たんぱく質・エネルギー低栄養状態・PEM(ペム) 高齢者の食事学 栄養管理サービス
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栄養管理サービス


  1. 栄養管理サービスとは?
  2. たんぱく質・エネルギー低栄養状態(PEM)。
  3. たんぱく質・エネルギー低栄養状態(PEM)の実態。
  4. 原因としては?。
  5. 栄養管理サービスの実際。





  6. 栄養管理サービス(もっと詳しく)。ジャンプする。











    1)★栄養管理サービスとは?







    現在高齢者の食生活において、たんぱく質やエネルギーの低栄養状態PEM

    (PEM:protein-energy malnutrition ・ペム)が、問題となり、

    改善する手順を効率的に行うためのシステムに注目されているそうです。

    たんぱく質やエネルギー低栄養状態(PEM=ペム)の人は、日常生活のさまざまな動作が低下し、

    やがて寝たきりの状態を招くことになります。

    PEMの人を、潜在性の栄養素欠乏状態のうちにリストアップし、

    食べ物や栄養成分を用いた的確な栄養補給によって栄養状態の改善あるいは維持をおこなうことにより、

    QOL(quality of life=生活の質)を向上させ、

    高齢者においては、自立した日常生活を維持できる期間を少しでも長くすることを目指しているそうです。

    定義としては、ヘルスケアー・サービスの一環として、

    個々人に最適な栄養ケアを行い、その業務遂行上の機能や方法、

    手順を効率的に行うためのシステム化のことを栄養管理サービスとしたそうです。








    2)★たんぱく質・エネルギー低栄養状態(PEM)。

     



    たんぱく質やエネルギーの低栄養状態をPEM(PEM:protein-energy malnutrition ・ペム)といいます。

    たんぱく質やエネルギーの低栄養状態 PEMの人は、日常生活のさまざまな動作が低下し、

    やがて寝たきりの状態を招くことになります、また、感染症や合併症も誘発しやすくなり、

    死亡率も、たんぱく質やエネルギーの低栄養状態、PEMのない人よりも高くなっています。

    高齢者施設や病院では滞在日数が延長したり、医療品使用量が増大するなど、

    本人はもちろんのこと家族にも大きな負担になってきているそうです。








    3)★たんぱく質・エネルギー低栄養状態(PEM)の実態。



    日本の高齢者の「たんぱく質・エネルギー低栄養状態(PEMの実態 ※以下「PEM」と表記)は、

    高齢施設入居者の調査( 9施設)によれば、

    低たんぱく質状態の指標である血清アルブミン値3.5g/dl以下の人は、

    女性で39.4%、男性で42.8%(85歳以上の男性では56%)もの高い割合で観察されたそうです。

    すなわち、10人のうち、なんと約4人も栄養失調状態ということになります。

    入居者のなかで日常生活動作のすべてに介助を必要とする人(いわゆる寝たきりの人)では、

    血清アルブミン値3.5g/dl 以下は実に60%以上観察されているそうです。

    一方、在宅訪問患者の調査(福井県)では、血清アルブミン値3.5g/dl以下の人は、

    34.7%、男性で31.6%となっていますが、地域在住の自立高齢者(ドック検診受診者)では、

    血清アルブミン値3.5g/dl以下の人は、女性0.2%、男性0.7%にすぎなかったそうです。

    このように、施設や在宅でケアを受ける高齢者では、

    30〜40%のPEMのリスク者が存在すると考えられています。





    4)★原因としては?。



    とくに、主食や主菜のとり方が減少するということは、

    たんぱく質やエネルギーの不足につながります。

    年齢とともに口腔機能の低下やなんらかの病気によって、

    食物が飲み込みにくくなっていく嚥下障害があったり、入れ歯の問題や、かぜをひいたり、

    心の問題などがひき金となって食欲不振に陥ることだと言われています。

    また、骨折などで入院・手術をしたり、

    脳卒中で倒れたりすることで大きな生理的ストレスが加わることも、PEMの原因と考えられます。




    5)★栄養管理サービスの実際。





    @栄養スクリーニング



    血液検査の血清アルブミン値を利用して3.5g/dl以下の人や、

    2〜3ヶ月間の体重の変動がなく、状態が比較的良い時の通常体重を利用して、

    6ヶ月間で5%以上低下した人などを対象者として選びます。

    つまり、いまだ浮腫、髪の変化、るい痩(やせ症・体形が通常の範囲を超えて痩せていること)

    などの臨床症状を呈さない、生化学的・生理学的変化の段階の人を対象者として

    栄養スクリーニング(ふるいわけ)することが必要になります。

    組織や臓器に形態的変化をきたして臨床症状の出現した段階になると、

    薬物療法が行われ、食事などによる栄養状態の改善は、不可能になるためです。



    A栄養アセスメント



    栄養リスク者の改善指標やその程度を評価・判定する過程で、

    栄養状態の直接的評価方法(臨床診査、臨床検査、身体計測)と間接的評価方法(食事調査)

    などを実施することです。



    B栄養ケアプラン



    1人の対象者に1つの実行可能な栄養ケア計画を、対象者のケアに関わる人々で協議し、

    決定した内容を文章化したもので、いつ、どこで、だれが、何を、どのように実施するか

    が最低限記載されなければいけません。

    次の三つの柱で査定します。



    (1) 栄養補給



    適正なエネルギー並びに栄養素の補給量、

    補給方法(食事・食事+栄養食品・強制経腸栄養・静脈栄養)を査定します。



    (2) 栄養教育



    対象者とのコミュニケーションが成立していることが前提です。

    PEM予防のための知識、態度を変化させ、適正な生活習慣へと変容させる。

    家族などへの教育も行います。



    (3) 多領域からの栄養ケア



    栄養状態には、対象者の身体的・精神的問題、経済的・社会的問題が大きく関わっています。

    そのため、栄養関係者ばかりでなく、

    医師、歯科医師、看護師、保健婦、薬剤師、ソーシャルワーカーなどの専門家が

    必要に応じて栄養ケアプランに参画する必要があります。



    Cモニタリング



    栄養ケアプランに実施上の問題(対象者の非同意・非協力、合併症、栄養補給方法の不適正、

    協力者の問題など)がなかったかを評価・判定する過程である。

    問題の修正は、直ちに実行する。

    栄養状態が改善されれば、関係者で協議し、栄養管理サービスを終了させる。



    D評価



    栄養ケアプランの有効性は、栄養状態、疾病状態、日常生活動作、

    Well−beingなどの改善目標がどの程度達成されたかによって評価します。
















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