のお金で(わらしにとっては)超豪華(^^)。 どこもかしこも英語で、しかも外人慣れしてるからチェックインもほどなく。 で、時差の関係でまだ昼なので、どっか遊びにいこう〜と、ディズニーのカリフォルニアランドに拉致される;_;。 わらし、ディズニーは大嫌いなんですけど…遊園地のよーな作られた遊び場もいまいち好きじゃないし…ディズニー系列なのに、としまえんみたいな陳腐な遊園地。 平日だし、アメリカさんも気楽な家族やおのぼりさんっぽいひとばかり…高い入場料に、高くてマズい食事がお出迎え…そのうえ、もう体内時間は深夜を回ってるし、飛行機で疲れたので電池切れで気力が0に;_;。 ひたすらしんどいのを我慢して遊園地の中の団体行動についていかされるハメに…;_;。 そ、そーだった、わらしは、英語よりも疲労や睡眠不足よりも、何よりも団体行動が苦手だったんだ…とにかく苦しい;_;。 全ての行動が、さっさとせんかぁ〜または、もっとゆっくりいこうや〜のどっちかに思える;_;。 オレって他人のペースに合わせて行動できないタイプの人間なのね(^^;。 そこにきて、ちょっと、わざと揺れるアトラクション度の高い観覧車に乗ったらほんとに気分も悪くなってしまってグロッキーに…その後はあまり覚えてないなぁ;_;。 ヘボ3D映画もへっぽこミュージカルもみんな子供だましだし…唯一、バーチャルにカリフォルニアの上空を飛べるやつだけはよかったけど。 あれはすごい。 夜になってまたあーだこーだくだらないことを相談しつつ、すんごいスローペースでわざわざコリアタウンにいって食事…メニューにあーだこーだ言わんとさっさと決めて食べよーぜ〜腹へってんだから〜もう深夜だよぅ…さっさと帰ろうぜぇ…ホテルについたのはもう明日に。 はぁ…ツラいだけのアメリカ初日だった…これも車社会のアメリカが悪いんや〜…自分1人ではどこにもいけん…運転できても車1台じゃどーしよーもないと思うけど…仕事じゃない部分ではわらしのことなんてほっといてくれ…疲れてボーっとしてるふりにしてたけど、単にひたすら不機嫌になってただけのわらし。 時差16時間を含めて40時間もあった一番長い日。 間違いなくアメリカってサイテーなところだとの感がいきなり強くなる;_;。 集団だからちっとも異文化でエキサイティングなことに出会わないし、アメリカってフランスに比べればずいぶん日本に似てるし…公共の場所はきっちり掃除が行き届いてるところなんかも。 でも、ホテルから出て少し車で走ったところのまさにスラム街、一歩足を踏み入れただけで確実に命の危険を味わいそうなエリアを目の当たりにしただけに、全くどうしようもなく恐ろしい国だ…とも。 怖いところだ…。


(01/05/15)

う〜明日からのアメリカ行きで大忙し〜だけど、TVもがんばって見る(^^;。

はれのちグゥをここ3話分まとめてみる…ハレのおやじ登場でますます破綻したことに(^^;。 その分グゥのヒドさが控えめに感じられるくらいだなぁ、ここんところ(^^;。 おやじ登場で、ウェダが活躍するのでなごむ〜(^^;。 負けずにマリィもかわうぃのぅ〜。 ええ娘じゃのう〜。 かわいいモードのグゥは3話でたった1回しかなかった(^^;。


(01/05/14)

パリで5/6に出したハガキが今日よーやく実家についたそーで。 エアメールでもさすがに時間かかるな(^^;。 でも料金は百円未満と格安だったしな〜この値段で届けてくれることが驚き。

体が慣れてきたので(^^;、今日は超GALS!寿蘭コメットさんを2週分見る(^^)。 先週の蘭…うひょ、いままでで一番のギャグ回で、テンポいいノリに笑いころげ〜…もうしっかりこどちゃみたい〜(^^)。 の水着姿に髪をツインにまとめたところといい、大サービスだし〜。 ラブラブなもぐっど(^^;。 すばらしい。 池袋のヤツは妙に渋谷にちょっかいを出すのね…やっぱり引け目があるのか(^^;。 一転して、今週のはまた美由の過去で、2週にわたってドロドロ話なのか〜…中学生はモノの加減ってのをしらんからな……でも、蘭の妹(小夜ちゃん?)がめっちゃいい味出してるなぁ〜かわぅぃのぅ〜ということで(^^;。 美由のドロドロ話ばっかりでるけど、だけはめっちゃ明るくてまっすぐでいかにも主人公で、でも実は一番過去がヘビーでした〜な紗南ちゃんのよーなことはなくて単に幸せなんだろーかという疑問は少し(^^;。

そして先週のコメットさん…ムークとラバボーがお互い苦労しますなぁ〜ってな友情があるらしいのが素晴らしい(^^;。 流木アート…その綺麗に積み上げてあるのをなんの疑問もなく持っていったのが気になる(^^;。 そして今週の〜おぉぉ、ついにメテオさんにも珍しくわずかないい面と、メテオさんのほしぢからが〜〜(^^)。 すばらしい;_;。 二人揃って同時にってのもいい…マジカルステージのよーだ(笑)。 今日のコメットさんはすっかりオマケ(笑)。 ちょっと汚れた水でもう死にそうな川の妖精さんは、星国なんていうもっと劇的に違う環境でほんとに生きていけるんでしょーか(^^;。


(01/05/13)

今日はコミックレヴォリューションに池袋までいく(^^)。 アニメ系の世の流れを見るに重要な即売会のレヴォが、うまい具合に日本にいるときにあるのは幸い(^^;。 とはいえ前日のPSOがたたって寝坊(^^;、会場に到着したのは昼過ぎ…それでもやはりレヴォの大大混雑;_;。 そーだったね、クリエイションとはひときわ違うんだったね(^^;。 しかも、例年開催時期の揺れが激しいレヴォ、前のゴールデンウィークよりも後に開催だった時もめっちゃ混んだよーな記憶も(^^;。 それにしてもすごい人出に熱気、パワー…そして山のような同人誌。 最近すっかりフランスに当てられてたわらしも、日本人もやっぱりすごいな〜と、ちょっと見直した(笑)。 まだまだフランスのオタクなんてヒヨッコ〜(笑)。 世界を二歩も三歩もリードだ。 ワールドカップ開いたら世界一だ。

で、うろうろと…あぁっ、コメットさんの本がけっこういっぱいあってうれしい〜(^^)! あまり一般受けしそうにないのに、けっこうハマってる人がいていい感じだ(^^;。 世の中のサクラ3への反応は、さすがにないわけじゃないけど、冷静で地味な感じだなぁ(^^;。 ギャルゲーなのにコビを売ってないキャラばかり(脇役のメイド二人組除く)だからだろーか(推測)。 寿蘭は、教えてもらったエロい本を一冊だけか…で、そこそこ新番系の本を見てうろうろ楽しめたおかげで、ついにラブひなの本を買わずに終わったひさびさの即売会になった(笑)。 と、同人誌を買うのもそこそこに、今日のメインは友達に会って、パリからの帰還報告をすることだったよーな気がする(^^;。 いや〜ほんとに無事帰ってこれました〜みんなありがとー(笑)。 さすがレヴォ、いろんな人に会えましたですじゃ。

帰ってきて、ふぅ、もうすっかり習慣がなくなってしまってたのを取り戻すべく、アニメを見ることにする。 …でも、せっかく今期は積極的にいっぱい見始めてたものの、この溜まり具合とさらに来週また見られないことを考えて、大幅にラインナップを制限することにする;_;。 断腸。 うーむ、どーしてもはずせないのから挙げていくと、寿蘭、ハム太郎、コメットさん、おじゃる丸、はれのちグゥ、逮捕しちゃうぞ、エンジェリックレイヤー、だぁだぁだぁ…ってところかなぁ…このへんで決定。 これでも多すぎてかなり限界(^^;。 最後まで悩んだけど、続くNOIR、PPG、バトシーラーよさらば;_;。 スターオーシャンEXとウェブダイバーはわりとなごりおしくなく(爆)。 あと、アニメじゃないけど、NHKフランス語会話は見る(笑)。

で、2週間分たっぷりのおじゃる丸を見る…大人のほのぼの話がえぇのぅ;_;。 何をされても全く怒らないトミーじいが素晴らしい;_;。

フランス語会話も2週間分を見る…あぁ、やっぱりほんとにフランスに行ってきただけで何倍も身が入る(笑)! たのしー(^^;。 先々週のは最初の一ヶ月の復習編で、ちょうどいい感じだったし。次回行くときは、もっとフランス語で会話もできるよーにしたいものじゃ。

ハム太郎を見る〜…発明家なロコちゃんのおじいさんの話…やっぱりこの番組に出てくる大人はみんなヘンだ(^^;。 おじーちゃんにげんなりするロコちゃんがかわぅぃのぅ(^^;。 ロコちゃんの表情に実に見所が多かった(^^)。 かわぅぃのぅ。 次の水族館に行く話…ひさびさの、ハムちゃんず人間界の情報不足で振り回され話で痛快(^^;。 水族館にロコちゃんと一緒にいけるってんで無邪気に喜ぶカナちゃんをチェック。 はねてるよ(笑)。 またもパパ連中親バカ大暴走(^^;。

エンジェリックレイヤーみさき鳩子ちゃんの初対決…の前に、なんであんなにみさきが簡単に勝ちまくってるのか説明してくれい(^^;。 そんな素質ばっかりがモノをいう競技じゃつまらなかろー。 先週、みさきが、鳩子ちゃんに、ヒカルを信じきれてないそんな戦い方では負ける!って宣言されてショックを受けたところから、反省たり立ち直る話もなく、軽くありがと〜とか鳩子ちゃんに直接言ってしまうみさきにも違和感(^^;。 そしていまいちわからん戦闘シーン…いつも瞬殺な光速の鈴鹿が、なぜヒカル相手にだけ、楽しんでるのか(^^;。 手加減したり戦いの快楽まで知り尽くしてるとは怖い幼稚園児だなー(笑)。 で、みさきは負けて今大会はついにここまでかと思いきや、次は関東大会でね〜って、なんじゃそりゃ〜。 大会のシステムを説明してる場面あったっけ(^^;? わからーん(笑)。 とかそーいうのも、ヒカルがかわぅぃからまぁいいかな(^^;。 んで、今日の…はぅ、とり逃してる;_;。 ショック〜。 日本に帰ってきてるというのに〜ちょうど部屋を出てたからなぁ;_;。

先々週のだぁだぁだぁ〜…あぁ、いきなり二人がめちゃめちゃラブラブに(^^;。 どーしたんだ(笑)。 意識しまくり〜。 桜井風演出の頻度も上がってきて、これぞ少女アニメ(^^;。 今週のは同じく録画失敗;_;。

うぅ…見ても見てもビデオが減らないので、PSOに行けなかった;_;。 はぅ〜時間がなぃ〜ゴールデンウィークが消滅したよーなもんだったからなぁ(^^;。


(01/05/12)

休みだ〜なんかひさびさのPSOが面白くてオフラインモードにまで燃えてしまう(笑)…うわぁ、片付けないといかんことあるっちゅーに(^^;。 4女フォマールでギリギリの戦いを繰り返して、オフのVeryHard遺跡をクリアするところまで終わった(^^)。 …長女フォニュエで初クリアできたときは、LV85だったけど、ゲームシステムにも慣れたし、少し打たれ強いフォマールだけに、LV66というなかなか頑張ったレベルでクリアできた(^^)。 スケープドールも1コしか使わなかったし。 道中ダブルセイバーを自力で2本もゲット〜。合計で3本だ(^^)。

パリ日記を完成させる…ふひぃ〜大変だった;_;。 結局日記つけるだけで合計で12時間くらいかかったかな(^^;。 でもまた思い出したし、自分で読んでて少し興奮してしまった;_;。 ひさびさに日記に書く価値のある日々だったなぁ(^^;。 よか。

で、深夜PSO〜ほんの2週間前と変わらぬ外人さんまみれチャット大会(^^)。 またも冒険に出ずにひたすら(^^;…Lairyaのほかに、パリ在住の人二人というナイスな人ともいっしょにチャット(^^)。 アメリカ人やイギリス人も含めて、でもなぜか今日は日本サーバでだ…よく集まったな(^^;。 ゲームの話題はいつまでもつきまじ(笑)。


