フィットネス用語辞典
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  1. ハイドロ
  2. はじめて〜
  3. 場所取り
  4. パドル
  5. バラバラ系
  6. ビート板
  7. ブイステップ
  8. フィン
  9. フリーウェイトエリア
  10. プルブイ
  11. プロショツプ
  12. ペースクロック
  13. ホノルルマラソン
  14. ベビースイム
  15. マーチ
  16. マイマシン
  17. マタニティスイム
  18. マット
  19. マネージャー
  20. メガネ
  21. メディカル
  22. メンバ―さん
  23. ヨガ
  24. 流水システム
  25. レーン
  26. レッグウォーマ―
  27. レッグカール
  28. レンタル








  29. 1)★ハイドロ

     特定の装具、もしくはその装具を使ったプールプログラムを言う。 特定の装具とは、水の抵抗を筋トレに利用すべく考案された手枷足枷。 ガンダムよろしく、プラスチックの板を組み合わせて作られたまさに 「装具」をつけて水の中でエクササイズを行う。 負荷の調節は手脚を動かすスピードで調整できるのが魅力。 関節への負担も、重力の影響を軽減できる水中のため軽いので、 ダンベルなどのウェイトに比べて安全性も高い。 腰痛持ちや肥満、リハビリ目的の人には最適だろう。 ただし、初めての人には想像以上に重労働(そのためのモノなのだが) となるため、きちんとしたプールプログラムで使用すること。 日本のフィットネスクラブではたいてい、フインやパドル、 ハイドロなど他人との接触で相手に怪我をさせそうな用具の使用は制限されている (欧米のクラブは自己責任のもと制限されていないところも多い)。 =パドル、フィン


    2)★はじめて〜

     プログラム名の頭につけられる。 「はじめてエアロ」とか「はじめてスピニング」 「はじめてヨガ」 など、まさにフィットネスクラブ入門者向けのプログラムの目印になっている。 入会時に渡される、スタジオやプールのプログラム表は、 曜日ごとにタイムスケジュールが組まれているが、 何がなんだか分からないという人も多いはず。 どんなに体力に自信があっても、 初参加というなら「入門編」「初心者」「はじめて」というプログラムを選ぶべし。 例えばスピニング。 ロードレースの元日本チャンピオンが初めて乗った際にマシンの使い勝手の違い (ホント、似て非なるモノ) に泣かされたという。



    3)★場所取り

     スタジオプログラムで目にする光景。 前のクラスが終了し、次のプログラムが始まるまでの間に、 スタジオのどこに立ってレッスンを受けるかの場所取りが メンバーたちの問で行われている。 タオルとペットボトル入りの水、 そして着替えのTシャツがスタジオ内のお気に入りの場所に置かれて占有される。 「場所取りは他のお客さまにご迷惑です。やめましょう」 と呼び掛けられているが、黙認されているクラブが多いのが現状。 かといって、順番に奥からというのも味気ないし、 初心者に最前列というのも大人げないし。 まあ、大学の講堂で見かける風景と同じなワケ。 なお、インストラクターのための講習会で スタジオ内にお気に入りのクマのぬいぐるみを置いていた女性を見たこともある。 そこまでいけば場所取りも立派なのかも・・・。 =追っかけ


    4)★パドル

     手のひらにつける板。 キャッチからプル、プッシュまでの一連の水中での手の掻きが 正しくできているかのチェックに使われ、 きちんと水をつかんでいるかどうかが実感できる。 板状のモノなので、接触による怪我防止のため使用が制限されているクラブも多く、 スイミングのクラスだけという場合も多い。 最近はアクアフィットネスにも使用するスイミング用グラブ (水掻きがついたグラブ)が競泳系の水着メーカーから多数発売されており、 クラス以外のフリーの利用者にも使えるようになってきている。 =ハイドロ、フィン




    5)★バラバラ系

     パラバラ全盛期にスタジオプログラムに登場。 もちろん脚の動きも加えられ、 エアロビクスダンスとして若い女性メンバーの圧倒的な支持を得て 人気メニューに加えられた。 頭の堅い男性メンバーには、 本質的にはパラバラとエアロはどちらも理論的に矛盾するものと敬遠されるが、 人気は衰えることがない。 盛り上げどころに『キューティ・ハニ−』の音楽が使われているクラブもあるなど、 アイドル系とともに女性にとって最高に気持ちいいプログラムのひとつとなっている。 =アイドル系




    6)★ビート板

     プールでの水泳レッスンといえばビート板。 新聞はどの大きさの発泡ポリエチレン製の板。 キック、プレスのタイミングを取る練習などに使われるほか、 浮力を利用したエクササイズにも使う。 下半身痩せを目論むメンバーがバタ脚のために使用している光景もよく目にする。




