- ナイスバディ
- 内旋
- 内臓
- 内臓脂肪
- 内転
- 内分泌系
- ナトリウム
- 軟骨
- 肉離れ
- 日射病
- 二の腕
- 乳酸
- 入浴
- ニューロン
- 熱疲労
- ネックエクステンション
- ネックフレクション
- 熱量
- 熱量素
- 捻挫
- 脳
- 脳幹
- 脳しんとう
- ノーチラス
今や死語になった観もある外来語。
この手の言葉は日本独特の意味で使われることも多いのだが、英語圏の国でもこれは通じる。
マッチョが男性を指すのに対し、こちらは主に女性に用いられる。
〈ワコール〉によれば〃ゴールデンカノン〃(バランスのいい女作のカテダ)は、正面から見たウェスト幅を1として、肩幅=1.6、乳輪間=0.8、ヒップ幅=1.4。横から見たウェストを1として、バスト=l.3、ヒッブ=1.3、肩とヒッフを結んだ線と背中の隙間が3分の1とのこと。
手足の長軸を中心に、骨を内側へ回転させる動き。
なんて書いてもよく分がらないだろう。
具外的な例を挙げると、立位で片脚の踵を床がら浮かせて、その爪先を内側に回すと、股間節に対して大腿骨が内旋することになる。
その逆に外側へ回転させるのが外旋で、両者を合わせて回旋という。
股間節を内旋させるのは半腱様筋、半膜様筋、中腎節(前部)など。
肩関節の内旋には三角筋、広背筋、肩甲下筋、大円筋などが働く。
東洋医学でいうなら五臓六腑。
体幹に集まる臓器のことである。
胸椎と胸骨、そしてカゴのような肋骨に囲まれた胸郭には、心臓と肺が仲良く入っている。
肺は外気との間でガス交換を行い、新鮮な酸素を取り込み、不要となった二酸化炭素を排出している。
心臓は、肺でリフレッシュされた血液を全身に循環ざせる。
胸郭と横隔膜で隔てられた腹部には、腹膜に包まれた臓器がぎっしりパックされている。
そこには胃、小腸(ただし十二指腸を除く)、大腸(直腸を除く)の消化管トリオがトグロを巻き、肝臓と協力しながら、栄養素の消化吸収を行う。
また腹膜の後ろ側では、消化に関わる膵臓、血液を浄化してオシッコを作る腎臓などが黙々と仕事を続ける。
そして、こうした内臓の働きは、自律神経とホルモンで24時間365日、死ぬまで自動的に制御されている。
皮下に溜まる皮下脂肪に対し、お腹の中に溜まる脂肪をいう。
皮下脂肪が目に見えて触れろのに対し、地味でステルスな脂肪である。
主な蓄積場所は腸間膜。
これは腹腔内で小腸を吊り下げている膜で、そのまわりに体脂肪がベッタリつくのである。
したがって、お腹が内側から大きく膨れたリンゴ型肥満の人は、内臓脂肪が過剰に溜まっている危険性が高い。
また内臓脂肪が溜まりすぎた内臓脂肪型肥満は、中年の男性に多い。
内臓脂肪が分解されてできる遊離脂肪酸は、フツウは肝臓で粛々と代謝されている。
だが内臓脂肪が多すぎると、大量の遊離脂肪酸が一度に肝臓へ殺到して、結果的に体中の脂肪代謝を狂わせてしまう。
それが、動脈硬化、心臓病、糖尿病、高血圧といった生活習慣病の引き金になりかねない。
唯一の救いは、内臓脂肪が運動で落ちやすいこと。
気になる人は、脂肪を落とすのに効果的なエアロビクスを習慣にしよう。
たとえばサッカーのインサイドキックのように、横に上げた脚を振り下ろすような動き。これが内転の典型例である。
正確には、手足などが体幹の軸に向かって近づく動きのこと。
逆に、体幹から離れる動きを外転という。
内転筋(アダクター)としては、大腿の長内転筋と短内転筋が有名古乗馬で馬の背を大腿で挟むときなどに使われる。
肩関節の内転筋には、広背筋、大胸筋、菱形筋、大円筋などが挙げられる。
栄養素を代謝する、ストレスに対抗する、体内環境を保つ……。
こうした重要な作用を待つのがホルモンで、それを分泌するシスチムが内分泌系。
内分泌腺で作られたホルモンは血流に乗り、ターゲットとする細胞で機能するのだ。