(01/05/11)

はぅ〜やっとこ金曜だ〜(^^)。 でも、パリ行き関連も、仕事も、部屋もアニメ消化も依然として全く片付かず(^^;…精神がもぬけの殻になっている模様(笑)。 でも、金曜夜のPSOだけはかかせないね(^^;。 最初はRinaに、しばらしくてSinerに会えたけど、今日はLairyaに会えなかった〜;_;。 来るっていってたのになぁ〜。 なんかわらしが週末フルに付き合ってもらったせいか、今週は忙しい〜なんてメールが来てたしなぁ(^^;。 わらしも忙しいです(笑)。 最近、SinerがLairyaやTAKUMIが男だってことにショックをうけてる模様…どーにもなにかと細かいことにこだわる男らしくてまた話題の中心に(^^;…スウェーデンのひとってめちゃ純朴? こどもっぽい? 隠しごとが嫌い? それとも恨みがましい? よっぱらってるだけ(^^;? 理由とノリが全然わからん(^^;;;。 こんどもしスウェーデンのSinerんちに遊びにいくとしたら、トラブル続出な珍道中になって、それはそれで楽しそーな気はするなぁ(笑)。 おもろいひとだし。


(01/05/10)

う〜今日も忙しい〜;_;。 何も片付かず、アニメも見れず、PSOもできず…パリ日記を書くのを最優先にしたからねぇ(^^;。 睡眠時間込みで24時間しかない1日分の日記を書くのに、3時間とかかかるのはなぜじゃ(笑)。 まだ3日目まで〜(^^;。 でも、いろいろ思いだすなぁ…;_;。 楽しかったなぁ;_;。 天気がよくてもやっぱりパリよりはず〜っと湿ってる東京…もう唇のカサカサがすっかり治った(^^;。 松屋の白い大盛飯もおいしかった…はは(^^;。


(01/05/09)

うぅ…しんどい…時差ボケは全く感じないのだけど、仕事は当然のように溜まってるし(^^;、そこに次から次へとくる人にパリ話をするので大忙し(笑)。 話すことも多すぎるくらい多いし(^^;。 いやぁ〜、個人的には大冒険だったんだけど、他の人にもちゃんとそう思えるらしい(笑)。 みんな何か大きなトラブルがあったのではないかと失敗談を期待してるのだけど、期待に添えるよーな大失敗がなかったのが残念だ(^^;。 まだ旅の荷物やおみやげや金勘定なども全然片付いてないし、日記をまとめるだけでも大変でひーこらだし、一週間分のアニメも丸々溜まっててみないといけないし、PSOもやりたいんだけど、体がしんどくて全部ほったらかし、部屋ではグロッキーしてダウン状態…やっぱり疲れてるんだなぁ;_;。 ますますせんならんことが溜まる…ひぃ〜。 それにしても日本は電柱や電線だらけだなぁ…建物もバラバラで雑然としてて街並みが実に汚いなぁ…。 みんな全然挨拶しないなぁ…。 でも落ちつく〜。


(01/05/08)

ロンドンを5/7の昼ごろ出発した飛行機が日本へ到着するのは5/8の朝。 成田だ…日本だ…。 再入国のところに大書きしてある日本語のおかえりなさいにしんみりしてしまうなぁ…ちょっとトップをねらえを思い出すのがダメ人間だが(笑)。 再入国も税関も荷物も特に問題なし…あぁ、海外素人のわらしがよく1人でいって帰ってこれたよ〜やっぱり思い出しても冷や汗ものだなぁ(^^;。 日本に入った…ついにここは安全平和な勝手知ったる日本…地に足がついた感じがするのはたしかに。 外気が入るところに行くと…うぉ、ものすごい湿気! 雨が降っているとはいえ、こんなに湿度を感じたことはなかったなぁ…非常に蒸し暑い;_;。 日本はやはり亜熱帯なのね。 利便がいいので、リムジンバスでTCAT(水天宮前/空港のカウンターの出張所)に向かい、半蔵門線で一直線に高津まで帰る。 行きは3時間かかったのに帰りは2時間だ(^^)。 わらしのチケットはTCATではチェックインできなかったから、どーしてもこうなるかな。 あぁ…日本だ…米の弁当とおーいお茶をコンビニで買って帰る…あぁ;_;。 荷物やお土産や部屋の片付け、お金の勘定、メモやらなんやらと、疲労でボーっとしたり、あっというまに今日は終わった…旅も終わり;_;。 お疲れさま、オレ;_;。 Aurelienありがと。 メールしたり、夜にはさっそくPSOに出かけて、PSO仲間に無事帰国報告。

旅の出発を振り返ってみる…。 パリに行くということを、ネットでも周りの人にも一切言ってなかったのだけど、極秘で準備していたからではなく、実際にほんとうに急に出発したのだから当然なのです(笑)。 きっかけは、5月にアメリカに出張することになって、パスポートを取りにいったところから。 クレジットカードなども海外では絶対必要ということで嫌々申請。 で、海外に行ったことないわらしは、行き方や気をつけないといけないことを調べたりきいたり…この時点ではそもそも気乗りじゃないし、外人嫌いだし、外国は危険だし、英会話なんてできないし、しんどいだけで実に気が重かった…。 それでも知識はある程度ついた。 で、そしたら、PSOで仲良くしてる友達も外国に住んでるんだよねぇ!? ハッと気づくわらし。 特にパリに住んでるLairyaとは仲良くなって、フランス語やパリ情報をいつの間にか調べるようになってたわらし。 うーむ、行ってみたい…もし遊びにいったら会ってくれるかい〜とかメールで話してても、好感触。 パリか…すごいところみたいだ…いいところみたいだ…パリなら行きたいねぇ…PSOで慣れて会話もわらしの英語でなんとかなりそうな気がしてきた…。 飛行機チケットもずっと調べてたんだけど、ゴールデンウィーク後半出発は前半出発の半額程度(前半が高すぎる(^^;)、帰りもピークを避けてゴールデンウィークに2日足せばグッと現実的な値段に下がる模様…。 そんなこんなしてる間にゴールデンウィークが始まり、前半は無為に過ごしてしまう…こんなんじゃいかん! 何かこう、ゴールデンウィークを有意義に遊びたい。 さらに、仕事ではアメリカへ事実上連れていってもらってついていくだけ、素人として右も左もわからず金魚のフンをするのみってのもなんかくやしい…。 そんなところにクレジットカードも届いて、Lairyaも今週末は忙しくないよ〜とか言ってくれるし、アメリカ行き用にカバンや旅行用品も揃いつつあり、懸念が勝手に解消してゆく。 …よし、もうこれは行くしかない! いっちょ冒険するか!と本気で決断したのが実に5/1の夕方(^^;! 電話では不安だったので、川崎のHIS(格安航空券で有名)に閉店まぎわに飛びこむ。 「あの〜あさってパリへ行きたいんですけど、チケット買えますか?」…海外旅行したことないやつのセリフか(笑)!? しかも1人で(^^;。 なんか、いいそびれてる間にさすがにそんな素人とは思わなかったのか、あっさりと買えそうだということが説明される(^^;。 直行便で簡単なエールフランスや全日空はもう代理店経由の格安航空券では買えなくなってたけど、ブリティッシュエアウェイズだと緊急手配料3000円を払ってもらえればすぐ買えるとのこと。 しかも十分予算内の11万円。 手配料、保険、空港料、税を入れても12万円……即金のみということだったので即現金下ろしてきて払ってしまう(笑)! あぁ、買っちゃったよ(^^;! 興奮状態。 ここでもう厳しいタイムリミットのよーいどん!状態(^^;。 その後はもう準備に大わらわ、大学受験や入社面接なんかよりも遥かに緊張した2日間…その合間に会社にいって残った仕事を片付けたりも(笑)。 パリのホテルに電話して話が全然通じなくて焦ったり、Lairyaに、あさっていくからよろしく〜ホテルとってないんだ〜どこで待ち合わせよ〜か〜というメールをしたり。 必要な旅行用品も一気に買いまくり。 いや〜思い返せば、この出発直前の5/1, 2が旅のハイライトだったよーな気がしないでもない(^^;;;。 みなさん、たまには無謀な行動もどうですかい(笑)?

Aurelienが悪い人だったり、トラブルや無知で出入国に失敗したり、泥棒にあったり、命の危険にさらされたり…と、ありとあらゆる失敗する可能性があったのに、今回の旅は全てがうまくいってしまったのが逆に怖いのカモ…ほんとは海外は怖いところだよ〜;_;。 と、自戒。 とくにアメリカは…。


(01/05/07)

……ついにパリをたつ日がやってきてしまった;_;。 あぁぁ。 空港に行くのに早くて余裕がありすぎるということはないので、早めに起きて出発準備万端。 すこししんみりしてきた。8時半ころにはチェックアウトもする。 今朝のフロントは英語がよくできるほうのおねーさんだったので助かった(^^;。 Aurelienがこのホテルを見つけたガイドブックを借りてたので、その本をみせて、読者割引で5%ひいてもらう。 そんなことまでありがと(^^;。 割引後、税金込みで、2晩で620F(12400円)ほどだった。 簡素なホテルだったけど、これくらいのところが気がねなくて実にいい感じだったな〜。 で、Aurelienの家に向かう…また迷った(笑)。 うぅ、すぐ近くのはずなのに、どーしても迷うなぁ(^^;。 わからーん(笑)。 今日は昨日以上に迷って、30分もうろうろした…結局一旦駅まで戻ってからなんとか行けた(^^;。 で、比較的朝早くに散歩した形になったからわかったんだけど、朝のパリの住宅地の道路は恐ろしい! 何が恐ろしいって、地雷(犬のフン)がそれはもうあちこちに設置してある(^^;。 なんでこんなに〜というくらい。 何度も踏みそうになった。 飼い主が片付けるという概念はないらしく、道路は毎日掃除する人がいるそうで。 その後、迷ってる間に、あちこちで掃除してる緑のユニフォームの人を見かけた。 緑がゴミ箱や清掃員のシンボルだそう。 こーいう、道の掃除に税金がかなり使われているとのこと。 駅の改札の外に切符が馬券のごとく散乱してたり(パリの地下鉄は出るときに切符の検札がない)、わりとポイ捨て文化なよーだけど、掃除も頑張って秩序が保たれているらしい(^^;。

で、Aurelienと、空港へ…来たときと同じくMalsherbesからOperaまでMetroにのって、そこから空港直行のRoissy-Busに乗る。 42F。 このバスは市外へいくので、Aurelienの持ってるMetroとBusが完全にフリーになる定期券も使えないんだけど、なんか、ごまかして乗ってたよーな(^^;;;。 バスはちょうどMalsherbeの駅の前を通った…来るときには気づいてなかったなぁ。 パリ市街を抜けるとまた街並はフツーの先進国のビル街になり、パリな雰囲気が消える…あぁ、さよならパリ;_;。 バスの中ではしんみりしてしまって、ぽつりぽつりとしかしゃべれないわらしとAurelien…。 空港に到着して、すぐの場所にあったブリティッシュエアウェイズのカウンターでチェックインも完了。 よかった、ちゃんと帰れるチケットだし、日にちも間違ってなかったよ。 けっこうそーいうことが心配だった(^^;。 あと1時間くらい余裕があるので、ちょっと食事でもしながら話そうってことに。 Aurelienはマクドナルドでビッグマックを買ってたけど、わらしはマクドは避けてその横のフランス地元のイタリア風ホットサンドイッチ屋でトマトチーズホットサンドなどを。 ドリンクにはまた炭酸入りミネラルウォーター。 ほんとに楽しくていい旅になったよ…ありがと…とか、最後だし、そいういう話を…あぁ…ダメだ…落ちつかない…仕方ないので、空港の売店で雑誌を見てその話をする。 フランスのアニメ誌、フランスのゲーム雑誌を見て、よさそうだったのを買ったり。 むむぅ…もうお別れだねぃ…さよなら…と搭乗口に向かい、握手をして別れる。 笑顔で。 …でもAurelienの姿が見えなくなった瞬間に我慢ができなくなって泣いてしまった。 ちょっと周囲の視線にまずい感じがしたので、トイレにいって個室でしばらくこもる。 悲しいのか? なんで泣けるのだ…。

