フィットネス用語辞典
Welcome
Welcome

  1. マグネシウム
  2. マッサージ
  3. マッチョ
  4. マフェトン理論
  5. マルチビタミン
  6. マンガン
  7. 満腹中枢
  8. 水太り
  9. ミトコンドリア
  10. ミネラル
  11. ミネラルウォーター
  12. みのもんた
  13. ミルキングアクション
  14. 民間療法
  15. むくみ
  16. メディカルチェック
  17. 免疫
  18. メンタルトレーニング
  19. 毛細血管
  20. 目標心拍数
  21. モリブデン








  22. 1)★マグネシウム

     ミネラルのひとつ。 成人の体内には体重の0・05%が存在し、その半分以上は骨や歯に含まれて いる。多くの酵素の働きを助けているほか、 神経の伝達や筋肉の収締にも関与している。 カルシウムとのバランスが重要で、 カルシウム2に対してマグネシウム1が理想的な摂取バランスといわれており、 それが崩れると集中力の低下、 神経が興奮するなどの症状が出ることもある。 ストレスの多い人ほど必要量が高まる。 ナッツ類、ヒジキ、納豆、牡蠣、ホウレンソウ、 豆腐などに多く含まれる。


    2)★マッサージ

     手指を使って、カラダをさすったりもんだり叩いたりする刺激療法。 人類最古の医療行為ともいわれる。 血液やリンパ液の流れを良くしたり、 筋肉や関節の痛みを緩和させたり、 また皮膚の活性を高めるなどの効果がある。 トレーナーなどが選手に対してマッサージするのを、 とくにスポーツマッサージと呼び、 筋肉の疲労回復やコンディショニング、ウォーミングアップを目的に行われる。



    3)★マッチョ

    「男らしい」 「たくましい」といった意味の英語だが、 日本ではいいカラダの男性を指すことが多い。 70年代後半、ディスコ・ファンクグループ〈ヴィレッジ・ピープル)の 『マッチョマン』のヒットや「エンゼル体操」を踊った″ムキムキマン″ の 存在が、この言葉を一般的に使うようになるきっかけになったようだ。 今はスリムでありながら逞しいタイプの男性を「痩せマッチョ」といい、 若者のなりたいカラダNO1だという。


    4)★マフェトン理論

     筋肉は持久力のある遅筋と、瞬発力のある速筋に分けられるが、 遅筋線維には毛細血管が多く、有酸素系エネルギーを生み出すミトコンドリアの数も多い。 そこで遅筋を活性化し、脂肪を燃やしやすい体質に変える トレーニング理論がマフェトン理論だ。  さて具体的方法。 まず有酸素運動を始めるにあたり15分程度をかけて心拍数を目標までゆっくり上げる。 その後は目標心拍数をキープしたまま運動を続け、 終える時にも初めと同様に15分かけて心拍数を戻す。  この運動を続けることにより、 同じ心拍数でさらに強度の高い運動が可能になる。 たとえばウォーキングで達していた心拍数で、 ジョギングが可能になるなど。




    5)★マルチビタミン

     その名のとおり、ビタミン類を総合的に調整したサプリメント。  マルチビタミンは、複数のビタミンを手軽に補給するにはとても便利なモノだ。 もちろん、規則正しい生活、食事で摂取することが基本だが、 なかなかできないのが現実。 強い見方としてうまく使いたい。




    6)★マンガン

     ミネラルのひとつ。 特に骨の形成、タンパク質、炭水化物、糖類の代謝に関わるといわれている。 インスリンの合成を助け、血糖値を下げるほか、神経の機能維持、 骨を強くするといった働きもある。 不足すると骨や軟骨の発育が悪くなり、傷が治りにくくなることもある。 ヒジキ、ライ麦、栗、ヘーゼルナッツ、玄米などに多い。




    7)★満腹中枢

     満腹中枢は脳の視床下部内側核にあり、 過度の食欲を制御する役目を果たすもの。 視床下部外側野にある摂食中枢とともに、食欲をコントロールしている。  たとえば十分な食べ物が胃から腸へと送られると、 血液中のブドウ糖が増加し、脳内で満腹中枢の働きが促され、 同時に摂食中枢の活動が抑えられる。 するとヒトは満腹感を感じるのだ。 満腹中枢と摂食中枢は、一方が刺激されると他方が抑制的に働くという、 相互関係を持っているから、先ほどと反対に、 血中のブドウ糖が減少して遊離脂肪酸が増加すると、 脳内の満腹中枢の活動が抑えられ、摂食中枢の活動が活発になり、 ヒトは空腹感を感じるようになるというわけだ。




