フィットネス用語辞典
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  1. アイドル系
  2. エアロビクスダンス
  3. アクアピクス
  4. 汗拭き
  5. イベント
  6. インストラクターの勉強
  7. ウェイト
  8. エアロビクスダンス
  9. オーバ−フローシステム
  10. 追っかけ
  11. オリエンテーション
  12. カーディオ系
  13. 格闘技系
  14. カルチャークラス
  15. キック
  16. キャップ
  17. クラブインクラブ
  18. グレープパイン
  19. 見学
  20. 高級クラブ
  21. 個人ロッカー
  22. コンピュータ―管理システム
  23. サウナ
  24. ジャック
  25. ジャクジ
  26. ジュースバ−
  27. 順番待ち
  28. 常連
  29. 心拍センサー
  30. 水質
  31. ステップクッチ
  32. ストレッチマット
  33. スパメンバー
  34. スピニング
  35. 体験入会
  36. ダイピングプール
  37. ダウンアップ
  38. タオル
  39. 脱水機
  40. タンニンクマシン
  41. Tパック水着
  42. 定休日
  43. ニーアップ
  44. 飲み会








  45. 1)★アイドル系

     アイドルのヒットソングの振り付けを基に組み立てられたエアロビクスダンスのクラス。(モー娘。)に代表されるように音楽の振り付けそのものに格闘の味付けや パラパラ風などが組み込まれているため、 それをベースにスタジオプログラムに組み替えられている。 若い女性メンバーに人気というのも頷けるが、基本的に担当インストラクターが アイドル好きであることが楽しいプログラムヘの必須条件。 複雑な振り付けを覚え、分解し、それをエアロビクスダンス目的に組み合わせるのは 一種の情熱なしには考えられないからだ。↓


    2)★エアロビクスダンス

    【アクア】      アクアビクスを指すことが多いが、ジャクジやダイビングプールなど アクアゾーンとして広くプールエリア全体を意味する場合もある。 プールでは、水泳だけでなく様々なプールプログラムが行われている。 アクアビクスはその代表だが、浮力を利用した腰痛改善プログラムや リラクセーションを謳ったものも。 肥満や痛みがある人、高齢者やリハビリ中の人などの参加率が比較的に高い。 そうしたプールで行う水泳以外のプログラムを総称してアクアと称する場合もある。 =アクアビクス



    3)★アクアピクス

     強引に言えば、水中エアロビクスダンス。 音楽に合わせたダンスに始まり、格闘系(「アクアアタック」や「水中キック」 という名称で呼ばれる)、サーキットトレーニングなども組み合わせてその領域を拡大している。 浮力によって重力を軽減して怪我の予防や痛みの軽減を狙い、 水の抵抗によって適度な筋への刺激を得られるのが最大の利点。 体重過多で「いきなり走ったり、ジャンプできない」 という人から、関節可動域いっぱいにダイナミックな動きをしたい人まで幅広い ニーズに応えるプログラムがある。 マニアックなところだと、アクアビクスのクラスによってプールに大量に発生する波は、 トライアスロンやラフウォータースイムの練習に最適だとか。 もちろん、スイムの初心者にとっては、この波は全く予測不能なため手強く、 方向を見失い、水を飲むこと請け合いなので、この時間帯を避けるのが賢い利用法でもある。 =オーバーフローシステム


    4)★汗拭き

     マシンに備え付けのハンドタオル。 用途はあくまで汗拭きなのだが、マシンについた汗を拭くためのモノであって、 これで額や脇の下をぬぐうのはマナー違反である。 無意識のうちに間違えることも多いので、十分に注意されたい。 原則として、次の人のためにシートやグリップについた汗を拭く、 というマナー用のモノ。 スピニングやカーディオバイクなど、大量の汗をかくマシンだと 床に池ができることもあるため、小さなタオルではまったく足らない場合も。 そんな時はマシンジムにいるインストラクターに一声かけ、 モップで拭いてもらおう。 =タオル