搭乗まであと30分くらいになったので、免税店エリアでフランスのチョコやチーズを買ったり。 でも、買うときに飛行機のチケットを見せないといけなくて、行き先が同じEU内のイギリスなので、免税じゃないみたいなんだなー(^^;。 仕方なし。 イギリスで日本行きのチケットを見せた場合は免税なのであろう。 イギリスでフランスで買ったものの税金還付の手続きすればいいのかもしれんが、それはもっと高い買い物しかダメみたい。 これがフランス最後の買い物か〜merci, au revoirも最後。 さよなら、フランス。 またくるぞ。

少し搭乗口に迷ったけど問題なく飛行機にのって、またほんのわずかな飛行でロンドンヒースロー到着。 こんどは十分な乗り換え時間があるし、ヒースローの仕組みもわかってて余裕しゃくしゃくなのだけど、イギリスポンドを持ってないので買い物もできず(^^;。 わざわざフランをポンドに替えるってのも手間そうだったし。 で、ロビーでこの旅行を振り返る…あ、また泣けてきた;_;。 成田行きの飛行機待ちのロビーは半分くらいは日本人で、もう半分帰ってきたようなもの…旅が終わったなぁ…あまりにいいことばっかりで、一点の後悔もなかったなぁ;_;。 素晴らしい体験だった。 搭乗…行きと全く同じ設備。 疲れてたのか、調子にのって機内食でワインを飲んだからだろーか…全然疲れを感じなかったけど、疲れてたのだろーか…全く眠れなかった行きと違って帰りは食事時間以外はほとんど眠ってあっという間に日本へ…。


(01/05/06)

パリ4日目〜の前に、持って行ったおみやげのことなども。 絵が好きってなAurelienには最適であろう、PSOの設定イラスト集。 これはいろいろ話できるネタにもなってよかった(^^)。 日本語は読めないわけで、少し説明したり(^^;。 アニメディアとDreamcastマガジン…アニメとドキャの最新情報ということで(^^;。 サクラ3の絵をみて、日本で作ったわりにはパリっぽいと言っていた(笑)。 あと、扇子などもあげる…あ、これ知ってるよ、拳法で武器に使ったりできるんでしょ、とか(笑)。 Aurelienはカンフーものの映画とかめちゃ好きみたいだからねぇ(^^;。 テキトーに日本のアニメを録画したVHSのビデオと、Hi8のビデオ…。 VHSのほうは、一緒に見たけど、時間がなくて出発前に内容確認できなかったランダム録画のテープで、見てみると大半におじゃる丸と特撮(ミカヅキだっけ…)が入っててあまりよくなかった(笑)。 子供がいじめられてるシーンで、IJIME?とかいうAurelien(笑)。 Hi8のほうは、NOIR(これも舞台がパリ)と、春新番をランダムに録画したテープ。 だけど、Hi8の規格をしらないって…びっくり。 フランスの免税店などで見かけたのはたしかにすでにDVしかない。 AurelienはDVは持ってるんだけどなー(^^;。 VHSへのコンバータを探してみる〜とか言ってたけど、絶対ないと思うな(^^;。 あと、2日目くらいにあげたのが、会社の名刺(笑)。 あまり驚いてくれなかった(^^;;。 残念。

今日は日曜日…実質パリ最終日;_;。 朝にホテルでいろいろ片付けて、シャワーを浴びたりして、準備オッケー。 んで、Aurelienちに行こうとするが、迷う(^^;。 うーむ、すぐ近くのはずなのに20分以上もウロウロしてしまったよ〜;_;。 どーにもパリの街並みは覚えられん(^^;。 日本みたいに派手で特徴的な看板やら周りから浮いてる建物はあまりないしねぇ。 で、結局駅近くまで行って、改めてAurelienちを目指してなんとか到着(^^;。 朝飯に、本物のクロワッサンを食わしちゃる!って言ってくれて、一緒に近所のパン屋までクロワッサンと、夕食用のいわゆるフランスパンを買いにいく(^^)。 おぉ〜さすが本場のパン屋はええ香りや(^^;。 売ってるものどれもめちゃおいしそう〜;_;。 帰ってきてそのクロワッサンをさっそくごちそうになる…おぉぉ、まだ少し温かいの〜これが本物のクロワッサンか〜うまくないはずがない(笑)。 なんといっても、表面がサクサクッ!なのに驚き。 バターの香りも控えめでとにかく軽い〜(^^)。 素晴らしい。

さて、今日は日曜だし、パリ最後だし、パリらしく美術館めぐりをすることにする(^^)。 すると、今日はストしてないだけでなく、なんと毎月第一日曜日なので国立美術館無料開放デーだとのこと。 おぉ、ラッキー(^^)。 その分混むかもしれないねぇ〜という心配も少しあるけど。 Aurelienもその制度を知らなかった〜って。 知らないはずで、美術系の学校に 通っている学生は、元々全部の美術館がいつもタダになるそうな。 な、なるほど〜正しくていい制度だ;_;。 準備オッケー〜だけど、出発の前に、Aurelienはちょとまて、TVを見てから行きたいんだ〜とのこと。 この後、Fist of seven stars(北斗の拳)をやるから必見なんだよ、と日本アニメばっかりやってるチャンネルをつける(笑)。 北斗の拳が大事でしたか(^^;。 いや、ほんと面白いと思うけど、この番組が日曜朝っぱらから子供向けチャンネルでやってるのはどーかと思う、と、Aurelienもいってた(笑)。 で、その時映ってたのは、はいからさんが通る(^^;! いや〜日本的なことがいろいろわかっていいんじゃないでしょうか(^^;。 終わって次は…エースを狙え!…蝶のことをフランス語でpapillon(パピヨン)っていうのだけど、お蝶夫人の名前はしっかりpapillonだった(^^;! 呼ばれてるのがわかる(笑)。 目が星だらけだね〜とか、男キャラがなぐりあって友情を確かめてたり、もう古すぎてわらしにも斬新だったので二人で笑いころげながら見た(^^;。 次かな…と思ったら、三銃士…うーむ、これはパスして他のことをして、その次…きまぐれオレンジロード(^^;。 Aurelienの苦手なナンパな番組が多いな、今日は(笑)。 なんか、北斗の拳は今日じゃなかったかも〜ということで、あきらめて出発することにする(^^;。 しっかし、フランス語で次々放映される日本アニメに圧倒されたですじゃ(^^;。

で、Aurelienはロダン美術館の作品が一番好きだっていうことだけど、やっぱりパリに来たからはまずルーブル美術館が見たいんだよ〜ということで、ルーブルへいくことにする。 わらしは現金が尽きてたのでまずシャンゼリゼ(ここは観光地なので日曜でもOKそう)に行って、トラベラーズチェックを現金に両替、さらに地下鉄でサク〜っとルーブルへ。

ルーブル美術館横の地下街に出ると、すんごい人出…ここは日曜日でもやってるショッピングセンターってことで、元々人が集まるらしい。 ここでも両替は余裕でできたか(^^;。 MUJIというブランド名で、無印良品の店がいいポジションに出店してた(^^;。 家を出るのが遅かったせいもあって、Aurelienはもう腹へっちゃったよ〜というので、素早く食べられるハンバーガーを食べることにする。 パリでマクドは嫌だったので、別のハンバーガー屋で(^^;。 飲み物に、フランスではメジャーな炭酸入りのミネラルウォーターを選んでみる。 日本と同じく、ハンバーガーより飲み物が高い(^^;。 おぉ〜これは、ハンバーガーに合う炭酸で、かつ砂糖が入ってないってのがかなりいい感じかも。 日本のハンバーガー屋でも売ってほしいなぁ(^^;。

さて、腹ごしらえもできて、ルーブルに入る…地上の入り口はめちゃ混みだから、ショッピングセンターからつながる地下入り口が穴場でいいんだよ〜という情報に基づいて、地下から入る…混雑してるように思えたけど、5分ほど並んだだけですんでラッキー。 お〜ほんとに今日はタダだ〜。 券買うのに並んだりしなくていいという意味でもありがたいのぅ。 入り口で、空港のように荷物検査があったのはびびったけど。 作品に悪さしようとするやつがいるんだろね…。 入ってすぐのところに郵便コーナーがあったので、昨日の晩に書いた絵葉書を日本にPAR AVION(エアメール)で出す。 4.90Fだったので、はじめてサンチーム(1フランは100サンチーム)の安硬貨をゲット(笑)。

さて、中ではまずインフォメーションで地図をもらう。 日本語を含めたいろ〜んな言語用のマップがあって、フラ語版と日本語版をゲット。 同じ地図で、お互いが自分で読めるってのは、こっちいこ〜とか説明するときに非常に重宝した(^^;。 ま、テキトーに回りましょうや〜と、ギリシャ彫刻を少し眺めつつ歩いてるとその先にいきなり出現した、サモトラケのニケ〜。 おぉ〜わらしでも知ってるぞ〜(笑)。 フラッシュは場所によるけど、基本的に写真を撮っていいってのが開かれた美術館だな〜。 ギリシャ系の彫刻は最初は楽しかったのだけど、顔だけのものも多いし、どれもこれも同じマッチョなので、しばらくして飽きてしまった(^^;。 次はイタリア絵画エリアとフランス絵画エリアへ…おぉぉ、ロマン派ってのかな?すんごい沢山ある〜しかも、この時代の絵ってめちゃめちゃデカイのね(^^;。 この迫力は教科書なんかではちっともわかってなかった〜。 なるほど。 天井なんかもひょいと見上げると巨大な絵が(^^;。 なんか自分が小さくなった感じ…。 とにかく巨大さに圧倒される…これなら確かに宗教や政治に利用できるわ〜。 民衆を導く自由の女神やナポレオンの戴冠式(どっちもちゃんとした名前はよく覚えてない(^^;)なんかの見たことあるのも平気でそこらに飾ってあって好きなだけ近づいてみられるのね(^^;。 でも、そんなエリアの中でひとつだけ別格に守られてて、別格に人だかりが多いのがモナリザ…フランス語ではLa Jocondeとかいう全然違う名前でAurelienと意思の疎通に困ったり…うーん、フツーやん(^^;。 歴史的にこの時代にこの絵が描かれたのが謎だとか、美術史上の意味は大きいのかもしれんけど、絵のサイズが想像よりずっと小さかったのもあって、いまいち感動がなく、1分で立ち去る(^^;。 ルーブルは4回目か5回目だというAurelienも非常にどうでもよさそうだったし(笑)。 もっと他の巨大絵画で、有名で知ってるやつのほうがわらしにはよかったけど、他はどれも人だかり、ということはなかった。 一旦引き返して、ミロのビーナスもいちおうチェック…いまさら写真をとってもな〜って気になったけど、後姿&ミロのビーナスの写真をとる人々、の写真を撮る(笑)。 この像は腕がないので有名だけど、どんなポーズしてたんだろね〜ってありきたりな話題に。 きっと右手は腰に、左手はピースして前に突き出していたのではないかというAurelien(笑)。 それ、いい(^^;。 サクサク回ろうということで、ヨーロッパ系をそこそこにして、ほんとにエジプト感満点なエジプトのあやしげで不気味なエリアを回り、さらに南米やアジアのさらなる怪しい展示物を見つづける…ヘンな気分になってきた(^^;。 ほんとに広いしいろ〜んなモノがあるねぇ…でも、想像してたよりは広くないというのが実感。 きちんと見ると3日かかるっていう話で、あまりに広い広い言われすぎてたのに比べて、わらしだと2日もあれば一通り見て飽きるだろう、というくらいかな(笑)。 面白いものはだいたい見て、時間もないので、次はオルセー美術館へ行こうということにする。 地上に出たら、混むという噂の地上入り口はなるほど、確実に2時間以上は待たされそうな、どこまで続いてるのかわからない行列ができてた。 地下だとすぐ入れるのに…ほかにも回ってる最中に、裏手の入り口もあった。 日本のガイドブックはちゃんと無駄な列を作らなくてもいいように親切に書いてあって優秀だぁ〜(^^;。 ルーブルの職員はフランス人で、しかも公務員だから、こっちだと何時間待ちだけど、他にも入り口があって、回ると早くお入りになれますよ〜なんていう余計で親切なことは決して言ったりしないだろからなぁ(^^;。