内分泌腺は全身に分布する。
たとえば脳出の松果体は、体内リズムを刻むメラトニンを分泌する。
喉にある甲快腺は成長に関わるホルモンを、膵臓は血糖値を一定にキープするホルモンを出している。
そして、腎臓の上に乗る副腎は栄養素の代謝やストレスに関わるホルモンを分泌するし、生殖器では性ホルモンが作られる。
ホルモンはごく少量で劇的に効くので、その分泌はぎちんと調節する必要がある。
そのために働くのが視床下部だ。
ちょっとややこしいのだが、視床下部とその配下である下垂体は、ホルモン分泌を促進あるいは抑制すろホルモンを出すことで、内分泌系のコントロールタワーの役割を果たしている。
ミネラルのひとつ。
主にナトリウムイオンとして細胞外の体液中に多量に含まれている。
働きとしては、神経の刺激伝達、細胞外液の浸透圧の調節、水分調整、筋肉や心筋の弛緩、酸・アルカリバランスの維持など。
ナトリウムと塩素からなる化合物が塩で、ヒトはほとんど塩としてナトリウムを摂取している。
1日当たりの必要量は食塩(Nacl)に換算すると3〜5gとされていろが、食塩の摂収量が多い目本人の場合は、欠乏よりもどちらかというと、過剰に気をつけなければならない。
食塩の過剰撲取は高血圧と因果関係にあり、特に中高年者の食事では食塩の量に配慮が必要である。
成人の1日当たりの摂取量は10g以下が望ましいとされているので気をつけたい。
骨というと硬いモノだと思い込みがちだけど、これは文字通り軟らかい骨である。
軟骨細胞とそれを取り囲む基質からなり、硝子軟骨、弾体軟骨、線維軟骨の3タイプがある。
硝子軟骨は弾力仕に乏しいが、耐圧性が高いのが特徴。
骨の先端を覆い、関節を作る関節軟骨、肋骨と胸骨をつなぐ肋軟骨などがある。
弾性軟骨は弾力性が高く耳や喉の軟骨がこのタイブに属する。
線維軟骨はコラーゲン線維が豊富で、衝撃吸収力が十分。
脊柱の椎骨の間にある椎間板や、膝関節の半月板、骨盤の恥骨結合などで見受けられる。
いずれも血管を持たず、代謝が活発ではないので、一度傷めるとなかなか治りにくい。
気をつけよう。
筋肉が部分的、または完全に断裂した状態をいう。
部分的に断裂した場合を筋挫傷、完全に断裂してしまうと筋断裂と分けて呼ぶこともある。
筋肉を何かに強くぶつけた時や、スポーツではダッシュ、ストップ、ジャンプ、着地などで急激に筋肉が収縮するときに起こりやすい。
筋肉別の発生頻度は八ムストリングスが約60%、大腿直節約20%、腓腹筋10%、その他10%。競技種目別では陸上の短距離が多く、次いで中距離、ハードルなど。
また陸上以外ではラグビ−、サッカー、体操の順に多く発生する。
直射日光の下で激しい運動をしたときに起こるのが日射病。
高い温度のところで起こるのが熱射病だ。
どちらもカラダの冷却機能というべき汗腺の機能不全が原因で体温が異常に上がり(40度以上になることも)、障害を起こす。
症状としては汗が出ない、頭痛、めまい、吐き気などがあり、ひどいときは意識不明になる。
応急処置としてはとにかく体温を下げること。
風通しが良く、涼しい場所に移す。
頭を下げずに横たえて、衣服を脱がして水で絞ったタオルでカラダを拭いて、積極的に冷やすこと。
ここをどう鍛えるかで上半身のイメージはガラリと変わる。
いくら体幹部がギャクサンでも、二の腕=上腕が細くてはカッコ悪い。
前面の上腕二頭節、後面の上腕三頭節を大く育てたい。
つい二頭筋ばかりに注目しがちだが、三頭節の方が筋線維は多い。
ここを鍛えるのが、逞しい二の腕への近道だ。
女性では適度にシェイプされた二の腕に憧れる人が多い。
二頭節も三頭筋も低負荷高回数のエクササイズでしなやかに強化しよう。
乳酸って、ヨーグルトに入っているあれのこと?ってそれは乳酸菌でしょ!