    5)★イベント

     イベントなしではフィットネスクラブは成り立たない。 新しいプログラムの紹介、スカッシュやラケットボールなどの大会、 エアロビクスのイベント、ホノルルマラソンに挑戦するツアーの募集や練習会、 水泳のマスターズ大会、ゴルフコンペ、サプリメントやスポーツドリンクの サンプリングイベントなど、メンバーを飽きさせない努力を フィットネスクラブは続けている。 仲間を作りたい人、目標を持ってトレーニングしたい人は積極的に イベントに参加してみよう。 =ホノルルマラソン




    6)★インストラクターの勉強

     マシンの使い方が分からない時や、トレーニング方法に迷った時など頼りになるのは インストラクター。 そんなフィットネスクラブ初心者にも心強い味方のインストラクターは、 普段どんな勉強をしているのだろう。 (セントラルフィットネスクラブ)の場合は、インストラクターにもC級、B級、 A級のランクがあり、ペーパーテストと実技の試験を受けて昇級するシステムがあるという。 勉強の内容は、マシンの使用説明から、運動生理学や解剖学の基礎、 フィットネスクラブ経営まで幅広い分野にわたる。 なお、アルバイトのインストラクターといえど勉強が必要なのは当たり前で、 5段階のレベルアップシステムで教育を受けている。 もちろんレベルアップすればアルバイトの時給も上がるという。 質が上がるワケだ。




    7)★ウェイト

     重り。筋トレの際にお世話になる。 プレート、ダンベル、バーベルもウェイトだし、 自分の体重(自重)も立派なウェイトだ。 適切な負荷の選び方は、目的によって変わる。 1回持ち上げてへトへ卜になる重量の50〜100%で10回×3セットというのが、 ”太く厚く″させたい一般的な方法。 マシンのウェイトはレッグプレスで7〜178kg、ラットプルダウンや チェストプレスは7〜119kgの設定が多い。 プログラム作成はインストラクターに相談に乗ってもらおう。




    8)★エアロビクスダンス

     スタジオプログラムの華。 ユーロビート、スポーツエアロビック、ヒップホップ、ラテン、 アイドルダンス、ジャザサイズなど、長年の歴史のなかで進化を遂げてきた。 常連の人気は、振り付け重視、難易度高しの王道エアロビクスダンス なのは変わらず(「コンビネーションエアロ」という名称のクラブも)。 最近の傾向は、初心者や女性に人気な「走らない脂肪燃焼」、 ステップやチューブなどをサーキットトレーニング的にこなす 「ボディメイキング」や格闘技系など。 =格闘技系、バラバラ系




    9)★オーバ−フローシステム

     プールの消波システム。 プールサイドの排水溝に水を落とし、水を環流させつつ、 波の発生を抑えるもの。 これがないとスイムやアクアビクスで発生する波の干渉をモロに受け、 プールは修羅場と化す。 あまりに激しいアクアビクスクラスによる大量の波で、排水量が増大し、 水位が大幅に減ってしまうアクシデントがごく稀にあることも。 =アクアビクス






    10)★追っかけ

    特定のインストラクターについて回る常連のこと。 人気のプログラムを受け持つエアロビクスダンスやアクアビクスのインストラクターは、 一日に複数のフィットネスクラブを掛け持ちしている。 そんな彼女ら、彼らのレッスンを一日まるまる追っかけるメンバーが「追っかけ」。 フリーランスのインストラクターの場合は、 同系列のクラブだけで仕事をしていないことも多いので、 当然、追っかけは複数のフィットネスクラブの会員証を持つことになる。 追っかけの特徴としては、常連と重なるため判別がつかないことが多いが、 スタジオ内では日最前列、インストラクターの斜め前(左右いずれか)に 陣取る場合が多い。 スタジオ内で着るウェアだけでなく普段着も含めてファッションが似通っているのも ポイントだ。 エアロビクスダンスの魅力の奥行きの深さを彼女たちから窺い知ることができる。 また、インストラクターが振り付けを忘れていたり間違えても、 追っかけや常連が間を繋いで、正しくクラスを導いてもくれる。 動きが分からなくなったら彼女らや彼らをチェックすればよい。 =常連




    11)★オリエンテーション

     入会時の、施設の説明、プログラム作成、マシンの扱い方。 体力測定の仕方、ルールやマナーなどのレクチャーのこと。 常連さんに「マナーがなってない」などと一言われないためにも、 受けた方が和得。 ○×店の独自ルール、シャワーの順番待ちは白い線の後ろに一列に並ぶ」など、 いざ利用という時の情報も得られる。 最近増えているコンピューターでのプログラム管理システムの説明や、 体力テストなどを館内スタンプラリー形式にしたり、 楽しく、正しいフィットネスクラブ紹介になっている。 =コンピューター管理システム