次の目的地がなんでオルセー美術館かってのは、やっぱり日本人としてはフランス絵画といえば印象派、これが捨てられないねぃ;_;。 日本の影響も多分に受けてるみたいだし。 オルセーはルーブルから近く、Metroでサクッと到着したものの、こっちは1つしかない入り口に大行列…うーむ、しゃーないか(^^;。 並んでる列の横で大道芸やってる人がいたりして、ヒマではなかった(^^;。 列は長いよーな気がしたけど、10分くらいで入れたかな…こちらも、無料でザクザク通れるようになってるのが大きいみたいだ〜(^^)。 元駅舎だというオルセーはさすがにルーブルと比べると小さい美術館で、逆に混雑してる。 印象派ずきの日本人も心なしか多いな〜。 わらしの持ってるパリのガイドブックと全く同じ本を持ってる日本人をAurelienが発見してた(笑)。 あの本ポピュラーなんだねーっと(^^;。 今回の旅、実に頼りきりだった。 マネ、ゴッホ、セザンヌ…作家別になってるコーナーをいろいろ見る〜ただただ同じフォーマットで巨大で豪快だったロマン派に比べて、こっちは小さくてもこだわり、やっぱり1枚1枚の見ごたえが違う;_;。 わらしみたいな素人でも明らかにこっちのほうが楽しい(^^;。 で、わらしにはモネの作品、風景画が一番しみたなぁ〜ちょっと日本を思い出したりしんみりと…この、描き込んでいないのに、写真のように鮮烈なイメージが湧くというのが。 Aurelienが、こーいう絵はいったいどこまで描きこんだところでやめるかが難しいんだ、とか言ってた。 オルセーについたときにもうすでに夕方だったので急いで回ったんだけど、途中でさすがに時間切れ、追い出される(^^;。 印象派以外のミレーなんかは見れなくなってしまったのは少し残念かな〜。 しっかし今日1日でルーブル&オルセー両方いってしまうとは…タダとはいえ(^^;…これまた実に歩きまくりな日で疲れたので、今日は徒歩でなくMetroで帰る。

帰って最後の二人羽織PSO…だけど、もうすぐディナーだよ〜ってことであまりできず。 そう、今晩はわらしのパリ最後の夜だってことで、Aurelienの両親がとっておきのごちそうを作ってくれていたという〜〜うひょぅ;_;。 なんて素晴らしい…;_;。 Merci beaucoup! ありがと! Aurelien兄も週末が終わり、また今晩から寮に戻る日でもあるという。

まず前菜にゆでた白アスパラガス…アスパラガス知ってるかって聞かれた(笑)。 いや〜知ってますよ〜(^^;。 でもこんなおいしいのは食べたことないです、はい(^^;。 そんで、揚げポテトや栗の煮たものも少し食べ始めたところで、いよいよ鳥のおでまし。 何の鳥かしらんけど、おやじさんが腹にいろいろ詰めて丸焼きにした、いかにもヨーロッパ風のごちそう(^^)! メインの肉料理はおやじの仕事らしい。 どこが食べたいかって聞かれてもわらしにはわからん(笑)。 手か脚かって聞かれたので、とりあえず、脚をもらう(^^;。 おぉ〜みかけと違って肉はめっちゃ柔らかいし、皮はパリパリ(^^)。 鳥はほんとはこーやって食うべきなんだなーとわかった(^^;。 ごちそうさま!!…と、文では簡単に終わったようだけど、ナイフとフォークで大苦戦(笑)。 箸を使ってもいいよ〜って出してくれたけど、箸でも食べられないってば(笑)。 ワインやチーズやパンも越えて、デザートは…ひ、ひ〜ん、これだけは、どーしてもわらしに合わなくて申し訳ないけど、無理して食べた;_;…何かというと、米を牛乳と砂糖かなんかで煮て冷やしたよーなもの;_;。 はぅ〜日本人が米好きだからってことで選んでくれたメニューなんだろーか…残念ながらどーしてもおいしいとは思えなかった(^^;;;。 やっぱり似て非なるものは、全然似てないものよりダメージデカイちゅうことですかな(笑)。 今晩もまた異様に陽気に話しながらのディナー…ほんまに、フランス人って明るいなぁ(^^;。 それにしても最後の最後までやさしくしてもらったなぁ…フランス人なんて外人嫌いだろーに、家庭料理までごちそうになってしまうとは、こりゃラッキーどころかもはや事件だったよーな気がする(^^;。

Aurelien兄と両親とも多分明日朝はもう会えないので、ありがと、さよなら〜と挨拶。 空港まで見送りには来てくれるというAurelienともいよいよ明日でお別れだね…と、ちょっとしんみりして言葉少なくAurelien家を後にする。 今日も歩き疲れてたのでホテルへ帰りついたらすぐに寝入ってしまった…。 今日も楽しかった…。


(01/05/05)

パリ3日目〜。 もういろんなことに緊張しまくることもなくなってきた(^^)。 フランス語で挨拶も自然に口から出るようになってきたかな〜(^^)。 フランスでは、ガラの悪そーなあんちゃんだろーと、急いでるときだろーと、ちょっとよっただけだろうと、店に入ったり店員と目があったときは絶対に Bonjour! 、お金を払い終わったり、去る時は必ず Merci, au revoir! 。 これはすぐ真似できるようになった(^^)。 まぁ、単に挨拶なんだけど、日本人には異様に礼儀正しいように思える(^^;。 お金を払うときと、お釣りを渡す時は、絶対に相手に見えるように1枚ずつ数えながら渡すね。 これは悪さをしないようにとお互い疑ってるのだろーけど(^^;;;。 ドアのたぐいは必ず後ろを確認して、後に人が続いてるときは手で押さえてドアがしまらないようにするね(^^)。 このへんのマナーは噂どおりだけど、レディファーストや、電車や道で体が触れたときは必ず pardon というという噂あたりはあまり細かく実行されてはいないというのが実感。

さて、昨日はパリのモニュメントを見まくったので、今日は美術館めぐりでもしたいんだよ〜と言ってみたんだけど、国立の美術館はスト中らしい、とAurelien母の弁。 フランスはとにかく労働者の権利が強くて(普通のフランス人は週に正味35時間しか働かない…それで夏に1ヶ月バカンス…こういうのを先進国というのじゃのぅ)、ストが頻発するとか。 美術館のほか、地下鉄やバスはすぐ止まりまくるとか、さらに、飛行機(国営エールフランス)までよく止まるので要注意らしい(^^;。 このストってのはフランス語でグレーヴ(greve…前のeの上にアクセント記号)っていうのを覚えていたのでずいぶん助かった。 英語でstrikeっていっても日本人もフランス人もその場で何の話してるのかわからなくなるのは間違いないから重要な単語だねぇ(^^;。 向こうもフランスの労働事情は日本と違うということは認識してるらしく、いろんな人に会う度に、日本人はよく働くっていうけど、一年間に何日休暇が取れるんだい?って聞かれた。 でもそもそも休暇を数えることすらしないわけで、知らない、数えたことない、としか答えられなかった(^^;。 あと、パリの店のほとんどは日曜日には営業しないので土曜のうちに出かけておいたほうがいいというのもあって、今日はショッピングに出かけることに決定。 ショッピングと言っても、ブランド物を買いあさろうというわけでは当然なく、普段Aurelienが行ってるゲームショップや本屋に連れてってくれよう〜といって、フランスのマニアの行動場所を教えてもらう旅に(笑)。

その前に、昨日のうちに調べて予約してもらったAurelienの家から近いホテルにチェックインしてわらしの大荷物を預ける。 二人ともねぼすけなうえ、準備してる間にチェックイン可能な正午を回ってしまってる(^^;。 このホテル、二つ星(中級の下)のホテルで、一泊320F(6400円)。 パリにしては安い。 で、そこそこ綺麗でも。設備は必要十分なシンプルさ。 それは別にいいんだけど、異様にエレベータと廊下が狭いのにびっくり…二人横に並んで歩けないくらい(^^;。 日本の半分以下か? 日本じゃなんかの法律にひっかかるカモ(^^;。 パリでは、このホテルなどホテルの入口や、その他集合住宅なんかの建物全体の入口にはだいたい暗証番号式のロックついていて、まず建物に入れなくなってる。 暗証番号は客や知り合いなどにはすぐ教えてくれるんだけど、全くの無関係な人だけは入れないという、微妙に人を分ける仕組みになってるっぽい。 Aurelienは、その建物の番号が知れすぎるとまた変えるとか言ってた。 面白いのは、郵便屋はだいたいの建物で使えるマスターキーを持ってるんだとか…ゲーセンのマスターキーみたいなものか(^^;。 オレの友達でそのマスターキー持ってるヤツいるぜ〜ってAurelienは言ってたけど、それって少しヤバい友達(笑)? ちなみにこっちの郵便屋のテーマカラーは黄色(^^;。

で、出発。まず、Metroで大学の多くあるというエリアあたりに連れてかれた。 地図をみるとソルボンヌ大学やその他の大学が林立してる辺り。 なるほど、やっぱりマニアショップは学生街にあるのか〜と納得(笑)。

朝からずいぶん時間が経ったので、腹減ったんだよ〜と、まず学生街で昼食を取ることに。 おすすめの中華料理屋があるってのでそこに入る。 アラカルトで、好きなのを好きな量言うと取り分けてもらえるシステム。 店員さんは中国服を着た中国系の人だけど、当然フランス語を話すので違和感(笑)。 日本人にも見慣れた中華料理でどれもめちゃおいしそう(^^)。 ありがたいのは、フランスではメートル法なので、重さをグラムで指定すること…これがアメリカやイギリスみたいなヤードポンド法だったら分量がサッパリわからんからねぇ(^^;。 会話…と、いっても、cent(100/サン)gram かdeux cent(200/ドゥサン)gramって言って指さしつつ無理やり食べ物の名前を読み上げるだけで注文完了(笑)。 チャーハンと春巻き、中華風焼きそば、しょうが風味の鶏肉の揚げ煮みたいなのを注文した。 鶏肉に、それはジンジャーだから気をつけたほうがいいよ〜ってAurelienは言ってたけど、このしょうが風味が日本人は好きなのですじゃ(笑)。 Aurelienがわらしのためにお箸を持ってきてくれって注文してくれたり、テーブルの上にはキッコーマンの醤油が…さっそくチャーハンをパクつくとこれが懐かしいご飯の味。 しかもおいしかったので急に猛烈に日本が恋しくなる(^^;。 うぉー。 春巻きも酢醤油をつけて食べる…あぁ、ここほんとにパリ(笑)? あぁ…めちゃおいしかった…やっぱり食べ物は身にしみついてるもんだなぁ(^^;。 値段も、42F(840円)とパリにしては格安だった。 さすが学生街。 食べ物の話題は盛り上がるもんで、ちょっと日本が懐かしくなったよ〜とかしばらく話してからやっとこ出かける(^^;。

周りにはけっこうな数のゲームショップがある。 どれも小規模で、品揃えがまちまち。 新作ゲーム(だけが)ドドーッと並ぶ日本とは違って、一品一品厳選した作品を、1本、2本と店の人の趣味で並べていって、それが積もりに積もって全体として店の棚を形成してる感じ(^^;。 プレステとドキャがメインで、あとマスターシステムやスーファミ、ネオジオにPC-Engineと、新旧ありとあらゆるハードのソフトを扱ってるのも斬新(^^;。 PS2はまだ高いのもあってこれからの模様。 ヨーロッパ版だけでなくて、日本版やアメリカ版のソフトも平気な顔して並びまくり。 値段も、2000円くらいから日本の定価あたりまで、人気に応じた値付けっぽくて、日本とそんなに変わらない感じ。 こんなパリの片隅で今も堂々と売られているスーファミのヴァリス(日本版)に少し感動(笑)。 このゲームのPC版がめっちゃ好きだったんだよーとか言う(笑)。 そんなわけで店によって品揃えが全然違うので、次々に、ちょいと入ってはちょっと見て出る(^^;。 どの店にも熱心なゲームファンがいっぱいで、やっぱりうれしい(^^)。 ゲームの話も盛り上がるもので、いろいろみながらこのゲームはどーだとか、あーだこうだ言い合う(笑)。 ゲーマーに国境なし(^^;。