    8)★水

     ヒトのカラダの多くを占めている液体。 成人男子の場合、体重の約60%が、成人女子の場合、体重の約50%が水なのだ。  この、ヒトのカラダを占める水、 60〜75%は細胞内液で、残りが外液。 この外液とは細胞間液と脈管内液(血漿) で、 溶媒としての能力にすぐれている。 多くの無機、有機化合物の溶媒として栄養素の運搬や老廃物の排出、 また体温の調節などに関わる大事なものだ。  体内に占める水分の3%を失うと、 運動などの身体活動を効率的に行うことができなくなり、 もし10%以上失うと深刻な健康障害を引き起こすといわれている。 発汗が多く、水分の消失も激しいスポーツ、トレーニング時には、 不足してしまう前に、こまめに十分な水分補給をする必要があるということだ。




    9)★水太り

     いわゆる「水太り」の原因として考えられるのは、 代謝が悪い、血行が不良などでリンパの流れも滞りがちで、 余分な水分や老廃物を溜め込んでしまうこと。 解消法としては、運動などでカラダを温めて汗をかいたり、 代謝を活発にさせ、エネルギ′消費を高めて、どんどん老廃物を外に出すこと。






    10)★ミトコンドリア

     細胞内にある、小さいけれどもよく働く器官。 多くの酵素、補酵素を持ち、熱量素の代謝の最終段階を行う。 内膜に囲まれた溶液状の部分を間質と呼び、 有酸素運動のエネルギーを生むTCAサイクルはここで活動し、 ATPを長時間にわたって供給する。 また、細胞の呼吸もここで行われる。




    11)★ミネラル

     五大栄養素のひとつで、無機質ともいう。 元素の形で存在し、微量ながらもカラダの構成成分として重要な役割を果たしている。  これらミネラルは、ヒトが自分のカラダの中では作り出せず、 食事やサプリメントから摂取するしかないもの。 その働きを知ったうえで、必要量を食事の中に取り人れるように心掛けることが大事なものだ。




    12)★ミネラルウォーター

     無機塩類やガスを豊富に含み飲用に適した鉱泉の水。 いま、日本で手に入るミネラルウォーターはその数200種類以上!  カルシウムイオン、マグネシウムイオンの含有量が多いモノが硬水、 少ないモノが軟水。 国産の水はほとんどが軟水なのに対し、ヨーロッパの水は硬水が多い。 清涼感を求めるなら軟水、 喉越しは重いがより多くのミネラル補給なら硬水と思っていてよい。




    13)★みのもんた

     いまや″手軽、身近な健康の伝道師″ともいえる人。 この人が「今日は○○ですよ、お嬢さん!!」と言ったとたんに、 巣鴨の商店街あたりではその○○(納豆だったり、ココアだったりするのだが) があっという間に売り切れてしまうほどの絶大な影響力を持つ。 気づけばそれを約15年続けているというのも凄い。 膨大な数の療法、彼が実践していれば、日本一健康的な司会者のはずだ。




    14)★脈

     心臓が拍動することによって大動脈から送り出される血液が、 波動となり、動脈血管壁を伝わったもの。 動脈が体表近くにある部分で感じ取ることができる。 手首や頸動脈を触って脈拍を測ったことは誰にでもあるはず。 どこでもカンタンに心拍数を測るには、頸動脈を10秒間押さえ、 6を掛ければよろしい。 運動の最中にはとても便利な方法だ。 なお脈拍は、脈拍数、脈のリズム、大きさ、硬さなどで健頗状態が診断される




    15)★ミルキングアクション

     筋ポンプと全く同じ意味。 筋ポンプよりもイメージが伝わりやすい言葉なので、こう呼ぶことの方が多い。 ちょうど搾乳する時のように、筋肉の収縮により血管が圧迫され、 その結果起こる血液循環のこと。 足のように心臓から遠い部位ほど心臓のポンプ活動が伝わりにくく、 当然血液、特に静脈血の流れが悪くなる。 ここにミルキングアクションの作用が加われば、 全身の血液循環がスムーズになることは自明の理。