でも相変わらず勘違いしている人は多いようです。
ここで言っ乳酸は、スポーツの天敵扱いされる疲労物質のこと。
疲れにもいろいろ種類があるけれど、急に階段を上ったり、重いものを待ち上げたりすると、もう動けないと感じることがある。
あの疲れを呼ぶ物質なのだ。
このような急な運動は、筋肉中のグリコーゲンをエネルギーに行われる。
が、このグリコーゲン、無酸素状態で分解すると乳酸を発生してしまうのだ。
この乳酸はやがて肝臓に送られ、グリコーゲンに再合成されるものの、筋肉中に溜まると前述のような疲労を引き起こす。
とはいえ、乳酸が出ないと人はさらに無茶をしてカラダを壊すはずだ。
その歯止めになってくれていると思えばありがたいもの。
入浴の効能は温度によって、次のように違う。
まず37〜40度のいわゆる低温浴は自律神経では副交感神経が優位になり、筋肉も弛緩する。
また、胃腸の運動が促進され消化活動が盛んになる。
カラダと心をリラックスさせるのに向いている入浴法。
一方、42度以上の高温浴では交感神経が優位に立ち、筋肉は収縮する。
心拍数も増加し呼吸も荒くなるので、それに伴って気管支は弛緩し、空気が肺に送り込まれやすくなるのだ。
一日の終わりに疲れたカラダを癒すのであれば低温浴が、一日の始まりにシャキッとしたければ高温浴が望ましい。
また、入浴の最大の効果は血流量の増加。
全身のあらゆる血管に勢いよく血が巡るので、各部位はたっぶりと酸素を取り入れ、様々な疲労物質を処理することができる。
入浴には体内を浄化する作用もあるのだ。
神経細胞が、情報伝達のために作り上げている機能ユニットが、ニューロン(神経単位)である。
神経細胞の本体である神経細胞体からは、木の枝のようにたくさんの樹状突起が出ている。
まわりの神経細胞から情報を受け取る、受信専用のアンテナである。
樹状突起はみんな短いけれど、それとは明らかに異なる長い線維が、神経細胞体から1本だけ延びている。
これが神経突起(軸索)で、他のニューロンや筋肉などに情報を伝える出力ラインである。
そして神経突起は、別のニユーロンとの間にシナプスという接点を持つ。
ニューロンは、情報を電位の変化として伝える。
それには興奮性と抑制性があり、電位変化が蓄積して、あるレベルを超えると、シナプスを飛び越えて伝わるのだ。
かくも精巧なニューロンだが、成人の神経細胞は二度と分裂できない。
老化とともに減る運命だ。
大量に発汗したために、脱水性ショックを生じた状態のこと。
温度が高く、同時に湿度も高いところで起きやすい。
汗は出るが温度が高すぎてカラダが冷えない。
そのために体内の塩分、水分が極端に減少し、血液循環機能が低下し、各器官が正しく働かなくなる。
あまり体温は上がらず、顔色は青くなる。
ひどいときは意識不明になることも。
必ず医者の処置が必要。
応急処置としては日射病と同じく、風通しが良い場所へ運ぶ。
脚を高くし、毛布などで保温し楽に寝かせること。
首は大事。
格闘技の選手はもちろん、それふうなスポーツ、たとえばアメリカンフットボール、ラグビー、サッカー、アイスホッケー・・・の選手ならしっかりやっとこう。
首の筋トレというと、どうしても首の骨をぐりぐりざせるので怖いけど、適切な負荷を選べば問題はない。
これは首を引き上げる動き。
地面を見てから空を見上げる、という動きだ。
首を後ろに引く僧帽筋、頭板状筋などを使う。
ダンベルやバーベルを頭に乗せるわけにいかないので、人力負荷。
パートナーに後頭部を両手で押さえてもらい、その力に負けぬよう、ゆっくり頭を起こしてゆく、というのが一般的だ。
