- 最大酸素摂取量
- 最大心拍数
- サイドベンド
- サウナ
- 鎖骨
- 坐骨神経痛
- 挫傷
- サスペンション
- 擦過傷
- サテライト細胞
- サプリメント
- 三角筋
- シーテツド
- 指圧
- CTスキャン
- 持久力
- 視床下部
- 膝蓋骨
- シットアップ
- 自転車
- 自転車体型
- シナプス
- 脂肪
- 脂肪肝
- 脂肪細胞
- 脂肪酸
- ジャックナイフ
- ジャンクフード
- ジャンパーズニー
- ジュースバー
- 12分間走テスト
- 主采
- 主働筋
- シュラッグ
- 循環器系
- 瞬発力
- 消化
- 消化器系
- 小腸
- 上腕三頭節
- 上腕二頭筋
- ジョギング
- 食物繊維
- 食欲
- 除脂肪体重
- 女性ホルモン
- 初動負荷理論
- ショルダープレス
- 自律神経系
- 神経伝達物質
- シンスプリント
- 心臓
- 腎臓
- 身体密度
- 心肺機能
- 心拍数
心肺機能のレベル、同時に全身持久力を評価する要素。
1分間に体内に取り込める最大の酸素量(ml=ミリリットル)のことで、体重1kg当たりの単位で表す。
「最大酸素摂取量」ではなく「ヴィオーツーマックス」と言つた方が、足が速そう。
ジムにあるバイクマシンに体力測定とあるのは、このVO2maX測定機能(完璧に正確ではないが)のこと。
トレーニングするとき、どんな種目を、どのくらいの強さで、どのくらい長い時間、また何回くらい行えばいいのか?
誰もが考える。
もちろん目的によって変わるだろうが、なによりもペースとなるのはその人の体力だろう。
最大心拍数とは、理論上もうこれ以上は走れない、泳げないという、体力の限界(最大運動強度)のときの心拍数。
実際に計測するのは危険なため、年齢や運動経験などから計算して求める。
特に全身持久力を高めるメニューを組むときには欠かせないデータだ。
カラダをひねったり、上体を横方向に傾けたりするときに活躍する内・外腹斜筋、いわゆる脇腹を鍛えるエクササイズ。
横に傾けたカラダを引き起こす運動だ。
伸ばされた脇腹をギューッと縮め、カラダを戻す意識を持とう。
上半身だけでは負荷として足りないので、引き起こす側の手にダンベルを持とう。
肩や肘は動かさないから、そうとう重いダンベルでも使うことができる。
高温の乾いた熱気を用いるフィンランド式サウナがメジャーだが、湿った空気で全身を温めるものや、遠赤外線ヒーターを使ったタイプなどもある。
サウナは血行、発汗の促進、循環器系機能の向上、関節炎の緩和など効能はさまざま。
なにより心身のリラクセーションにもってこいだ。
サウナに入る前後はたっぷりと水分補給するのを忘れずに。
腕にへンな力がかかると鎖骨にヒビが入ったりするが、それは鎖骨が腕の運動と密接に関わっている証拠。
鎖骨は胸骨と胸鎖関節で、肩甲骨と肩鎖関節で按する。
肩関節より胸鎖関節の可動域が広いため、肩甲骨は自由に胸郭上を動き、上腕の運動範囲を広げるのだ。
挫骨神経は大腿後面から足部にかけての、広い範囲の知覚をつかさどる最大最長の末梢神経。
この神経が刺激され、背部から脚にかけての痛みやしびれが出ることを、坐骨神経痛という。
たいていの場合、椎間板へルニアが原因で、神経が刺激、圧迫されて起こる。
仰向けに寝て、まっすぐ伸ばした下肢を垂直に近くなるまで上げていき、大腿の後面に激しい痛みが起これば、坐骨神経痛の疑いが。
腫瘍、へルペスが原因の場合も。
突発的なケガの一種で、軟部組織に衝撃が加わり、皮下組織に損傷が生じたもの。
皮膚には損傷が見られないが、内出血をともなうことが多い。