    12)★カーディオ系

     直訳すれば、心臓系。 ハートレートモニター(心的数をカウントする)を備えたバイク、 トレッドミルなどのマシンを指す。 なお、有酸素系と同じ意味で語られることもあるが、 心拍数で運動を管理するのがカーディオ系という言葉の本来的な使い方。 エアロビクスは、運動時のエネルギーをどのようにカラダが作るかという視点。 なお、マシンジムの、バイクやトレッドミルなどが置いてあるゾーンを指す場合もある。




    13)★鏡

     スタジオ、マシンジムのフリーウェイトエリアの壁面にある。 いずれもフォームのチェック用。 インストラクターと動きが合っているか (回っているとワケが分からなくなるので)、 効かせるべき筋肉に正しく負荷を与えられているかを確認できる。 ボディビルダーを真似て、ポージングでおおいに自己満足するためにも使われるが、 多くの人たちにとってもっと実用的なモノなのである。 =追っかけ




    14)★格闘技系

     アメリカではすっかりスタジオプログラムとして定着した格闘技プログラム。 NYやLAでは、クラブ内にリングを設けたり、サンドバッグが吊るされていたり、 が当たり前の光景だ。 もちろん日本でも人気上昇中。 パンチとキックを組み合わせ、カラダの東側を中心に全身の筋肉を連動させて行うため、 カラダをシェイプさせるには最適なプログラムになっている。 サンドバッグを使ったり、グラブをつけたりと、 ひと昔前のボクササイズとは違い、より格闘枝に近い。 インストラクターもムエタイ経験者や、ボクシングジムに通っているなど、 よりホンモノを目指すしたプログラムを組んでいる。 オジサンたちのなかには、マジになりすぎて目がギラついて周囲を怖がらせるくらい ハマっている人も。 =エアロビクスダンス




    15)★カルチャークラス

     フィットネスクラブではメンバー向けに様々なプログラムを用意している。 カラダ作りはもちろん、それ以外にも。 「それなら、ついでに」というカルチャークラスは、英会話やパソコン教室、 フラワーアレンジメント、社交ダンス、フラダンス、 空手、陶芸など、女性メンバーを中心に賑わっている。 なお、・・・曜日で,カルチャーの日、サウナの日、エクササイズの日、 などと使い分けるフィットネスクラブ使いの達人も多数いる。 エアロならエアロだけ、マシンジムならマシンジムだけという利用法では、 解かにもったいない。




    16)★キック

     エアロビクスのプログラム初心者に向けて、 基本となるステップを解説。 「はじめてエアロ」なら何も知らなくても問題ないが、知っているだけで心強いし、 元気な動きもできるというもの。 その1、キック。 軸脚の膝で軽く跳ねてリズムをとり、反対の脚を後ろに引く。 引いた脚をまっすぐに伸ばすべく、軸脚の膝を伸ばす。 それを交互に。 腕でリズムをとると、さらにキックは大きく伸びる。 伸ばす脚の反対側の腕を前に、上げた脚の側は横に。 コレを交什に、その練り返し。




    17)★キャップ

     スイミングキャップ。 プールに人る際、かぶることが決められている。 プロショップでも売っているし、 レンタルがある場合も。 目的は衛生面と安全面の配慮から。 髪の毛が落ちるのを防ぎ、 顔に髪がかかって視界を遮るのを防止するためだ。 ゴム製のピチピチが主流だが、最近ではメッシュも人気。 長時間泳いでも頭を締めつけないし、デザインも″いかにも初心者的″ ではない。 また、脱水機の故障の原因ともいわれる。 =脱水機




    18)★クラブインクラブ

     フィットネスクラブ内同好会のこと。 スカッシュ、水泳のマスターズ、トライアスロン、ランニング、 ダイビングなどが多い。 インストラクターが参加してクラブが応援する「公認」的なものから、 メンバーさんたち独自で自主的に活動をするものまで多種多様。 たいていは飲み会が企画(それにしか来ないメンバーもいるが) されていたりなど、フィットネスクラブを仲間作りの場にしたい人は積極的に参加してみては。 新しいスポーツに挑戦してみたい人にとっても絶好の入門口。 =飲み会、ホノルルマラソン