次は、Aurelienが行きつけらしい、BDのお店にいく。 BDって、何の略か知らないんだけど(^^;、フランスのマンガのようなもの。 マンガよりは芸術書に近くて、めちゃ描き込んであって、カラーで、装丁が立派で、ページが少なくて、絵本っぽい、大人の読み物。 でも形式としてはマンガそのもの。 わらしは知らなかったのだけど、けっこうメジャーな文化らしい。 今では日本のマンガやアメコミの影響も受けて、独特のノリになってきているらしい。 ほほ〜。 日本のAKIRAやバガボンド、エヴァ、北斗の拳、ベルセルク、鳥山明のシリアスな作品あたりが影響してるのではないだろーか。 だいたいの本に少し唐突に濡れ場があるのがフランスらしくて面白い(笑)。 Aurelienは何冊も手にとって、店員に内容をいろいろ聞いたり、立ち読みしたBDを戻す位置を忘れたといって聞いたりしてた(笑)。 なかなか派手なヒロイックファンタジーやSFが多いんだけど、フランスが舞台なものはないかといって、絵もあまりクセのない第二次大戦あたりの話の全2巻のものを約150F(3000円)で買う。 これが今回のパリ旅行で一番高い買い物か(笑)。 もちろん端から端までフランス語で全く読めないのだけど、これを解読していくとすれば、フランス語のよい勉強になるであろう(^^;。

次は、謎のアメコミショップへ…アメコミのほかにグッズもいろいろ。 日本のグッズもちょこちょこ。 フランスでアメコミ版ダーティペア(絵が異様に濃い)やパワーパフガールズを立ち読みしたりするのは非常に妙な気分だ(笑)。 いまなぜかフランスではメジャーなグレンダイザーのTシャツがど〜んと売ってたのはすごい(^^;。 カタカナでグレンダイザーとか書いてあるのは日本人にとっちゃめっちゃ恥ずかしいんじゃがのぅ(笑)。 近くにあったマクドナルドで値段をチェック(^^;。 ビックマックのセットで34F(680円)と、価格破壊が起こる前の日本とほぼ同じ感じかな。

ここから近くて、パリ人が一番好きだというリュクサンブール公園へ歩いていく(^^)。 おー。 これはこれは広くて開放的な公園だ…。 素晴らしい…。 少し天気が悪くなってきたのが残念だったけど、ぷらぷら歩く。 敷地の端にはリュクサンブール宮殿がドーンと構える。 国会に使われてるとか(^^;。 気分がいい公園だったので、この旅行で唯一の自分入りの写真をとってもらう(^^;。 真ん中に八角形の池があって、ラジコンのヨットがたくさん走ってた…子供に人気があるみたいで、他の公園の池でも見かけた。 それはレンタルで、30分20Fだそうだ(笑)。 公園は国管理ということなので、あれも国がやってるのかってきいたら、たぶんprivateだとのこと。 勝手に商売やってるのか(笑)。

その後、日本のMangaとかもあるらしいぞ〜と、Metroに乗って、こんどはわらしのガイドブックに載ってたJUNKUという日本本屋へ行く。 Aurelien自身も初めてだという、東京風の綺麗な駅に綺麗な車両、自動ドアにアナウンスという最新で特別なMetroの14号線を使った。 いや〜フツーだ(^^;。 こーいうのもあるんだ。 このシステムのMetroに乗れれば東京でも地下鉄大丈夫だよ(笑)。 で、JUNKUはどこかな〜住所は本に載ってるけど、駅からの道がわからなくて、道行く人に道を尋ねるパリジャンAurelien(笑)。 発見…ああっ!店頭から、日本語で営業時間とか書いてある…入ると…いきなり日本の本屋にワープ!! こりゃびっくり。 日本の本を売ってるフランスの本屋ではなくて、中身はまるっきり日本の本屋になっているという〜。 JUNKUってのは、日本のジュンク堂(京都にある、高校時代よく行った本屋)の支店だった〜。 す、すごい…雰囲気が全くおんなじだ…品揃えも、フツーの日本の本屋で売ってるものはなんでもある感じ。 わらしの持っていったパリのガイドブックも、ドキャマガジンも、アニメ誌も楽勝(笑)。 さらに地下はオタク向けエリアはもっとすごいことに…なんじゃこのマンガの品揃えは〜。 日本のフツーの本屋よりも、充実した品揃え(^^;。 店員製らしいさくらの手書きイラストで何巻発売中〜とか描いてある(^^;。 セル画を売ってたりもする。 こどちゃ原作が1巻から10巻まで全部揃ってたりもする(笑)。 AurelienにこれがFU-KAの名前の下になった風花の出てるマンガだよ〜って言う(^^;。 でも、こどちゃも、他にも、少女マンガの話をするとすぐ逃げたりするし、どうも少女マンガや少女アニメは恥ずかしいもので、クールじゃないという意識があるようだ(笑)。 いや、正しいですよ、そりゃ(^^;。 でもわたしはそーいうのが好きなのです、よろしく(笑)。 で、Aurelienもお気に入りのエヴァやlainの設定集なんかを見て欲しがるが、この店、めっちゃめちゃ高い;_;。 元の日本円をフランに換算して、そこから2.5倍くらいした値段!! 2500円の設定集だと6000円以上に!…たけぇ…普通、輸入して、送料払っても2倍にはならないよな〜。 置いてあって見て買えるということはそれだけの価値があるのか…。 あ、フランスは税金も高いんだったね。 それでも、Aurelienはエヴァの設定集の3種類あったうち一冊をカードで買ってた…がんばれ;_;。 残りの2種類を日本で買って送ってあげないとなぁ〜。 で、日本語の本だけでなく、日本のマンガと日本のアニメのフランス語版も少し置いてある。 マンガは文字を全部描きなおしてるわけで、大変なのか、メジャーな作品でいろいろと。 DVDやビデオは日本の売れ線と過去の名作を中心にそこそこ。 フランス語字幕版や、フランス語吹き替え版などいろいろ。 そのへんを買ってみないとな〜と、じっくり吟味して、マンガのセーラーVの1巻と、CCさくらのビデオ(フランス語吹き替え版)の4巻を買う(笑)。 マンガは翻訳が大変なのか高めで42F(840円)、ビデオは日本より安いくらいで、4話入りで129F(2580円)だった。 ただ、フランス語は読めないし、武内直子の絵は欧米対応するための左右反転にいまいち堪えてないし(笑)、ビデオはVHS-SECAMだったので見れないカモ…(^^;。 フランスのさくらと知世ちゃんの声は聴けるかな(笑)。 日本とアメリカはNTSC、ヨーロッパのほとんどの国はPALで、この二つは比較的簡単に見られるんだけど、(ドキャもこの2種類に対応)フランスとロシア独特のSECAMはきついな〜(^^;。 Aurelienはゲームや日本やアメリカのビデオを楽しむため、NTSC, PAL, PAL60, SECAMフル対応の環境を持ってるわけだけど(笑)。 で、買った時の店員がまたすごかった…日本人店員が日本語ペラペラなのはまぁいいんだけど、応対してくれたフランス人店員まで、何フランになります〜何フランのお返しになります〜ありがとうございました、またお越しくださいませ〜と、アクセントまで完璧な日本語で応対されて驚く(^^;。 思わず日本語で、あ〜どもどもと答えてしまう(笑)。 そんな店で、当然日本人も少しいたけど、その時のオタク階の客の主流はフランス人だったのも意外だった…やっぱりフランスのマニアの間では日本のマニア文化はかなり注目されてるというのを感じたねぃ。 Aurelienもここに通うことになるのでしょう(^^;;。

さぁ、もうだいぶ遅くなってきたし、買い物も終了ということで…やっぱり歩いて帰る(笑)。 実によく散歩するパリ旅行だ(^^;…パリの広さだとほとんどどこからでも歩いて帰れるしね(^^)。 しんどくなっても必ずすぐ近くにMetroの駅があるわけだし。 コンコルド広場をかすめてオベリスクを眺めながら、高級ブランド街を通ることになる。 お〜これが、一部の日本人がパリを目指す理由の店々なのよねぇ〜と冷ややかな気持ちに(^^;。 Aurelienも、こーいう店が日本の女の人達は好きなんでしょ〜っと承知ずみ(^^;。 値段が表示してないねぇ〜値段をききもせずゴールドカードで買うんだろね〜縁のない世界だね〜とか、話しながら通りすぎる(笑)。

で、もう少し歩いた先に、ギャラリーや骨董品店の多いエリアがあり、店頭から見えるアンティークのたぐいを眺めながら歩く。 これはまた飽きないな〜(^^)。 いかにも〜なフランスアンティークやそうかと思うとアジアな骨董とか多種多様…これで商売成り立ってるんだろーかというくらいたくさん店があるけど、ひとつ数百万円とかして、半年に一個売れればいいや〜な商売なのかもしれん(^^;。 絵のギャラリーには、いきなりづかづかと入っていって、これはいい作品だ、後から、全然ダメなのもあったね…と批評をするAurelien…自然に生活に芸術がしみついているのだねぇ〜素晴らしい;_;。 わらしには現代フランス芸術はさーっぱりわかりませんでしたとも(笑)! あ、でもちょっといいな〜とかほほ〜ってなものはゴロゴロと(^^)。 パリは知らない人にもその気にさせる芸術の街なんだねぇ…。

して、しばらく歩いてよーやくAurelien家に到着。 少しPSOをしてまた日本人とチャット(笑)。 いや〜、今日もわたしは元気だよ〜っと(^^;。 今日も必死で日本語を英語に通訳(^^;。

んで、今日はマロク料理を食べさせてやるからこい〜と、Aurelienと兄と、その友達(太ったほう)(^^)。 歩いてすぐの、わらしの泊まってるホテルのすぐ前にあるお店へ。 マロク…モロッコだった(笑)。 元コロニー(植民地)だったので、モロッコ料理店はけっこう多いそうな。 食べるのはクスクス…あぁ、日本でも食べられるのだろけど、もちろんわらしは初めて(^^;。 そば粉の蒸したものに野菜と肉をのせて野菜の煮汁をかけて食べる…なんかうまそうじゃない表現だな(笑)。 辛味もつけて、なかなかおいしかったですじゃ(^^)。 しかも満腹…食べきれなかった;_;。 昨日に引き続き、フランス人流の話好きなところがでまくって延々と話をしてる横で、ナイフとフォークでうまく食べられなくて悪戦苦闘のわらし(^^;。 たまにAurelienが話題を要約通訳してくれるのがちょうどいいくらいのペースだった(^^;。 楽しかった〜。 このお店、ちゃんとウェイターがサーブしてくれるような店で、ワインもつけて、1人あたま3000円くらいかな。 で、勘定を請求する言い方は知ってるかってAurelien兄友達がいうので、フランス語会話番組で覚えたL'addition, s'il vous plaitでしょって言ったら、お〜知ってるのか、言ってみそ〜って言われる。 本物のフランス人3人の前で言わされるのか(笑)。 ちょっと緊張して言ってみたら、ばっちり通じた〜と思った瞬間に、フランスでは勘定の請求をした人が全部払うんだよ〜とのこと! マジッ!? ウソぴょん〜(笑)! いや〜びっくりしたっちゅうねん(^^;。 …でも、昼間にマンガ類を買いすぎて現金がなくなってトラベラーズチェックばかりになってしまってたわらしは元々Aurelienにおごってもらうことになってしまってたのでした…失敗だぁ〜;_;。 無理させてる〜。

そんなこんなで今日もめちゃめちゃお世話になりまくって、楽しい1日…でもほんとに丸1日歩いてたよーなものでヘロヘロ…目の前のホテルに帰ってすぐにダウンでおやすみ…充実しすぎるくらい充実した日だったなぁ〜(^^)。 ありがとう。


(01/05/04)