最初は少ない負荷から(軽く押さえてもらって)始めよう。
栄養学におけるエネルギーの単位・カロリーのこと。1カロリー(cal)は1気圧のもとで水1gの温度を14.5度から15.5度まで1度上昇させるのに必要な熱量で、4.184ジュールに相当する。
「カロリー」参照のこと。
脂質、タンパク質、糖質という、エネルギー源になる3種類の栄養素のこと。
体内ではそれぞれ1gにつき脂質は約9キロカロリー、タンパク質、糖質は約4キロカロリーのエネルギー量を持っている。
可動域を超えて関節が振れ、靱帯などが損傷した状態。
アイシングで応急処置をする。
捻挫は程度によって第1度、第2度、第3度の3段階に分けられる。
第1度は比較的軽症で、圧痛や運動痛がある場合。
第2度は部分的な靱帯断裂があり、内出血を伴っことも。
第3度は靱帯の断裂などが見られ、直後に内出血が起こるほどの状態。
第3度になると捻挫というより靱帯断裂と表現され手術をする場合もある。
動かさなくても痛い場合は第2度、第3度の捻挫である可能性が高いので、アイシングだけではなく、病院で診察してもらうことを勧める。
小ぶりのカボチャを逆さにして、柄の凹みに親指を入れてみる。
少々乱暴かもしれないけれど、それがヒトの脳の基本構造。
カボチャに当たるのが大脳。
ヒトの知性や感覚、記憶、そして意識を司るスーパーコンピューターである。
よくよく見ると左右2つの半球を持ち、表面はシワシワで少し灰色がかつている。
この表面の部分が大脳皮質で、脳に存在する神経細胞の大半がここに集まっているという。
灰色に見えるのは神経細胞が密集しているせいだ。
大脳皮質は言語や感覚といった複雑な情報処理を行う。
筋肉にあれこれ指令を送って自由自在に動かしているのも、大脳皮質の運動野である。
大脳皮質の奥には少し白っぽい白質という部分があるが、ここには神経細胞の配線(樹状突起や神経突起)が集まっている。
そしてカボチャが大脳だとしたなら、あなたの親指に当たるのが脳幹だ(次項に続く!)。
大脳から延びる間脳(視床と視床下部)、中脳、橋、延髄をまとめて脳幹という。
重さはわずか200gほどで、親指くらいの大きざしかないが、その役割はとても重要。
大脳が知性の座だとしたら、脳幹は生命の座なのである。
脳幹で注目なのは、間脳と延髄。
間脳の視床下部は、自律神経とホルモンの中枢で、睡眠、性欲、食欲を左右している。
そして延髄は、呼吸や血液循環の中枢であり、嚥下などの反射を司る。
強烈なタックルなどで、頭に強い衝撃を受けて起こる一時的な神軽機能障害。
意識を失ったり、その瞬間の記憶をなくしてしまったり、めまいや耳鳴りがしたりする。
すぐにこうした症状がおさまればとくに問題はないが、時間が過ぎることに吐き気や頭痛がひどくなってくる場合、また5秒でも10秒でも、すぐに意識が戻らない時は、すぐに脳外科専門の病院へ連れていくこと。
一般的にはオウム貝、あるいはネモ艦長の指揮する潜水艦のこと。
フィットネスの業界ではトレー二ングマシンメーカーの名前、または系列のスポーツクラブの名称。
たとえば伸ばしきった肘を曲げるとき、いちばん最初に大きな力が必要だけど、ある程度肘が曲がってくるとラクになってくる。
これでは関節のどの角度の時の筋肉にウェイトを合わせていいかわからない。
これを解決したのがオウム貝の形のカム。
ウェイトにつながるケープルにこのカムを介することで、関節がどの角度にあろうと、いつも同じ負荷がかかるように設定できた。
あまり気がつかないけど、大発明!。
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