とくに筋肉にダメージがある場合は筋挫傷といい、もっとも症状がひどい場合は筋断裂(肉離れ)という。
挫傷したときは、ダメージが早くなくなるように、アイシングで応急処置をする。
放っておくと、アザになりやすいので注意すること。
特に顔面の場合は、後でひきつれ(瘢痕)になることがあるので、形成外科を受診しておいた方がよい。
その他は皮膚科か外科でOK。
路面の凹凸から来る振動を吸取する機構。
自転車の世界でサスペンションっていうと、8割方はMTBフロントフオークのサスペンションのこと。
あとの2割はリアサスペンションのショツクユニット部を指す。
これまではトラベル量(可動範囲)や重量など、数値的に人々は注目したが、現在は「動き」という感覚的な性能が重視されている。
これに慣れるとサスなしの自転車には乗れなくなるはず。
何かにぶつかったさい、摩擦で表面に傷がついた状態をいう。
いわゆるすり傷。
サッカーやラグビ−ではスライディングで大腿部にすり傷を負いやすい。
応急処置は、消毒。
傷口に土や砂などが付着しているので、ばい菌に感染しないよう水道水などでよく洗ってから消毒液で消毒すること。
清潔なガーゼで包んでから病院へ行こう。
筋線維にくっつくように存在する、未発達の細胞。
ただし、ひとたび運動で筋線維が動くと、それを合図に筋線維は細胞の発達を促す物質を分泌。
これを受け取ったサテライト細胞はタンパク質の合成を始め、晴れて新たな筋線維へと成長。
もちろん筋線維が増えれば筋肉は太くなる。
つまりサテライト細胞とは、じっと筋肉の中に潜んで出番を待っている細胞。
こいつを一人前にしてやらなくてはもったいない。
定義としては栄養補助食品と同じ。
薬ではない!
通常の食事では不足しがちな栄養素を補うために作られた食品のことだが、今や「サプリメント」「サプリ」という呼び方が一般的なくらい、日常生活に浸透している。
サブリメントを、補給する栄養素で大別すると、
@タンパク質補給、
A炭水化物補給
Bビタミン類補給、
Cミネラル補給、
Dその他栄養成分の補給。
また形能別に分けると、
@パウダータイプ(プロテインが代表的。水、牛乳などに溶かして摂る)、
Aタブレットタイプ(ビタミン、ミネラルが代表的。単一栄養素タイプと、マルチタイプがある)、
Bドリンクタイプ(運動で消費された栄養素を水分とともに補給する)、
Cゼリータイプ(ドリンクタイプよりも食物に近く間食としても使える)。目的別にセレタトして取り入れたい。
ギャクサンの2つの頂点を作る筋肉。
肩をパッドのように覆い、ここを鍛えると肩幅が広くなる。
肩関節を6方向へ動かし、とくにモノを持ち上げる動作で力を発揮する。
鎖骨の外側に始まる鎖骨部(前部)、肩甲骨の肩峰に始まる肩峰部(中央部)、肩甲骨背面の肩甲棘に始まる肩甲棘部(後部)という3つのパーツがあり、いずれも停止するのは上腕骨だ。
筋トレでは、3つを別々に鍛えた方がベター。
前部にはフロントレイズ、中央部にはサイドレイズ、後部にはリアレイズが効く。
そのあとにエクササイズの名前がつく場合は、座った状態で行う○○という意味。
他の姿勢でもいいけど、わざと座って行うのだぞ、というある種の意志がある。
座って腰を固定するため、下肢、腹筋や背筋による反動を使えない、目的の筋肉だけに負荷が集中する。
それだけ筋トレ効果が高くなる、きついけど覚悟しとけよ、ということだ。
また、同じ運動なら座って行った方が、腰への負担が少ない。
それでもやはり腰のケガには気をつけたい、ダンベルやバーベルを扱うときは必ずウェストベルトを絞めよう。