パリ二日目〜(^^)。 …の前に、Aurelienのことなどを。 初めて見た時、う、こいつはいまどきの渋谷系のフツーの若者、という印象(笑)。 さすがにカッコいい。 フランス人な感じはもちろん(笑)。 タバコを吸うね…フランスの喫煙率はけっこう高く(日本よりは低そう)女性も増えてるとのこと。 Aurelienはコーヒーは飲まないって言ってたけど、ドラッグは一種類だけにするためだとか(^^;。 英語はかなりできる…ほんとに高校で習っただけなのか〜? 両親はわらしと同レベル位のたどたどしい英語、Aurelienと兄貴はかなりできる…兄貴ともども英語のゲームをやりまくってるのがかなり大きいらしく、そこらのフランス人に比べてもうまいほう。 ただ、フランス人の発音には大きな問題が…噂には聞いてたけど、ほんとにHを発音しない(^^;! それは英単語ですら。 わらしの名前のHirotoはイロト。 howはアウだし、himはイムだし、hereはイア…何度もハマったのが、アルフ…これは難しい…halfだって気づくのにだいぶかかった(^^;。 日本人はあまり使わないけど、欧米人が好きで、よく出てくる重要な単語だからな〜。 まぁ、なんとか最後には慣れた(^^)。 彼は美術(Draw)系の専門学校生で、学校ではかなり頑張ってるらしく、ここ1年で描いたという沢山の作品を見せてもらう…デッサンからデザインから、商業デザイン、立体デザイン、オリジナルなデザインまで…実はめっちゃうまい;_;。 メールでもらってたアニメ調の絵はいまひとつ日本人には理解できなかったのと違って、フツーに描いた絵はすごいやん(^^;。 レタッチやら、ブランドの店看板から包み紙までの一環したデザインやら、実際的なこともやってるのね〜。 どうも本人の話や親の話を総合すると、昔は郊外に住んでたのだけど、大都会のパリに出てきたときに勉強についてけなくなったことがあって…とか。 それが、絵にハマって(アニメ好きもその一環っぽい)、今があるよーな感じらしい。 がんばれー。 それでも普段は昼まで寝てたり、少しだらしないよーだと、警察学校に通ってて寮生活なお兄さんと比べられてるようではある(笑)。 大変だねぇ〜。 金は、いきなりポンと安くない額をおごってくれたり、いま全く持ってないからここは払ってくれっていったり、クレジットカードを使ったり、持ってるんだか持ってないんだかわからん感じだったけど(笑)、ものの高い安いの感覚はわらしに近くて、買い物なんかでも具合よかった(^^)。

で、二日目…パリでの爽やかな目覚め…だけど、噂どおりパリの空気は非常に乾燥してて、喉がカラカラで、唇もカサカサ。 昨晩使ったタオルもすでに乾いてる(笑)。 水をちょーだーいといってもらったのは、日本でもおなじみのペットボトルのEvian(^^;…もともとフランスのものだったけねぃ。 デザインもほぼ全く同じなんだけど、唯一違うのが、内容量の表示…clで表示されてる。センチリットルだ(^^;。 そんな単位使ってるのか〜(笑)。 もともとメートルってのもフランス発祥のはずだけど、日本では飲み物にml(ミリリットル), dl(デシリットル…小学校のみ(^^;?), l(リットル)を使ってて、唯一抜けてるclをフランスで使ってるってのは面白い(^^;。 朝飯も食べるかいってことで、日本でもスーパーで売ってそうなパンに、ブルーベリージャムをつけたものと、日本でもおなじみのリプトンの紅茶をいただく…極めてフツーだ(^^;。 Aurelienは学校へいくので、ついて行き、彼が降りた後もそのバスにそのままのってればちょうど凱旋門へいくよ〜ってな話。 それで、そのまま凱旋門へ向かう(^^)。 おー、これが凱旋門か。 見たことあるぞ(笑)。 その真正面にシャンゼリゼ大通り。 トラベラーズチェックの両替ができるところを探したりしつつシャンゼリゼを散歩…あぁ、パリっぽい(笑)。 道が広くていいなぁ〜。 ショッピングセンターっぽいところを通ったり、カフェの様子を横目に見ながらプラプラと。 世界でも有数の観光地なので、両替商も多く、とりあえず近くの有名なトマスクックの両替所で替えたら手数料をやたらとられた;_;。 失敗…ちゃんと確認しないとな(^^;。 日本人もたくさんいるな〜ゴールデンウィークだしなぁ(笑)。 マクドナルドもあるなぁ(^^;。 中国語(っぽい言葉)で親切そうに話し掛けてくる人がいたけど、こーいうのが危ないんだっけな〜と相手にせず。 スタスタと。 1人なので、好きなペースであっちふらふらこっちふらふらと楽しい街歩き(^^)。 そのままシャンゼリゼ大通りの商業地帯も越え、ちょっと横に入ってグランパレやプチパレの立派な建物をみたり、ほんとに綺麗な公園を通って、バスチーユ広場の手前までいって引き返す。 今度は通りの反対側をぷらぷらとまた凱旋門まで戻る(^^;…片道1時間弱くらいかな…元気だな、オレ(笑)。 たしかにパリは狭いという話どおり、これだけで、パリの地図で外郭から中心部へ、また中から外へ、というくらいのはっきりわかる距離歩いたことになる。 歩いてみて距離がつかめた(^^;。 あとパリで気づいたことは、やたら緑十字が目印の薬局が多いこと…。 そこここのカドにある。 商業地にも住宅地にもいっぱいある。 あとでAurelienに、なんでパリにはこんなに薬局がおおいの?ってきいたけど、そうかぁ、考えたこともなかった、とのこと(笑)。 地元民にはそんなものなのカモ(^^;。 あと、パリでは(というかヨーロッパではらしい)大小全ての道に名前がついてて、それで住所が表わせるのが面白い。 どこにいってもここは何通り、何番地ってパリらしい青白の看板で掲示されてる。 これは便利に違いない。 シャンゼリゼから入ったところに、フランクリンルーズベルト通りなんてのを見つけて、なんでアメリカ人の名前がついたりするんじゃ〜とかすこしいぶかってしまったけど(^^;。 して、再びスタート地点に戻り、今度は凱旋門に登る(^^)。 道路に囲まれた陸の孤島にあるんだけど、地下から入れる。 学生以外の大人は少し高くて42F(840円)。 踊り場なしで一気に200段以上の階段…息が切れまくり(^^;。 関西人と思われる日本人が、なんで高い金払ろてんのにこんなにしんどいねん、ってぼやいてた(笑)。 で、凱旋門のてっぺんに…見渡す限りのパリ!! 素晴らしい街並み…あぁ;_;。 これは素晴らしい…。 丘や、ビルの方面もあるけど、基本的にこれはこれはという絶景。 しばし眺め。 凱旋門の中で少し展示をみたりお土産を買ったりしてから今度はくだりの螺旋階段…めっちゃ怖い;_;。 単調に同じ方向に周り続けるから、感覚がマヒしていまにも階段を踏み外して落ちてしまいそうだった(^^;。 登山は登りより下りが大変なのよのぅ(笑)。

そろそろAurelienの学校が終わった時間になったので、電話をして、凱旋門の近くのバス停で待ち合わせようとする。 携帯に電話をかけたらすぐに、すぐ受話器をおいてそこで待ってろっていう。 なんだかわからなかったんだけど、すぐその後、その公衆電話に電話がかかってきた〜。 携帯電話は高いそうで、普通の電話でかけ直したとか。 公衆電話にかけるってのが普通に行なわれてるのね〜。 合流後、伝統的なフランス料理を食べに連れて行ってやる〜っていうことで、いきつけらしい軽いレストランに。 フランス語会話の番組でも出てきた、定番のステックフリ(ステーキ&ポテトフライ)を二人して頼む(^^)。 ワインも…やっぱりフランスではフツーに昼間からワインなのね(笑)。 シンプルな店だけど、それでもわらしには敷居が少し高く感じられたなぁ〜。 なかなかおいしいクルミと野菜のサラダをつついてる間にステーキとポテトも運ばれてくる。 太いろうそく2本が備え付けられた台の上に金属の皿で運ばれてきたものが置かれ、最後まで暖かく食べられる仕組み。 ポテトとパンは食べ放題だけど、肉はそうじゃないよと(笑)。 うぃ〜。 でも食べ放題どころか、肉だけでもわらしには、パンもポテトも少ししか食べられないくらいボリュームがあった(^^;。 う〜マスタード風味のさすがにおいしいソースなので、これをつけてポテトやパンをもっと食べながら肉を食べたいのに、そんなに食べられないってば〜ってな状態(笑)。 サラダまで多かったしなぁ(^^;。 あ、サラダのドレッシングはやっぱりフレンチドレッシングだった(笑)。 で、パリでは昼食から2000円くらい必要との情報は得ていたけど、ワイン込みで110F(2200円)だったかな。 フランスっぽい料理を堪能できたし、満足だったけど、やっぱり少し高くないかい(笑)。 パリは食べ物の値段が高い模様…シャンゼリゼの近くなんてもろ観光地だしねぇ(^^;。 それに税金が2割ほど含まれてるし。 あと、あんまりサービスのよい店ではなかったけど、チップも置いたり。 パリ〜なやや遅い昼食を満喫できた(^^)。

あとは腹ごなしと街見物と散歩を兼ねてなんと歩いて帰る!…Aurelienの家は凱旋門から近いとはいえ、すごいよ(^^;。 途中のパリな街並み、通った綺麗な公園、新鮮だねぇ…ほんとにぷらぷら散歩に適した街だ…街歩き好きなわらしにはたまらん(^^)。 たまに日本食レストラン店頭で愉快な日本語を見かけたり、日本大使館の前通ったり、やっぱり薬局が多いね〜とかいろいろ話をしつつ(^^)。

Aurelienの家に帰ると、週末なので寮から帰ってきていたAurelienの兄さんにも会う。 PCゲーマーで、フライトシミュレータをしてたり(^^;。 日本のゼロ戦にパリのマップを選んで、エッフェル塔くぐりを見せてくれた(笑)。 さすがに警官の卵ということなので、ちょっと怖い感じがしたけど、やっぱりやさしいええ人だ(^^)。

で、夕方は日本人の都合にあわせたLairyaのPSOタイム(笑)。 Aurelienのドキャは調子が悪く、PSOの起動に失敗することが多いそうで…起動するまでに十数回…毎日毎日なんどもフタの開け閉めをして、たまに読み込むまで頑張ってるそうな(^^;。 我々の知らないそんな苦労が(笑)。 やっとこ起動…あぁ、画面は英語(一部フランス語)だけど同じゲームだ(笑)! PSOだ〜そして、VMにLairyaとRei-03が…おぉ〜ぅ、いつものキャラだ〜。 ほんとにここからアクセスしてたんだぁ〜と感激;_;。 素晴らしい。 PSOありがとう。 で、いつもの日本人メンバーのいるところにいって、いつもの調子でチャットなどを(笑)。 わらしも、キーボードを借りてパリから日本の友達に話す〜なんて非現実感のある体験なんだ〜(^^)。 漢字が打てないのは仕方がないけど、問題はフランスのキーボードはアルファベットの配置すら日本語や英語キーボードと違うところなんだよなぁ(^^;。 キーを1コ1コ捜しまわるといういまさらな体験(笑)。 Aurelienのために、日本人の日本語発言を英語に通訳するのも経験…次々としゃべられるとめちゃ大変だった(^^;。 なんとか雰囲気が伝わる程度にはできた…かな(^^;。 パリから二人羽織だね〜とか日本語で言われて、いったいどう訳せばいいのやら(笑)。 現地からのリアルタイムなパリ情報やAurelien情報を伝えたり、パリはええところや〜といったり、しばしのチャットに満足(^^)。 PSOってすごいよねぇ…。

で、そのままLacombe家の夕食にあずかることになる(^^;。 おやじさんは、まるでサンタクロースのようにかっぷくのいい、めっちゃめちゃ陽気なおっさん(^^)。 father in law ってことなので、Aurelienの義理の父かと。 それ以上は聞かなかったけど。 ベルギー人だそう。 英語は簡単な単語を区切るようにしてしゃべってくれるので、非常にわかりやすかった(^^;。 おかーさんのほうは、この都心の家の持ち主らしい。 英語は家で一番苦手らしくて、see と show を取り違えるくらい…で、その度におやじさんにツッコミを入れられてて、異様に明るいコンビに圧倒される(^^;。 ラテンの人って陽気ね〜。 ずっとしゃべりまくりで、(フランス語はもちろんサッパリ(^^;)いろいろ英語で聞かれたりもして、実に楽しい明るい夕食…団らん…そもそも、わらしは長く一人暮らしなので、国を問わずこーいうことがすでに珍しいよ(^^;。 えらいところに招かれてしまった(笑)。 格好の話のネタにされた感じだったけど、問題なし(^^;。 食べたのは、なにやら山のようなマカロニとハムをオーブンで焼いたようなの。 昼間のステックフリといい、フランスの実際の食卓は一品を大量に食べるのだということがわかった(^^;。 その後でチーズを肴にワイン。 このカマンベールチーズと胡椒チーズは噂どおり素晴らしかった〜(^^)。 かなり強烈そうなブルーチーズには、これはlightじゃないよ〜と脅かされたので、さすがに逃げた(^^;。 そのあとにデザートにプラムやブドウなど。 ほほ〜。 あと、食事始めるときのBon apeti!っていうのも本物のシチュエーションできけたのがよかった(笑)。