    19)★グレープパイン

     エアロビクスダンス初心者のためのステップ講座その2は、 グレープパインだ。 4拍子のリズムに乗っていることが大事で、ゆっくり、やってみよう。 @左足を斜め前に出し踵から着地、 A右足は、左足の後ろにクロス。 B前になった左足を真横に開いて、 C開いた左足に揃えるように右足をチョンとつく。 という具合で、今度は逆方向へ右足から。 腕は動きに合わせ、自然に振って、Cでパンと打つ。




    20)★見学 

     入会前に見学。 もちろんクラブ側はウェルカムで、予約なしでもたいていは受け付けてくれる。 人り口に「当クラブのメンバー以外、立ち入り禁止」という看板があっても臆してはいけない。 とはいっても、ロッカールームやプールは見学不可な施設が多い。 ロッカーはプライバシー保護、 プールは濡れずに見学するのが無理という動線上の問題のため。 写真で案内してくれるし、体験入会で一度かニ度訪れてから決める手もある。 自分が普段通いたい曜日の同じ時間帯に見学に行くのがよく、 混み具合、プログラムの中身のチェック、メンバーさんの傾向なども分かるので、 「こんなはずじゃなかった」は避けられる。 「フィットネスクラブは初めて」という人は、 一声かけると懇切丁寧な説明をしてくれるはず。 =体験入会




    21)★高級クラブ

     銀座の・・・ではない。 高級フィットネスクラブのこと。 人会金0、月会費は一万円程度が一般的な民間のフィットネスクラブだが、 その一方で「高級」というジャンルがある。 人会金だけでウン十万円。ブラス保証金にウン百万円。 月会費ではなく、年払いでウン十万円。 もちろん値段だけが高級なのではない。 病院と同じビルにクラブがあってメディカルチェックが受けられ(人間ドックも)、 フレンチレストランが併設され、糖尿病対策のフルコースが用意してある。 それに、高級ホテル並みに、会議室やバーがあり、宿泊もできて、 都心のやたらロケーションとアクセスのよい場所に、 それと知れずにひっそり佇んでいたりする。 芸能人や政治家、財界人がメンバー、と聞けばなるはど。 法人会員も、弁護士事務所や外資の東京ブランチや大使館、 だったりなのである。 =ジュースバー、タオル




    22)★個人ロッカー

     契約ロッカーとも言う。 1か月、1年などの単位で、長期間小さなロッカー(シューズを置いておけるほどの) を貸してくれる。 料金は月額1500円くらい。 毎日通うことを考えると、シューズ置き場が欲しくなるのは当たり前なのだが、 ターミナル駅にあるような都心のクラブだと絶望的なくらい空きはなく、 ウェイティングリストに1000人も連なっている場合も。 クルマで適うメンバーが多い郊外店の場合は、比較的に空きがあるという 。 (当たり前だね)。 なお、ゴルフ練練習場が併設されているクラブではゴルフクラブ用の個人ロッカーも 併設されていることが多い。 =マイロッカー




    23)★コンピュータ―管理システム

     様々なサービスがコンピューターを通じて提供されている。 近い将来は、入館のチェックから、マシンで何回ウェイトを挙げたかなどの プログラム管理、ドリンク類の自販機の支払い、 月々の会費の口座引き落としまでを、一枚のカードで行うようになるはずだ。 現在は、その途上。 館内に設置されたコンピューターでプログラム管理を行うケースや、 一部のマシンではキータイプのICを入れてプログラム管理を行ったりしている。 自宅のPCや携帯電話で閲覧できるウェブの拡充などのIT化も進行中だ。 =オリエンテーション




    24)★サウナ

     社交の場であり、これだけを目当てに来るメンバーもいる。 ギョーカイ的には「サウナ談合」といわれるはど、 飲み会の呼び掛けや噂話など、様々な情報がここで交わされる。 なお、サウナには、血行の促進、疲労軽減、呼吸の改善などの効果がある。 脱水症防止のためにも十分な水分摂取が必要。 また、サウナを出たら汗をシャワーで流すこと。 流さずに風呂やジャグジに人るのはマナー違反だ。