手のひらや指の母指を使って、人体に機械的刺激を加え、病気の治療、健康の保持増進を図る東洋医学のマツサージ法のこと、古代中国の按摩術を発祥とし、全身にあるツボの指圧が中心となる。
西洋のマッサージがカラダの末端から中心へと手技を進める求心性であるのに対して、指圧では力ラダの中心から末端の方向へ手技を進める。
これを遠心性という。
指圧は、血液の循環を良くし、筋肉の緊張をほぐし、神経の働きを整え、内臓にも好影響を及ぽすという効果がある。
また、現在のアスレティックマッサージの基本となっているのも、指圧である。
コンピューター断層撮影を用いた検査方法のこと。
最初に開発されたのはX線CT。
体内を通過するX線量の情報をコンピューターで処理し、モニター上に輪切りや縦切りの映像を映し出すもの。
現在、最も普及しているタイプだ。
その後、核磁気共鳴を応用したMRIなどが開発され、現在では広く使われている。
これまで困難とされていた頭蓋内の異常がはっきりとわかるようになり、CTの発達と普及で、脳出血などの脳の病気による死亡率は激減した。
持久力と聞いて、マラソンランナーを連想するあなたは正しい。
それはきっと「全身持久力」について思い描いたはずだからだ。
また一方で、スキーで延々と長い斜面を降りる姿を連想したあなたも正しい。
それは「筋持久力」を指すものだからだ。
他にも朝まで酒を飲んだとか、その後ネットを眺めていたらまた日が暮れちゃったとか、持久力にもいろいろあるけれど、この場では「ある運動を続ける能力」と定義したい。
持久力には2通りあって、それがさっき出てきた「全身持久力」と「筋持久力」だ。
まず全身持久力。
ここで課題となるのは、心臓、肺、血管など、呼吸器と循環器の機能。
これは活動を続ける筋肉に、新鮮な酸素や栄養を送り続ける機能なのだ。
この能力を測る指標は最大酸素摂取量。
どれほど多くの酸素を使えるかという能力だ。
言うまでもなく、運動を長く続けるには酸素が必要になる。
単純に呼吸するためだけではなく、酸素を取り入れて、体内で糖質や脂肪と化合させ、筋肉が活動するためのエネルギーに変えるためだ。それではもう一方の筋持久力。
これは筋収縮を繰り返し行う能力であって、筋力の大小とは関係がない。
筋の毛細血管が発達しているかどうかによって差が出るのだ。
計測法は、一定の負荷を毎秒1回待ち上げるような運動を行い、オールアウトするまでの回数によって判定する。
これは疲労に対する抵抗力と言い換えることができる。
脳の一部で、間脳の底にある。
小さいながらも自律神経の最高中枢部。
体温を調節する温熱中枢、摂取エネルギー量を調節する満腹中枢、空腹中枢、生殖に関わる情動中枢、などなど、生命維持に欠かせない中枢が集まっている。
副腎皮質や精巣卵巣など、カラダの各内分泌器に指令を送り、分泌を促すのも視床下部の役割。
大腿と下腿の間にある膝関節は、ヒトの関節でもっとも大きく複雑なもの。
立位では動くたびに体重が加わるため、太い靱帯でしっかり固定されている。
この膝関節を守るために設計されたのが膝蓋骨いわゆる膝のお皿で、栗の実形をした円盤状の骨である。
ポジションがユニークで、骨盤から延びる大腿四頭筋が脛骨に付着する腱の中にある。
こうして膝蓋骨は膝関節を前方から覆い、さらに腱と骨の摩擦を軽減しているのだ。
腹筋には真ん中にある腹直筋と、脇腹にあたる内・外腹斜筋がある。
特に腹直筋を鍛えるエクササイズがこのシットアップ。
腹直筋を取縮させ、上体を丸めながら起こすことで、負荷を増やすためにダンベルなどを抱えてもいい。