で、しばし休憩後、Aurelienと、兄と、その友達2人と、その恋人1人で飲みにいくので、ついてこいとのこと。 なんと。 警官の卵なのにワイン飲んだ後に、さらに酒を飲みに自分の運転で自動車で行くってのはフランス的にはありなんでしょうか(^^;。 街の中心部のOpera近くにテキトーに路上駐車して、待ち合わせの場所もOperaの入り口の前。 すげー(^^;。 日本でいったら帝国劇場か歌舞伎座の前だからね(笑)。 テキトーにCafeに入って、各人ビールなどを。 Aurelien兄の友人は、恋人連れてる1人は同じく警官の卵で、ちと怖いルックス、しかも最後まで英語はしゃべってくれなかったので快く思ってくれなかった人だったのだろう;_;。 もう1人は逆に妙に興味をもって話し掛けてくれる人で、ちょっと太った陽気な人だった(^^;。 この人たちが話す話す…フランス人ってめちゃめちゃ話し好きなんじゃのぅ〜全くわからんフランス語で延々と2時間くらい(^^;?…しかもビール一杯でずっと粘る(笑)。 わらしにもいろいろ話し掛けてくれたり、Aurelienが気を利かせてくれて英語で何話してるか通訳してくれたり、完全に置いてけぼりってことはなかったけど、なんせフランス人がチャット好きだってのはよーくわかった(^^;。 食い道楽だし、フランス人はきっと関西人なんでしょう(笑)。

で、もう深夜の12時…帰るのかと思いきや、パリの名所を案内してやる!と、自動車であちこち連れまわってくれた!! やっぱり飲酒運転という概念はないのだろーか(^^;。 これが、いや〜すばらしかった;_;。 夜のルーブル美術館の前を抜け、夜のノートルダム寺院を訪れる…それでなくても荘厳な建物の膨大な彫刻が、薄明かりに浮かび上がってもうこれはこれは…。 彫刻のカトリックにおける意味なんかを説明してくれようとするけど、基礎知識がないわらしにはややわからないところがあって残念;_;。 キリストと、ガーゴイルくらいしかわかんねよー(^^;。 で、これは世界でも有数のゴシック建築だっていうから、わらしは、もちろん知ってたし、世界で一番だと思うっていったら、思わずガッツポーズをするAurelien兄とその友人(^^;。 も、もしかしてスペインのなんたらいう寺院と世界一を競うライバル関係にあるのかしら(笑)。 パリの紹介というより、もしかして、自慢につきあわされてる?、わらし(笑)。 セーヌ川岸にもいく…噂にきいてた先のセーヌの洪水の跡と、少し歩道がまだ川につかってるところを見せてもらったりしつつ、深夜のセーヌ河畔を散歩…ほんとに散歩が好きなんだなぁ…夜中にせんでも、っていう気もするけど(^^;。 金曜の夜は特別で、そう簡単にねちゃダメっていう気分もあるみたい。 そして、次はエッフェル塔へ…おぉ、イルミネーションでまばたくエッフェル塔(^^)。 全体が白でフラッシュ…少しパチンコ屋な感じがするのが残念だが(笑)。 エッフェル塔は東京タワーと違って、真下に建物がないので、ちょうどど真ん中の真下に立って真上を見上げてみたり(^^)。 これが100年以上も前にできたのか〜。 深夜だというのに、イタリア人の観光客が写真をとってたり、けっこう周りに人がいたのも謎(^^;。 さすがにもう遅くなって、エッフェル塔のイルミネーションも終わったので帰る…。 車を停めるところは、家の前は私道だからみんな自家用車を停めてるんだよ、とのこと。 そーいえば、夜になるとあちこちの路地に車が停まりまくりね…あまり車庫という概念はないらしい…そんでどの車も野ざらしなわけで、それがパリの自動車がみんな汚い理由なのかしら、と思ったり。

…あぁ、今日はなんか1日でパリのモニュメントというモニュメントを回りまくり(^^)。こんなに親切にしてもらっていいのかしらというくらいLacombe家にお世話になってしまった充実した日だった(^^)。 楽しかったよ〜。 幸せよ〜。 Aurelienの用意してくれた客用のマットレスとシーツで寝る。 疲れもあって、すぐ寝入る…。


(01/05/03)

いよいよ…というにはあまりに急でまだバタバタしてるけど、始発で成田出発!…の直前の午前3時ごろ、まだPSOをやって、ロビーでLairyaと待ち合わせの打ち合わせをする(笑)。 メールのやりとりより、いつものロビーでのチャットのほうが打ち合わせがはかどるはかどる(^^;。 実際に電話したとしてもお互いの英語が電話で通じるとも思えないし、メールはターンアラウンドが長すぎて、この時間がないときにどーしようもないし、PSOが連絡手段としてもベストだとは(^^;。 とりあえず、Metro3号線のMalecherbesにそっちの時刻の20:00ごろにつくから電話するね〜とかそんな感じで確認(^^)。 そーこうしてる間に4時になったけど、始発まで1時間くらいあるので、ひさしぶりなRinaや日本勢と、配信されたばかりのクエストをやってから出発することにする(^^;;;…結局出発準備にこの1時間だけしか余裕がでなくて、ほんとーのギリギリになってしまった(^^;。 楽しくクエストをクリアして、じゃ、またね〜パリで会おう!と言い残していよいよ成田へ出発。 果たして帰ってくることはできるのか。

限界までコンパクトにしていろいろあきらめた(準備が間に合わなかったともいう(^^;)ものもあって、シンプルなのだけど、それでも海外旅行仕様の大荷物でしかも雨…けっこうヒーヒー言いいつつも、安くすまそうと日暮里へ。 はぅ、空港直行の京成スカイライナーが満員売りきれだって〜;_;? はぅ…混むものだとは知らなかった…予約など考えもしなかった…じゃ、京成在来線特急は…うぉ、まだ朝早くて30分も間隔がある(^^;;;。 ひ〜ん…余裕もって出てきてよかった…。 で、いきなり30分の間ヒマになったので、2日と空けたことなどないのに、これからしばらくお米が食べられなくなってしまうのはツラいだろな〜と、売店でおにぎりを買ってむさぼったり。 スカイライナーが満員だから、特急も混んでるだろな〜とガッカリしてたけど、意外に空いててゆっくり座って成田まで(^^)。 時間もそんなにかわんないし、安くついたのでよしとしよう。

初めての成田空港…というより空港…ピッカピカよのぅ;_;。 いきなり改札を出てすぐ荷物検査にパスポートチェック…うぉ、オレはまだ何もしてねぇ(笑)。 すっかりおのぼりさん状態で、空港内をキョロキョロうろうろ…よくわからない(^^;。 とりあえずまだ時間に余裕があったし、円をフランに変えてる。 うーむ、フランスフランは他の通貨に比べて、妙にキャッシュとトラベラーズチェックのレートに差があるなぁ。 他の国の通貨だと数パーセントしか差がないのに、1割以上も差がある! とりあえず5万円を2500フランほどトラベラーズチェックにして、端数を現金のフランに。 おー、これがトラベラーズチェックか〜。 これがフランか〜…フラン紙幣は妙にカラフルだ(^^;。 で、両替にけっこう時間がたってしまったので少し気持ちがあせりつつも、さらに空港をうろうろして、なんとかHISのカウンターで航空券をゲット。 続いてわらしが乗るブリティッシュエアウェイズのカウンターで搭乗券をゲット。 替わりに荷物を取られる。 大事なものは入ってなかったからよかったけど、手順がわかってないだけに、なんか致命的なことになってしまう可能性があったのカモ(笑)。 けっこう綱渡りね(^^;。 荷物は荷物で勝手にパリまで旅行してくるのね〜。 そして、どこへいったらいいのかわからない(^^;…あ、あの通り抜るのに敷居の高そうなほうだ(笑)、と、出国手続きをして制限エリアへ。 しっかりコインとベルトで金属探知機を鳴らしてしまうのも経験(笑)。 あぁ、もう日本を出てしまった…これが無くしたら日本に入れなくなるという出入国カード(の片割れ)か〜、無事日本に帰ってこられるだろか〜と感慨にふける。 もう搭乗1時間前くらいになってて、いつのまにか余裕をみてた時間を使い果たし、ちょうどいい時間になってしまった(^^;。 免税店もけっこうあるし、とにかくキレイだなぁ…で、意外に1人だと時間を持て余したのでカレーを食べる…これでご飯もしばらく食べられなくなるからな〜と思って(^^;。 高くてまずかったけど、あぁ、さらば日本と、感慨。 して、搭乗…あぁ、日本の空港だから表示もアナウンスも日本語と英語両方あるし、わかりやすくて何のこともなし。 ありがたや。 飛行機の中は…最初、うぉ、狭い!と思ったけど、座ってみるとけっこうゆったり。 自分の目の前に専用の液晶TV画面もあるし、夜行バスより快適な感じだ(^^;。 ほんの12時間ほどだし、スッチャデスさんも半分日本人だし、こう、ほんとになんてことなくて拍子ぬけ。 さらに30分くらいしていよいよ離陸…通路側の席なので、外の様子はよくわかんないし、びゅーんと走ってふわっと飛ぶのも予想通り。 音も振動も夜行バスに毛が生えたよーなものだねい。 うーむ、順調だ(^^)。 けど、いよいよ日本を離れてしまった…どーしよー…と、精神的には少々まいってたカモ。 けっこう楽しみにしてたのは機内食…いきなり、Beef or Chickenではなくて、Beef or Eelという予想外の展開(笑)。 日本発の飛行機なので、うなぎが出るのね〜…これでもうご飯が食べられなくなるかも、と三度目にまたも思ってそっちを選んだら、たしかにうな丼なんだけど、味のほうはあまり日本を理解していないかなーという感じだった(笑)。 あー、日本を出たんだな〜(^^;。 パリのガイドブックを読んだり、トイレに行ったり、うとうとしたりしたんだけど、やっぱり緊張しててよく眠れず、次の機内食まで軽食をはさんで7時間以上、けっこうヒマをもてあましたかな;_;。 ドリンクのサービスで、サントリーのウーロン茶が飲めるのがうれしかった(^^;。 機内放送も日本語アリだし、まだまだ日本。 2回目の機内食ではビーフにチャレンジ…狭い席で、なれないナイフ&フォーク、堅い肉 相手に悪戦苦闘…まぁ、必要な能力なので練習だと考える(^^;。 それにしてもパンやサラダやデザートやらいちおうコースになってて、豪華な料理で2回とも楽しめたな〜(^^)。 昨日まであまりの緊張とプレッシャーであまり食事が喉を通らなかったのと違って、全部ペロリと平らげてしまった。 周りを見渡すとケーキやらお菓子を残してる人がやたら多かったけど、なぜなんじゃろ〜。 食わないならくれ(笑)。 食欲の出まくるわらし(^^)。 いかにもイギリス風〜ってな素朴な味がおいしかったがのぅ(^^;。 最後のほうはもう寝るのもあきらめて、ヘッドホンを使わなかったのだけど、日本語字幕が出てたミッショントゥーザマーズ(たぶん)を見る(^^)。 はぅ、なんか火星に向かって未知で孤独で困難な旅に出てる人達に感情移入してしまう(^^;;;。 しかも、いきなり宇宙船が太陽風で大ピンチに陥るあたりで、飛行機が乱気流に入って振動したり(笑)。 個人的にミッショントゥーザパリ。 で、気分がかなり盛り上がってたけど、ラストのほうで猛烈にご都合主義でアメリカ映画のハッピーエンドに収束したのはいかんよ(^^;。 冷めた。 そしてよーやくロンドンヒースロー空港に到着。 着陸が一番ゆれるのね…といってもたいしたことないのぅ。 時計を8時間戻す。 かっちょえぇ〜(笑)。

ロンドンでの乗り換えがおそらくパリ行きの最大の難関…乗り換えが45分しかないのは、素人にも短くて大変な便だという気がして覚悟はあるのだが(^^;…しかもこのターミナルは成田で乗ったターミナルよりも広い! そしてさっきまでの日本語お助けは一気に消滅して看板も音声も完全に全て英語の世界。 おぉ〜やっと外国に来た〜って感じに(^^)。 生まれて初の自発的な英会話(Where should I go?)を何度か使って、なんとかパリ行きの飛行機の搭乗口にたどりつく。 フランスへいくイギリス人っぽい学生の団体さんにまみれてすぐに搭乗になった。 ほんまにすぐの乗り換えや…いろいろ興味深いものがあったけど、免税店に目を奪われたりしてなくてよかった(^^;。