    7)★ブイステップ

     エアロビックダンス初心者のためのステップ講座その7、ブイステップ。 逆ハの字に広げた足を、右を前、左を前、右を後ろ、左を後ろの順でステップする。 足の動きがVの字となるのでこの名前。 動きが理解できたら、できるだけ大きく動いてみる。 なお、このブイステップに腕の動きを組み合わせて「オープンクローズ」もやってみよう。 右を前で、右手を上に(手のひらは開く)、左を前で、左手も上に (手は開く)。 右を後ろで、右手は胸に (手は結ぶ)、左を後ろで、左手も胸に(手は結ぶ)。




    8)★フィン

     フィンスイムの愛好者も徐々に増えてきたが、 残念ながらフィットネスクラブでのフィンの使用は制限されている。 ダイビングクラスでの使用などの他、 レッスンプログラムが設けられているクラブを探すほかない。 モノフイン (人魚のように両足を大きな1枚のフインに入れて泳ぐ、 めっちゃ速い)も同様。 =パドル、ハイドロ




    9)★フリーウェイトエリア

     マシンジムのたいてい奥に設置されているフリーウェイトばかりを集めたエリア。 ダンベルは1〜30kg、バーベルは1・25〜20kg (組み合わせて使えるので実際にはもっと重くできる)まで置かれているところが多く、 様々なカラダ作りの要求に応えられる。 本格的に使用する際は、怪我防止のためウエストベルト、 リストストラップを必ずしてからトレーニングしたい。 なお、一度覗いてみると分かるのだが、 ハンマー投げの室伏広治ばりのお兄さんがトレーニング経過をノートに記しながら 寡黙にトレーニングをしているエリアでもある。 奥まっているのとお兄さんたちのあまりの胸板の厚さに、 思わず腰が引けるメンバーも多いかもしれないが、 常連の中ではもっともジェントルなのはフリーウェイトエリアのメンバーといわれるはど、 親切な人が集まっているという。 重いバーベルを挙げる際の介添えにメンバー同士が手を貸し合うのは このエリアでルールということもあり、 トレーニング方法や器具の扱い方、プロティンの摂取方法なども含めて インストラクターと一緒になって親身に相談に乗ってくれる人が多い。 =ウェイト






    10)★プルブイ

     腰に結び付ける浮力体。 スイムがどうも上達しない初心者たちの共通の悩みは、 ″沈む″ということ。 プルブイは一時的にそんな悩みに応えてくれる。 もちろん、大切なのはストリームラインがきれいにとれているか、 コンビネーションのタイミングが合っていてローリングに無理無駄がないか、 ということに変わりはない。 頼りにしすぎず、あくまでこんなイメージで泳ぐのだという感覚を味わって泳ぎたい。 また、アクアビクスや腰痛改善プログラムで使用したりなど、 応用の幅は広い。




    11)★プロショツプ

     フィットネスクラブの入り口にあるのは、受付、自販機、 そしてプロショップ。 分かりやすく言えば、クラブ内スポーツショップ。 シューズやタオル、スイムキャップ、ゴーグル、Tシャツ、 ソックスなどがよく売れているのは忘れモノ筆頭でもあるからか (レンタルで借りられるモノもある)。 なお、インストラクターが着ているのがどうにも気になる 専門ブランドのウェアを販売していたりなど、 覗いてみる価値は大。 なお、フィットネスクラブ内は内履きのスポーツシューズが必要となる。 未使用のシューズが必要となるので、 新しく買う人もプロショップは必見だろう。 =レンタル




    12)★ペースクロック

     プールサイドに置いてある大きなストップウォッチ。 レーンの両端でタイムを刻んでいる。 ペースクロックという名前と、2つが対で同じ秒を刻んで動いているのを知っていたら、 根っからのスイマーか相当なフィットネスクラブ通。 まさにペースを知るためのモノで、 トレーニングとして泳ぎ込む際には不可欠なものである。




    13)★ホノルルマラソン

     フィットネスクラブの一年における一大イベント。 メンバーもインストラクターも、クラブを挙げてツアーが組まれる。 なので、ランナーの家族でメイヤーズウォーク(10kmウォーキング) に参加する人数なども含めると大派遣団となる。 元気のいい人たちのツアーなので、派手さに磨きがかかり、 ユニフォームを作ったり、お揃いのはっぴを着たイントラ応援団を組織する クラブも多数ある。 応援団は、スタート、ホテル前、カピオラニ公園、ダイヤモンドヘッド、 ハイウェイ付近、ゴール手前に陣取り、道行くランナーに声援を浴びせる。 この盛り上がりをクラブの仲間とともに体験すると病み付きになるのも領ける。 =イベント