「フッキンしよう」、「フッキン運動は」、など力タカナ表記の場合は、筋肉名の腹筋ではなく、このシットアップのことを意味するから注意されたし、フッキンで腹筋を鍛えよう
自転車を1時間ゆっくり漕いでいると、体重70kgの男性で240キロカロリー、50kgの女性で170キロカロリーの熱量を消費するらしい。
だから優秀な有酸素運動とされるんだけど、ちょっと待った。
これは連続して1時間漕ぐという意味だからね。
街中で信号待ちを繰り返しているようでは有酸素運動にはならない。
有酸素系にやるんなら安全に飛ばせる公園やサイクリングコースに出なくては意味がないのだ。
だからといって、運動のためだけに乗るわけではありませんからね、街中で大いに乗りましょう。
キモチいいし、オシャレなバイクもたくさんあるし。そのままカフェに入っても恥ずかしくないウェアを選んで、見せびらかしましょう、あなたのバイクを。
なお、本当にこれでいいのかなと思うくらいの軽いギアを選んで走ろう。惰力に頼らず脚をシャカシャカ回した方が、大変なのだ。
練習で1日100km走ることも珍しくないロード選手にとって、脂肪を貯め込んでいる余裕はない。
ゆえに全身を通じてスリム。
ただしハンドルを押さえ、上りでは引きながらコントロールする肩、背中の筋肉は発達する。
MTBダウンヒル競技でも、暴れる自転車をコントロールする肩の筋肉が発達する。
女子DH日本チャンピオンの増田まみさんは、撮影の際に「肩が目立たないように撮ってくださいね」なんて一言っているほどだ。
神経細胞同士の接点。
わずかな間隙があり、電位の変化を受けて、神経伝達物質をやり取りすることで、情報が伝わる。
脳は神経細胞の固まりだが、シナプスが多く、ネットワークが精緻なほど、高度な情報処理ができる。
そして嬉しいことに、頭をよく使うと神経細胞から新たな突起が発芽してシナプスが増えるという。
これがシナプス可塑性っまり脳も鍛えられるってコトだ。
最近は何かと悪者扱いされる脂肪だけど、人の生命維持から日常活動まで、欠かすことのできないエネルギー源だ。
さてその脂肪の正体は、脂肪酸とグリセリンの化合物。1gで9キロカロリーという、有機物の中でも最も高い熱を発生する。
「そんなに少量なのに、そんなに高い熱量だなんてありがたい」と、きっと昔の人は考えたことだろう。
ところが今では、「もっと食べたいのに、そんなにカロリーが高いなんて最っ低!」
その理由は、言うまでもなく太るから。
過剰に摂取された食物エネルギーは、中性脂肪という形で皮下や臓器のまわりに配置された脂肪細胞に備蓄される。
脂肪細胞そのものの数は生まれつき決まっており、備蓄用脂肪が回ってくるたびにふくらんでゆくのだ。
これがカッコ悪いだけならともかく、動脈硬化などの原因にもなるから、飽食の時代には悪者扱いされてしまう。
それを防ぐ第一歩は、1日の摂取カロリーと消費カロリーのバランスを取ること。
太ってきたなと思ったら消費カロリーを増やす。
そう、運動だ。
運動という刺激が与えられることによって、交感神経末端からはノルアドレナリン、副腎髄質からはアドレナリン、脳下垂体からは副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、備蓄庫の扉が開き、脂肪は脂肪酸として血液の中に放出されエネルギーとなる。
思えば人類の歴史は飢えとの戦いの歴史。
今日食べていても明日はどうなるかわからない。
だからこそ、最も熱量の高い脂肪を備蓄しようと、人類は何百方年もかけて進化してきたのだ。
その結果が脂肪細胞。
ありがたいと思わなきゃ。
思うんだったら、きちんと食べてせっせと働く。
