身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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もやし






◎マメ科

◎安くてヘルシーな野菜の代表

◎旬はとくになく、オールシーズン出回っている。




疲労回復/肝機能高進/便秘/滋養強壮




●一年中出回る重宝な野菜


マメ科の種子を水にひたして、暗所で発芽させたものです。

日本だけで なく、中国や朝鮮、東南アジアで古くから利用されていました。

もやしのいいところは、季節を問わずいつでも作れ、味もよく栄養的に 見てもすぐれていることなどがあげられます。
農薬や肥料を使わない清 浄野菜であるという点も、見逃せません。

原料の豆は、大豆、緑豆のほか、最近は安価で栽培しやすいブラックマ ッペ(ケツルアズキ)を用いることが多くなってきました。
ふつうもや しと呼んでいるものは、ブラックマッペや緑豆ですが、朝鮮料理のナム ルでおなじみの、頭に大豆のついた大きめの大豆もやし、糸のように細 いアルファルファも、もやしの仲間です。




●ビタミンCとカルシウムを豊富に含む


栄養面で見ると、ビタミンCやカルシウムの含有量が多いことがわかり ます。

豆の状態では含まれていなかったビタミンCが、発芽することに よって作られ、アミノ酸の含有量も増えるのです。

また、ふつうのもや しにはビタミンA効力はありませんが、アルファルファには含まれてい ます。

もやしは茎が太くて白く、しっかりしているものがベターです。 茎が黒ずんでいたり黄色っぽくなっているものは不可。
とくにひげ根の 部分の変色に注目しましょう。

豆もやしの場合は、豆が小粒でよくそろっていること、茎が純白で太い こと、もやし特有の香りがあることなどが、よいもやしの条件です。

調理に使うときは、面倒でもひげ根を処理したほうがおいしくいただけ ます。
なお、切ったあと水に長く潰けておくと、せっかくのビタミンC が溶け出してしまいますから注意しましょう。

保存はポリ袋に詰めて、冷蔵庫に入れるようにします。



●肝機能を高め、夏バテ予防や滋養強壮になる


豆もやしは夏バテ対策のスタミナ食として、また疲労回復や滋養強壮の 食べ物として、中国では昔から珍重されてきました。

ゆでた豆もやしに ごま油、しょうゆ、白ごまをまぜたナムルは、風味がよいので食欲増進 にもつながり、一石二鳥です。

豆もやしには、肝臓の機能を高める作用があります。
またビタミンCも 肝臓の働きを助けるので、ふだんから酒量の多い人やヘビースモーカー は、毎日もやし料理を食べるといいでしょう。
みそ汁の具にしたり、油 炒め、ゆでてお酢やラー油などであえてもおいしくいただけます。
加熱 しすぎないことが大切です。

もやしは食物絨維が多く、常食すれば便秘の症状も改善されるでしょう。
また、植物性たんぱく質食品で、脂肪の代謝を促すビタミンB2も含ま れているので、ダイエットにもうってつけです。

アルファルファは、アメリカでダイエット食品として人気を博したもの で、サラダにしてドレッシングをかけて生食します。生だとビタミンC をそこなわずに摂取できるため、美容効果が期待できます。












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