    16)★民間療法

     頭痛、腹痛、風邪のひきはじめ、 二日酔いなど、医者にかかるほどのことでもないけれど、解消したい症状を、 クスリを使わず、食品やその他身近なものを使って解決する、 その方法が民間療法といわれるもの。  洋の東西を問わず語り伝えられた″おばあちゃんの知恵″といったところ。 日本でのそれは、基本的に漢方の考えに基づいている場合が多く、 もちろんきちんとした科学的裏付けのあるものも多く見られる。




    17)★むくみ

     正しくは尿として排泄されるべき、 余分な水分や電解質が細胞内に溜まるために起こるもの。 一般的によくいわれるむくみは、長時間の立ち仕事などで下半身に起こつたり、 アルコールや水分の摂り過ぎが原凶のものである。 しかし、急性腎炎など病気の症状によるもののこともあるので気をつけたい。




    18)★メディカルチェック

     医師が病歴、ケガ、生活習慣などについて問診して各種の検査を行い、 その人に適さない運動や、安全に運動を行うための条件を見つけることをいう。 血圧、負荷心電図、血液検査、レントゲン検査など、 内科や整形外科分野での検査、診察が行われる。




    19)★免疫

     異物が体内に入ってきたとき、 それを識別して体外へ排除する働きをいう。 逆に、異物を排除しようとして免疫機能が過敏に働いてしまったとき、 カラダに障害を与えることがある。 これをアレルギーという。 健康を守るはずの免疫反応が、かえってカラダに害を与えることもあるのだ。  この免疫反応を応用して病気の予防に役立てているのが予防接種。 ワクチン (病気が起こらない程度に弱毒化した細菌やウイルスの入ったもの) を接種すると、体内に抗体ができ、感染しても免疫反応が働いて発病しないというわけだ。  また、自己であるカラダの細胞やタンパク質を、カラダが非自己と錯覚して、 これに対して抗体をつくつてしまうことがある。 この結果、起こる病気を自己免疫疾患という。 慢性関節リウマチなどの膠原痛がその代表的なもの。 20〜40代の女性に多く見られる。




    20)★メンタルトレーニング

     実際にカラダを動かして行う練習に対して、 競技に向かう際の精神力を高めておくトレーニング。 自信をつけるためのトレーニングと言い換えることができる。 これは勝利をイメージしながら競技の戦略を練るイメージトレーニングばかりではなく、 前回勝った日と同じ行動をしてみる、 同じ音楽を聴いてみる、など、日常のあらゆる活動が対象になる。




    21)★毛細血管

     もっとも末端にありながら、運動時にはフル稼働する血管。 約8〜20ミクロンの細い血管で、血管壁に筋層はない。 この血管内での血圧は高く、各組織の浸透圧を利用して、 酸素、二酸化炭素、栄養分、老廃物の交換が行われる。 有酸素運動を続けると、毛細血管が発達するといわれている。




    22)★目標心拍数

     エアロビクス運動を行うとき、どのくらいの運動強度がいいのだろう。 運動強度はそのときの心拍数と相関関係にあるので、 最大心拍数(最大運動強度) の○%でという表現をする。 心肺機能に効果があるといわれるのは、最大心拍数の60%から80%。 自分の目標心拍数を知っている?  計算式は下の通り。 その数値の心拍数をキープできる運動強度(速さや強さ、激しさ)  で運動すればいい。 ジムのエアロビクスマシンに脈拍センサーがついているのはそんな理由から。 ジョギングでは腕時計型の心拍計が便利。

    最大心拍数=

    運動不足の人・・・210−(0.8×年齢)

    良く運動する人・・205−(0.5×年齢)



    目標心拍数=

    (最大心拍数−安静時心拍数)×0.6(60%)+安静時心拍数

    (最大心拍数−安静時心拍数)×0.7(70%)+安静時心拍数

    (最大心拍数−安静時心拍数)×0.8(80%)+安静時心拍数






    23)★モリブデン

     ミネラルのひとつ。 糖質や脂質の代謝に関与している。 鉄の利用効率を高めて貧血を予防する働きもする。 不足については貧血、疲労といった症状が挙げられる。 玄米、レバー、豆類などに多い。









    フィットネス用語辞典。へ戻る。