健康なヒトの正常な肝臓にも、もともと約3〜5%は脂肪があるが、その割合が非常に高くなった状態の肝臓が脂肪肝。
その原因としては、食物からの脂肪の過剰摂取、循環障害などによる酸素不足、ホルモンなどの内分泌障害、代謝障害、薬物などによるものなどが考えられるが、よくいわれる原因は、アルコールと、遅い時間の夕食や、夜食の摂り遇ぎだ。
運動不足や食べ過ぎで余ったエネルギーは、体内では脂肪に転換される。
それを蓄える倉庫が脂肪細胞で、成人は皮下や内臓まわりに数百億個も持っている。
脂肪が増えると脂肪細胞が膨れ、そのせいで見た目がデブになる。太り過ぎると、脂肪細胞が増えるケースもあるからコワイ。
脂肪を溜めるだけの白色脂肪細胞、溜めた脂肪を燃やせる褐色脂肪細胞がある。
脂肪を構成する物質で、植物性油脂や魚肉類に多く含まれるリノール酸、アラキドン酸といった不飽和脂肪酸と、肉類に多く含まれるパルミチン酸、ステアリン酸などの飽和脂肪酸がある。
人体にあるものは遊離脂肪酸と呼ばれ、アルブミンという物質と結合して血液中に溶解している。
運動を始めると遊離脂肪酸が筋肉に取り込まれ、酸素と結合してエネルギー源として利用される。
ウィリーとは逆に、リアタイヤを上げること。
わりと簡単にメイクできる技なのだが、見た目のインパクトがあるため、アクション系自転車(MTBやBMX)に乗った人なら一度は通る道。
軽く走り、前ブレーキをかけると同時にハンドルを前に押し、前輪を転がす感じ。完成。
エネルギーが高く他の栄養素をほとんど含まない食品なのでジャンク(くず、くだらないもの)といわれている。
さらにエンプティー(からっぽ)フードとも言う。
主に砂糖、油脂が原料の食品で、代表的なものに無果汁の炭酸入り清涼飲料水、ポテトチップスなどのスナック菓子や即席めんなどが。食べ過ぎ要注意。
バスケットポール、バレーボールなどジャンプ系種目に発生する膝蓋靱帯炎。
オーバーユース症候郡の代表的なものの1つ。
ジャンプ動作を繰り返すことによって膝に負担がかかり、膝の皿のすぐ下あたりに痛みが生じる。
原因はウォームアップ&クールダウン不足などの内因性、着地が硬い地面(コート)だという外因性もある。
新鮮な果物を搾っただけ、というのが我が国的ジュースバーのイメージだが、ニューヨークのそれは一歩リード!?。
果物や野菜を単一で用いろのはむしろ少数派で、複数種組み合わせたり、プロテインを加えたりで機能性飲料的に楽しんでいる。
カウンター上の黒板にはトラブル(頭痛、胃痛、二日酔いも!)や嗜好に合わせて何千種ものメニューが。
ググイッと飲むだけで手っ取り早くビタミンやエネルギーを補給でぎるところが、忙しい(面倒くさがり?)ニューヨーカーに受けているのかも。
心肺機能や運動能力、特に全身持久力のレベルを調べるテスト。
平坦なコースを12分間のうちにどれだけ長い距離走れるか、というもの。
評価は6段階。時間(12分間)と距離がわかれば平均速度を割り出せる。
走る速度と酸素摂取量は相関関係にあるので、すなわち心肺機能のレベル、全身持久力のレベルがわかるのだ。
400mトラックに10mおきにマークをつければ、計測は可能。
走り終わったときに倒れ込むくらい全力を出さねばならん。「最大酸素摂取量」参照のこと。
食事内容を、主食、主菜、副菜と分けて、栄養素を過不足なく摂ろうとする考え方に基づく。
日本人の場合、主食がごはん、パン、麺類にあたる。
主菜は肉、魚、豆類、卵など。
副菜は野菜、果物、乳製品、油脂など。
ごはん+おかず+つけあわせという組み合わせで考えるとわかりやすい。
プックスダイエット参照。
主だって働く筋肉。