    25)★ジャック

     エアロビクスダンス初心者のためのステップ講座その3、ジャック。 脚は跳ねっぱなしで、開閉する。 開いて跳ね、閉じて跳ね、開いて跳ね、閉じて跳ね、が一連。 両腕はこれに合わせて順番に、横、上 (甲と甲を合わせるように)、 横、下だ。 足首と膝のバネが大事で、動作は滑らかに連動させて”ラジオ体操〃  にならないようにする。 脚を開く時は爪先を外に。




    26)★ジャクジ

     プールの横や、プールから歩ける屋外に設置されている。 ぬるめの水温で、トレーニングで酷使した筋肉の疲労を軽減させ、 精神的なリラクセーションを得られる。 筋トレの後にすぐよりも、軽いスイムか水中ウォーキングでクーリングダウンし、 筋温を下げてから利用した方が効果が高い。 これはサウナも同様だ。 見た目はジェットバスだが、裸禁止。 ロッカールームの風呂がジャクジと同じようでも裸oKなのは、男女別だから。 混浴の温泉は増えているが、混浴で裸okのジャクジはまずない。 とはいえ、湖山氷川 温泉同様の社交の場でもあり、飲み会の虚話題が飛び出す場でもある。 =飲み会、Tバック水着




    27)★ジュースバ−

     受付の近くに設置されている。 自動販売機に取って代わられる傾向だが、高級フィットネスクラブでは健在。 クラブ内の会議室での会合で大量のオーダーがあったりと、ニーズがある。 人気商品はビール。 アメリカのジュースバーは、プロティンバーとしての利用や、 フレッシュジュース片手にカップルが待ち合わせに使ったりと、 もっと一般的。 =高級クラブ




    28)★順番待ち

     スタジオの風物。 人気の高いプログラムは、前のプログラムが終わる前から長蛇の列ができることもある。順番待ち専用レーンとして線が引かれていたり、 チェーンで区切られたりなどもする。 並んでいるメンバーたちの格好でプログラムの中身が分かれば、 フィットネスクラブ通の仲間入りと自任してよい。 なお、「順番待ちの場所取り」などという組み合わせワザを必要とするクラブもある。 順番待ちを嫌うクラブでは、スタジオの入り口に名簿を置いて、 先着順に名前を書き込んで、定員まで人数を募集する。 定員に満たない場合や、 まだあまり知られていないプログラムの場合は、 館内放送で「まだ入れます」と募集する光景もよく目にする。 =追っかけ、場所取り




    29)★常連

     フィットネスクラブをこよなく愛し、支えるメンバーたち。 お昼のお弁当を持参で一日中いる人、毎日来る人たちなど。 狭義では、フリーウェイトエリアに常駐的にいるメンバー、 特定のスタジオプログラムに必ず参加するメンバーを指す。 スタジオでの常連がさらに先鋭化し、 特定のインストラクターのプログラムだけを求めると「追っかけ」となる。 常連の指定席となるのは、 インストラクターの斜め前 (自分の姿とインストラクターの動きを鏡で同時にチェックできるため)。 まあ、最前列は常連が立つと思っていた方が無難。 =場所取り、追っかけ




    30)★心拍センサー

     マシンジムの中でもカーディオ系といわれるトレッドミルやカーディオバイク、 ステップマシンには、心拍数(正確には脈拍数) をモニターするためのセンサー内蔵のグリップやバー、 あるいはイヤセンサーがついている。 これは運動の強度を知り、自分なりの最適なペースを割り出すためのモノ。 グリップやバー状のセンサーは、軽く握って少し待つと表示される。 たえず握っている必要はなく、強度の変化などに応じて時々に測るとよい。 使い方はマシンに表示されるので、年齢や性別などを入力。




    31)★水質

    きれいな水で泳ぎたい。 気になる基準は、残留塩素濃度0・4〜1.0 PPm、ph値5・8〜8・6とされている。 塩素は減菌が目的だが、濃過ぎてもプールの水は快適を保てない。 快適さを保つためにも、シャワーを浴びてから入るのがマナー。 特に化粧はきちんと落としたい。 なお、phはアルカリ性に傾くと残留塩素の減菌効果が落ちる。 クラブでは1日3回程度チェックしているようだ。