    14)★ベビースイム

     プールプログラムのひとつ。 入会条件などは一般会員と異なる場合が多い。 マタニティスイムとともに、 午前中など赤ちゃんのお昼寝前の時間帯に設定されているようだ。 内容は、スイムといっても水遊び、水慣れを目指しているので、 いきなりプールに乳児を突き落としたりはしない。 ベビー1人、付き添い1人で設定されているのが一般的で、 子どもがあくまで主体。 休日の場合はがぜん子煩悩な父親の参加率が高まる。 =マタニティスイム




    15)★マーチ

     エアロビクスダンスの初心者に向けたステップ講座その8は、 基本中の基本、マーチ。 基本姿勢が保たれているかが重要。 足は肩幅の広さ、頭のてっペんからまっすぐ天井に向けて飛び出すべく、 背すじを伸ばす。 腰から背中がきれいに伸びているのを確認(そのためにスタジオには鏡があるのよ)。 上半身をそのままの姿勢で、足踏みをする。 腕はしっかり振り、腿は高く、マーチングバンドを意識して、きれいに。 =鏡




    16)★マイマシン

     ギョーカイ用語。 マシンジムにズラツと十数台置かれたカーディオマシン。 どれも性能は一緒なのだが、置かれた位置などでメンバーそれぞれの好みが生まれる。 そのお気に入りの一台がマイマシン。 窓際で道行く人を眺めながら走りたい人、 スタジオに近い柱の陰のバイクから憧れのインストラクターを見ていたい人、 テレビの前に陣取ってNHLを観戦しながらの人、 バイクのボトルホルダーが使いやすくて気に入っている人、 機械のちょっとしたクセに愛着を持っている人など様々。 筋トレ系でもレッグエクステンションなど複数台あればトーゼンにマイマシン化する。 「俺のマシンが空いていないから、ストレッチするか」 なんて思えるようになったら立派なフィットネスクラブ愛好者だ。




    17)★マタニティスイム

     ベビースイムが赤ちゃん対象なのに対して、 マタニティスイムはお母さん対象となる。 安定期となる妊娠5か月くらいから受けられる。 胎教よりも妊婦共通の腰痛対策 (お腹が出るので腰痛に悩まされることが多い) と呼吸法(出産は息みが大切!)が目的になる。 助産婦が立ち会うというクラブも多い。 同じ不安を抱える女性たちなのでクラスの結束は固く、 情報を交換し合っている。 なお、マタニティスイム用のスイムウェアは 通信販売や百貨店のベビー・マタニティコーナーなどで種類も多く売られている。 =ベビースイム




    18)★マット

     スパエリアの出入り口にある足拭き用のマット。 「いつも濡れているのよ〜」、なんて不満があるメンバーも多い。 確かに、適度な湿気と温度と直射日光が当たらない足拭きマットは 水虫がうつる原因のひとつでもある。 もちろん、クラブ側もそのへンの対策はしており、 ピーク時は2時間以内で換えるようにしているという。 日頃の水虫対策としては、汗で濡れた靴下を履かない、 シューズは使用後に内側に除菌スプレーを吹き付けておき、 太陽光線にさらす。 また、同じシューズを続けて履かないなども有効。 水虫の菌の生命力は強くない(爪の中に菌が入り込む爪白癖だとやっかいだが)、 予防はちょっとの努力で可能だ。




    19)★マネージャー

     フィットネスクラブのプログラム全般、 いわばソフト部門の責任者。 フィットネス部門、プール部門という具合に2名のマネージャーがいる場合もある。 メンバーの志向に合いそうな最新プログラムの導入や 人気のインストラクターの確保など、 仕事は多岐にわたる。 人気プログラムのインストラクターがマネージャーというのもよくあるコト。 なお、ハードの責任者は支配人(正副2名いることも)で、 支配人の上の責任者はオーナー(企業または個人)が一般的。




    20)★メガネ

     プールでの落とし物として発見される。 度付きのスイミングゴーグルの存在を知らない人が苦肉の策として メガネのまま泳ぐとしばしば起こる。 コンタクトレンズも外れるし、 ということで果敢にメガネをかけてプールに挑戦する人がたまにいるという。