ロンドン・ヒースロー−パリ・シャルルドゴール間は小さくてぼろっちい飛行機だ…でも飛行機の勝手が分かってるので、ずいぶんリラックスして余裕なわらし。 出発〜これはもちろんアナウンスが英語とフランス語になっていた。 そりゃそうね。 どちらも聞き取れないが、問題なし(笑)。 機内食はイギリス風のサケとチーズのサンドイッチだった…お、けっこううまい。 よく食べるわらし(^^;。 ロンドン−パリはめちゃ近くて実質飛行は40分くらい。 なんだかんだで1時間で到着…成田−ロンドンに比べるとオマケみたいなものだったけど、周りに日本人も少ないし、気分が外国モードに切り替わるきっかけになって楽しかった(^^)。

ついにパリの玄関シャルルドゴール空港1に到着…噂の妙な螺旋ビルなんだけど、こ汚いんですけど…ボロっちい;_;。 むむー。 なんか場末の温泉街のよーな看板や壁の退色具合というか(^^;。 1は古いほうのターミナルらしいから、まぁ、こんな感じなのかな〜。 いよいよ入国…あった、パスポートコントロール〜…何しにきたとか、いつまでいるのかとか聞かれるって話だよな〜ここの人怒らせると入れないって話だよな〜緊張するな〜とごそごそとパスポートを出すと、出し終わるか終わらないかのうちに、受け取りもせず、日本のパスポートらしいとわかっただけで、手でほら、もういいからさっさと行けと指示する黒人のおにいさん。 一瞬でフランス入国完了。 あの〜こんなんでいいんでしょーか〜(^^;。 目立つオレンジ色のカバンも簡単に発見してロンドンから一緒した学生さん一行も尻目に空港から市内へのアクセスを目指す。 とりあえずターミナルぐるっとまわって両替所を発見したけど、(英語で)きいてみると、トラベラーズチェックは1000フラン以上でしか両替をできないというので、とりあえず500フランだけがしたかったのでパス。 手持ちに300フラン現金があるからいいや〜と思ってたのだけど、市内(オペラ)まで行くバスの券が買えない…券売機があってフランスもけっこう自販機文化らしいけど、札が使えない…なるほど;_;。 なぜかクレジットカードは使えるので、少し怖いけどそれでなんとかゲット。 後で分かったのだけど、バスが到着するのを待って、その運転手さんから買えたらしい。 まぁ、とてもそんな心の余裕なし(^^;。 ガラガラなのにいまではパリ名物らしい二両連結のバスに乗って、高速道路でパリ市内へ…。

うーん…パリってきれいな街並だってきいてたのに、日本の郊外といっしょで、ビルが林立、日本企業の看板も多数、どっちかというと汚い感じがするなぁ…そして走ってる車がどれもこれもボロっちくて汚い! 古いのではなくてホイールがなかったりボコってるのが多いし、洗った形跡がない泥だらけの車ばっかり走ってる(^^;…いや、実用の車を洗うのなんて無意味だというフランス人の合理性なんだろう(笑)。 で、少しガッカリしつつ、しばし30分ほど走ってパリ市街中心部に近づくと事情は一変…うぉぉ、こ、これか!! 日本では歴史博物館や文化財級のよーな感じのすんごい威厳のあるビルがたくさん…というより、街にはそういう由緒ありそうな建物しかない! 街並がヨーロッパの街並だ(笑)! すげー! パリ! もうバスの中からキョロキョロしまくり。 そして到着したのがわりと有名なOpera(地名・駅名でもある)。 ひときわ豪奢な建物だ…。 思わず見とれる。 バス停は少し離れたところだったのだけど、Operaのところまで歩いていったらついでに近くに地下鉄の駅を発見できたからオッケー(^^;。 パリっぽい街並。 道行く人はみんなフランス人。 街の表示がすべてフランス語。 フランス〜。 パリ〜。 あ、観光な日本人も発見(笑)。 でも、ついに異国に来たんだ〜とかなり感慨。 で、Aurelien(Lairya)に電話しようと地下鉄駅に入ると、電話はあってもカードが買えない…かなりうろうろしたあと、キオスクで、とりあえず英語でテレフォンカードゲット(^^)。 だが、これが使えない…入らない…あ、これってガイドブックにあった、挿入式でなくて、暗証番号式のカードなんだ…と、銀はがしをして出てきた番号を打って電話をかける…それでもかからない;_;。 うぉ〜困った〜。 いろいろ試してるうちに公衆電話の画面の表示が英語に変えられることと、フランスの電話は反応が鈍いということを発見! そっか、日本の調子で受話器を上げたあとすぐボタンを押し始めたり、暗証番号と電話番号の間を続けて押すといけないよーだ(^^;。 トゥルルルル〜ではなくて、プーーーーーっという呼び出し音のあと、Allo!と、フランス人が出た(笑)! お世話になるAurelienだ〜。 Bonjour! I'm FU-KA…と、実はLairyaと電話では初めての会話…お互い少し照れくさい感じ(笑)。 いまオペラにいてMalesherbesまではもうすぐつくからね〜と英語でなんとか会話はできた。 なんとか通じるよーだ。 お互い。 よかった〜(^^;。

テレカを買っても小銭はできなかったので、地下鉄の回数券もやむなくクレジットカードで買う…窓口を使えばよさそうなんだけど、なぜか窓口は行列が長く、自販機はだれもいないし楽だし…。 英語も表示されるし、日本のよりわかりやすいし、いい自販機だと思うんじゃが人気がないんじゃのぅ(^^;。 少々いかつい不正防止ドアまでついた自動改札も軽々クリア、路線図に乗り場案内も日本と似た感じで問題なく地下鉄に(^^)。 う、さすがに歴史の長い地下鉄だってことはあって、少々暗くて汚くてかな〜り古い。 地下トンネル。 駅間も異様に短く、東京の1/3くらい。 そこにこじんまりとしたボロっちい列車が入ってくる…おぉ、噂の手動式ドア(^^;。 手動といってもレバーを回すと、自動的に開いてくれるので、ボタンなんかと同じよーな間隔でレバーを使うといったところ。 乗ると、あるおっさんが突然車内でアコーデオンを演奏しはじめる! しかもうまい。 うぉっ!と驚いてるのはもちろんわらしだけ(^^;。 あとできいたら、おめぐみ目当てなホームレスだったりするそうだけど、それはちゃんとした対価なんだから何の問題もないかもね(^^;。 これが芸術の都なパリか〜と思った。 Malesherbesまではほんとにすぐで、都心のど真ん中のOperaからこんな近くに住んでるのか〜と驚く。 駅の外に出てもまだ明るいんだけど、時計を見るともう21:00(!) イギリスとフランスの時差も修正ずみ…なんでこんなに明るいのかって、サマータイムで1時間分ずれてるし、さらにパリはなんだかんだいって北海道よりも北にあるんだったねぃ。 日暮れは22:00近いみたい。 明るいけど、実はそろそろ治安が悪くなり始めてる時間なのかも…と、都心から微妙に離れて人影も減りつつあるところで少し怖い気持ちになる…。 で、またAurelienに電話して迎えにきてもらう。 ふー。 街には公衆電話が多くて実に便利(^^)。

しばし待って…おぉぉぉ〜〜〜はじめまして!! 来たぜ!!! (と心の日本語)…お互い微妙な笑顔になってしまうなぁ(笑)! いままでさんざPSOで遊んだけど、この照れはなんなんだろうなぁ(^^;! ついにきたんだ〜。 感無量。 2秒ほど緊張したけど、すぐに打ち解けて、さっそく家に連れてってもらう…おぉ〜普通のパリの住宅地の街並もどこもかしこも綺麗な建物。 古くて、そーいう意味では汚いけど、これぞヨーロッパ!という美しい街並が住宅地でもどこまでも。 信号は参考程度に、赤だろうとなんだろうとじゃんじゃん車道を横切るAurelienや他の歩行者。 おまけに車が右側通行なのでつい反対側を見てしまうわらしはついていくのも大変で少し危険だった(^^;。 建物がどこまでも同じような感じだし、あまり目だった看板もないので方向間隔がすぐなくなってルートも頭に入らない(^^;。

それより、何より脳の処理が持って行かれてるのは英会話だし〜遅くなってごめんね〜といったり、ここはオレの通った中学校だよ〜とか、何時間かかった〜?とかテレカの買い方と電話のかけかたがわからなくてずいぶん困ったよ〜とか、会えてうれしいよ〜オレも〜と、つもる話を(^^)。 けっこう何度もきき返したりもしたけど、オレってもしかして英会話できるじゃない〜って気分に(笑)。 仕方がないときはなんとかなるものだねぇ(^^;。 自分にびっくり。 相手も簡単な英語をゆっくりしか話さないのが非常にありがたく、うまくいってるわけで、むしろ英語がネイティブな人よりず〜っといい感じっぽい(^^)。

Aurelienの家に到着…なんと、こんなパリのど真ん中に庭付きの一戸建て。 さすがに敷地は狭くて細長い地下1階地上2階建てだけど、持ち家だそうで。 狭いといってもヨーロッパ基準で、Aurelienの部屋も12畳くらいあって、それとは別にバス+トイレ(^^;。 そこに画材と作品と雑誌とドキャとゲームが雑然と散らかってて、生活感満点(^^)。 お〜これがいつもLairyaが使ってたドキャか〜と感慨;_;。 両親にも紹介されて、歓迎される(^^)。 わらしに興味深々なようだ(笑)。 いろんな話をしたり、絵を見せてもらったりもしたけど、話は尽きず(^^)。 あぁ、やっぱりオレ達って友達やん(笑)。 うれしいのぅ;_;。 はじめてあったのに。 言葉も無理な英語同士なのに。 …いや、わらしの英語よりはるかにAurelienの英語はうまいので、この言い方は失礼だ(笑)。 で、めっちゃ疲れてたし、(この日は不在な)お兄さんの部屋に案内してもらい、そっちの部屋のシャワーとベッドを借りて、寝る(^^)。 お兄さんの部屋は綺麗に片付いてた(笑)。 あぁ、22時間もかけてこんな遥かかなたに来て、でも迎えてくれる人はいて、泊めてもらってるなんて…と、かなり感動しつつも、寝入る…。

あぁ…わらしの人生で間違いなく最も長い日だった。 いや、実際時差の関係で、今日が31時間あったから物理的にも長かったのだけど(笑)。

不安はほとんど消し飛び、後はたのしいことばっかり待ちうけてるパリ旅行になるはず(^^)!


(01/05/02)

あー、明日からパリにいくことにしたので(笑)、準備に大わらわな1日。 買い物、荷造り、さらに電話でホテルに予約交渉や(フランス人とお互い英語に玉砕(笑))、Lairyaとの待ち合わせのメールのやりとりやら、いまごろやってていいのかとかいうことばかり(^^;。 いやぁ〜なんとかなるなる…といいなぁ;_;。 と、一見楽しそうに行動してるんだけど、相当に緊張してストレス溜まってるらしく、全く腹が減らないし、眠れないし、疲れが出ない…いまこれは、ヤバいよ;_;。 ま、とにかく、いってきま〜す。


(01/05/01)

今日はゴールデンウィーク谷間の平日…で、いろいろと芳しくないこともあって、イライラしたし、せっかくのゴールデンウィークがこのままじゃ…とういう気分になって半分暴走してしまったわらしはある決断を(^^;。 乞うご期待(笑)。

でも普通に寿蘭を見たり…あぁ、ってけっこうダメダメなのかー;_;。 無理して優等生だってのは予想外の展開だったな…。 あと、含みも持たせずに、成績落ちてでも今を楽しく生きないといけないよね!っと爽やかに言いきってしまうのはよいのだろーか(笑)。 合間に渋谷VS池袋でやったらガラが悪かったなぁ、今回(^^;。

コメットさん…あぁ、ついにコメットさんが楽をするためにほしぢからを使いまくってたのを反省する話が! でもきつい展開じゃなくて、じわじわと雰囲気で諭すところがほのぼのを破ってなくてよいなぁ;_;。 メテオさんがやたら出ばってきたけど相変わらずなのがまたよい(笑)。


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