    32)★ステップクッチ

     エアロビクス初心者のためのステップ講座、 その4はステップタッチ。 一歩ずつ前に進む動きを、リズミカルに行う。 片脚で踏み込むステップのアクセントがキメテ。 片脚を大きく前に踏み込み、ステップ(踵から着地するつもりで)。 後ろになった脚を引き寄せて、タッチ。 ステップタッチは「踏み込んで、伸び〜る」の繰り返しとなる。 腕はステップでは自然と後ろに下がり、タッチでパンと打つ。 し、目的のプログラムを選択する。 前回と同じ速度で走っても、体調によって数値は違うもの。 ぜひ使いこなしたい。 =カーディオ系




    33)★ストレッチマット

     マシンジムの入り口付近にある。 常設された広いマットのスペースもあれば、 空きスペースに持ち運んで個人で使うような細長いモノもある。 広いマットスペースの近くにはやり方を説明した掲示物などがあるので、 エクササイズ前のウォーミングアップ、 運動後のクーリングダウン(もちろんエクササイズしなくてもOKだが)に使いたい。 ストレッチは関節の可動域を広げて筋肉を伸ばすことで、 怪我の防止になるし、これから行うトレーニングのためのパフォーマンスアップに繋がる。 のびのびしてしまうため常連がたむろしやすく、他のメンバーの迷惑となることも多い。また、時折ここで心地よく伸びたまま熟睡してしまうメンバーもいるらしい。




    34)★スパメンバー

     スパが充実の超大型クラブで正規会員の区分にある場合もあるが フィットネスクラブのギョーカイ用語で言う、 お風呂の利用がメインの(つまりほとんどカラダを動かさない)メンバーのこと。 「お風呂会員」「サウナ会員」と言う場合も。 なお、続々と都市部郊外のベッドタウンでオープンするスパが充実の超大型クラブを 「フィットネスクラブの健康ランド版」と呼ぶ人もいるが、 数時間があっという間に過ぎるスパゾーンの快適さは、 温泉好きの日本人にとって魅力のひとつだ。 =ジャクジ




    35)★スピニング

     バイクエクササイズ用マシン(スピニングバイク)を使ったスタジオプログラム。 スタジオプログラムの多様化を一気に押し進めた人気プログラムだ。 バイクの構造の違いなどで呼び名も変わり、 リカンベントタイプのマシンで行うプログラム(仰向けに乗るタイプのバイクなので、 上半身が自由に使え、チューブやダンベルも組み合わせることが可能。 「ボディバイク」と呼ぶところも)などもある。 このバイクエクササイズの特徴は、何といってもバーチャルという点。 インストラクターと一緒に(スタジオの中で)ツーリングに出かけるというのが魅力。 「そろそろ丘の上りです、ペダルを重くしてダンシングで踏んでください」など、 車輪の回転(負荷)をインストラクターの指示にしたがって制御したり 解放したりして調節しながら、プログラムを続ける。 インストラクターの絶妙なイメージ誘導とシーンに合った音楽選曲で、 どっぶりハマる人も多い。




    36)★体験入会

    「入会の前に実際に使用してみたい」。 そんな要望に応えたシステム (トライアルともいう)。 クラブによってシステムは異なるが、1回1000円〜2000円程度。 料金区分にはメンバー同伴者の「ビジター」(1回5000円程度) もあるが、取って代わられつつある。 体験入会後、一定期間内に入会すると体験入会の料金を還付するクラブもある。 =見学




    37)★ダイピングプール

     スキューバダイビング講習用に使われるプールで、 水深5m程度の円筒形が多い。 ダイビングライセンス取得のための講習や試験も行われる。 こうした深いダイビングプールがないクラブでも、 普通のスイミングプールで講習会を行う施設があるので希望者は確認しよう。 なお、原則として一般のメンバーが自由にダイビングプールを使うことはできない。 使用可能な場合も、施設によって自己責任を確認する同意書を用意している。 これも施設ごとに確認したい。