    21)★メディカル

     フィットネスクラブがこれほど一般的になる前は、 医師の診断書が入会時に必要だった。 今では既往症などを質問表に書き込み、 自己申告と事故の免責事項の確認によって審査をパスさせているクラブが多い。 これとは逆に、メディカルとの連携をより深めるクラブもある。 入会時の医師による健康診断と問診、 運動能力テストの結果によって食事指導やプログラム指導を受けられるなど、 超高齢化社会の到来を見越し、予防医学的な取り組みを行っている。 リハビリ目的の場合、診断書があることで健康保険が使えるクラブもあるので、 入会時に相談したい。




    22)★メンバ―さん

     会員のコト。 利用できる時間帯などによって料金区分は異なる。 系列の施設も自由に使えるメンバー、 1店舗だけ営業時間内は自由に使える、 夕方まで使える、夜だけ、学割、平日のみ、家族割引、法人、 などがメンバーの代表例。 最も料金の安い区分と高い区分との料金差は5000円から1万円はどになるクラブも。 =タオル




    23)★ヨガ

     スタジオでのプログラムの古典的なプログラムながら、 近年ますます人気が高まってきている。 NYやLAでは超のつくほど盛況。 気功を含めたオリエンタル系のプログラムは日本でも確実に広がってきている。 ちょっと目立たないが、参加してみる価値は大。




    24)★流水システム

     分かりやすく言えば「流れるプール」が作れるマシン。 かつては大学のプールや研究施設にしかなかったが、 フィットネスクラブでも目にするようになった。 トレッドミルのプール版のように同じ場所で泳ぐこともできるが (スピードトレーニングには最適)、 腰痛プログラムなどで使用されているケースが多い。 流れに逆らって歩くことで、水中ウォーキングの負荷を高める使い方などもできる。




    25)★レーン

     コースロープによって区切られ、 水中ウォーク専用、ゆっくりな人用、速い人用などが設定されている。 上級、中級、初級、ロングコースなどの区分がされている場合もある。 ウォーク専用と表示されているレーンは今や当たり前にある。 肥満の中高年ばかりが歩いているイメージがあったら間違いで、 スタジオで筋トレ後のクーリングダウンを兼ねて歩く人も多い。 アクアビクス、水泳講座などでレーンが占用され、 フリーに使えるレーンが少なかったり、 施設によってはプールが使用できない時間帯もあるので、 「泳ぐだけ」という人もプールのスケジュール表はもらっておこう。 =アクアビクス 冷蔵庫  マシンジムなどに冷蔵庫が置かれている(クラブによって設置されてない場合も)。 常連が主に使用する。 使用例 @エアロビクスダンスの参加者が、事前にペットボトル入りの水を冷やしておき、 終了後に冷たい一本を取り出しグビリ。 A夏場、お昼の弁当を入れておく。 たまに入れたこと自体を忘れる人も。 =常連




    26)★レッグウォーマ―

     ジェニファー・ビールスが懐かしい人、こんにちは。 エアロビクスダンスブームを一気に加速させた映画『フラッシュダンス』 (83年) の主演女優ですよ、と説明を受けて「ふ〜ん」な人、 はじめまして。 映画の中の彼女はレオタードにレッグウォーマー姿でキラキラ輝いていた。 そのレッグウォーマーがストリートファッションのアイテムとして復活している。 じゃあ、現代のフィットネスクラブでもアリ?  『キャッツアイ』のハイレグレオタード(分からない人ゴメンなさい) もついでにカンバック?  その答え。 レッグウォーマーはルーズソックスとともに、スタジオのバラパラ系、 アイドル系のプログラムで実際、目撃されるという。 その年齢は「はじめまして」世代の方々なことは言うまでもなく、 「こんにちは」な世代がセイント・フオーばりで、〈リーボック) にタオル地のパンダナしてフィーバーしているワケではない、決して・・・。 =アイドル系




    27)★レッグカール

     エアロビクス初心者のためのステップ講座、 その9はレッグカール。 踵をお尻につける、がイメージ。 軸脚のクッションでリズムをとり、 軽く弾みながら反対側の脚を跳ね上げ、お尻にカール。 リズムに乗れないとおばちゃんの体操になってしまうので、要注意。 引き上げた脚を戻す際に体重移動し、軸脚を替える。 切り替えをいかにきれいにするかが秘訣だ。




    28)★レンタル

     受付で貸してもらえる3点セットといえばTシャツ、短パン、シューズ。 いずれも300円前後だが、セットで割引になる場合も。 忘れた人、メンドーな人、旅行先で系列のクラブに行った時など重宝。 もちろんタオルもレンタルがあり、会員料金の区分によっては有料 (フェイスタオルとバスタオルで300円〜500円程度)となる。 なお、ソックスは貸してもらえないクラブも。 =タオル









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