    38)★ダウンアップ

     エアロビクスダンス初心者のためのステップ講座その5、 ダウンアップ。 膝のクッションを利用して股を開きつつ沈み込み(ダウン)、 体重を片脚に完全に預けるべくアップする。 これを交互に。 体重のキャッチボールを左右の脚の間でしているイメージだ。 脚は少し広めに開き、爪先は外側へ。 腕の動きはダウンで自然に泳がせ、アップでガッツポーズ。




    39)★タオル

     受け付けを済ませるとロッカーキーとともに渡される フェイスタオルとバスタオルのセット。 汗拭き用とシャワーやお風呂から出た時に使用する。 会員区分によって月会費に含まれていない場合もある。 低めの料金設定だと、タオルはまず別料金となる。 レンタルの場合、返却用のカゴないしはボックスが用意されているので、 家のタオルが不足しているからといって持ち帰らず、使用後に返却する。 レンタル料は300円〜500円が相場だ。 =レンタル




    40)★脱水機

     ロッカールーム内に設置されている水着専用の脱水機。 機械にもよるが、1日1回は故障する、といわれるはど故障が多い。 原因は、スイムキャップや男性水着のパンツのヒモ。 スイムキャップは回転するドラムからはじき飛ばされ、 排水口を詰まらせる。 詰まったキャップを取り除くのはタイヘンで、 針金のハンガーを駆使するなどし、最悪は業者を呼ぶこともある。 「スイムキャップは絶対に入れないで」という張り紙の文言を守りたい。 また、パンツのヒモが排水用の穴に入り込んでパンツを引き裂く場合もある。 =キャップ




    41)★タンニンクマシン

     日焼けマシン。 ロッカールームに設置されている。 適度な日焼けによって体内でビタミンDが合成されるので、 青白い顔がカッコ悪いというだけでなく冬場には積極的に使いたい。 立って紫外線を浴びる方式が主流なのは、 汗によって背中やお腹に焼けムラの線ができてしまう失敗を防ぐため。 10〜20分で500円前後が相場。 ある程度色がつくまで週に3回、 落ち着いてきたら週に1〜2回というのがきれいに焼くコツだとか。




    42)★Tパック水着

     男性のサーフパンツ不可、というクラブは少なくない。 競泳用のビキニ、もしくはハーフパンツタイプということになるが、 「Tバック禁止」はあまり聞かない。 じゃあTパックはOKなのか?  過去に「ジャクジに入っている人がTバックだったらしく、 水流と気泡で穿いているのが見えなくて、 支配人がすっ飛んできたことがあった」とか、 「泳いでいたら、おじさんのナマ尻が目の前に。 ピックリしたメンバーが監視のインストラクターに文句を言った」という詰も聞く。 フィットネスクラブのプールはあくまで泳ぐための場所。 魅せたり、ビーチボールで遊んだりするトコロじゃないんですよね、 やっぱり。 =ジャクジ




    43)★定休日

     従業員の研修と施設のメンテナンス上、たいてい月に1、2回は定休日を設けている。 メンバーの構成によって仕事始めの月曜日を定休日にする場合もあるし、 「土日にしっかりやるから金曜は飲みに行くのも仕方ないよね」 ということで金曜を休みにする場合もある。 営業時間は朝6時から深夜26時というクラブもあるが、 7時〜24時というのは比較的長く開けているクラブだろう。




    44)★ニーアップ

     エアロビクスダンス初心者のためのステップ講座。 その6はニーアップ。 つまり″腿上げ″なのだが、軽やかに美しく行う。 もちろん、膝はできるだけ高く上げる。 膝を高く、なのだが、背中を曲げて上体を迎えにいって「高く上げた」 と錯覚する人がいるので要注意。 軸脚になる膝はクッションを利かせて、腕はリズムをとって自然に振り、 アップでガッツポーズとなる。 ガッツポーズの時に、上げた膝と反対の側の肘をクロスするように引き付けると 「ロングレバー」という動きになる。 よりダイナミックになる。




    45)★飲み会

     同好会などが主体となりクラブ外で行われる。 インストラクターは原則、インストラクターとして参加しない。 つまり、個人としてなら参加可というスタンスだ。 他のメンバーたちとの人間関係的にも、難しい場合があるという。 「インストラクターを誘ったけど、断られた」 なんて経験のある人が多いのもそんな理由ら。 嫌われているからではない。 =サウナ







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