ストライカー、四番打者。
けれどゴールを決めるだけで勝てるわけではない。
ホームランを打つだけで勝てるわけではない。
陰でストライカーに花を持たせるべく働く筋肉が共働筋。
主働筋の働きをサポートしている。
アームカールの主働筋は上腕二頭節。
フレンチプレスやディップスなら上腕三頭節、レッグエクステンションなら大腿四頭節、レッグカールはハムストリングス。
肩には幅と高さがある。
幅は三角筋の担当、高さは増幅筋が受け持つ。
シュラッグはその僧帽筋を鍛えるエクササイズ、首をすくめるような動きで肩を胸側から引き上げ、背中側に下ろす、という運動。
真横から見ると肩先は大きく円運動をする。
重めのダンベルで平気、両手にぶらさげて負荷にしよう。
円運動を意識して引き上げよう。
キャメロン・ディアス・エディーマーフィとは無関係。
生き物の始まりは、おそらくたった1個の細胞だった。
そこから多細胞生物が進化して、ヒトでは60兆個の細胞が集まっている。
こうなるとあちこちの細胞に、必要とする酸素や栄養素を届けるシステムが必要となる。
それが循環器系。
心臓というスーパーポンプを動力源に、全身に張り巡らされた血管ネットワークを、酸素と栄養素を運ぶ血液が駆け回るのだ。
循環器系には、肺循環と体循操という2つのルートがある。
肺循環は心臓と肺をネットするもの。
肺動脈から肺へ送られた血液は、二化炭素を放出して、代わりに外気から新鮮な酸素を取り入れて、肺静脈で心臓へ戻ってくる。
体循環は心臓の左心室から全身を巡る。
毛細血管はカラダの隅々までカバーし、血液が全身の細胞に酸素と栄養素を配るのだ。
やがて血液は二酸化炭素と老廃物を受け取り、静脈を辿って心臓の右心房に戻ってくる。
こうして1分間に約5リットルの血液が全身を循環する。
短時間内に強い力を発揮する能力。
全身の筋肉をコーディネイトしながら、瞬時に爆発的なパワーを発揮する。
具体的には跳ぶ、ハードルを越える、投げる、バットやゴルフクラプでボールを打つ、サンドバッグを叩く、なんていうスポーツ方面から、薪割り、餅つき、という古典的お父さんの仕事まで、すべて瞬発力の領域だ。
エネルギー供給のタイプは無酸素非乳酸系、ATP‐CP系。
それにしても、最近は薪を割るお父さんなどほとんど見ない。
親子のキャッチボールも見なくなって久しい。
デスクワークの毎日、週に2〜3回はジムで重いものを持ち上げているとしても、ジャンプする機会なんてあるだろうか?
ベンチプレスが自慢のあなた、立ち幅跳びを試してみよう。
小中学校時代の半分も跳べなくなっているかもしれない。
おっとそれどころか、ふくらはぎを痛めてしまうかもしれない。
こんなことでは危ないぞ。
ほら、そこの角から、子供の自転車が飛び出してくる。
ひとまずSAQトレーニングがお勧め。
ラダーによるフットワーク系ドリル、そこにジャンプを加えたミニハードルもある。
子供と向き合ったミラードリルでは、彼らの瞬発力に驚くかもしれない。
なお、30cmほどの段差から飛び隆り、その勢いで垂直跳び。
その数値が普通の垂直跳びより劣っていたら、脚のエキセントリックな状態での瞬発力が弱まっているらしい。
これはトシのせいだ。
食物中の栄養素を吸取しうる形に分解する生理作用。
消化管の運動、消化液の酵素作用などによって行われ、糖質(炭水化物)は単糖類(ブドウ糖、果糖、ガラクトース)に、脂肪は50%以上が脂肪酸、グリセリンに、タンパク質はアミノ酸に分解される。
その他の物質(水、ミネラル、ビタミンなど)はそのまま吸収される。
カラダには口から肛門へ続く一本の長い管がある。
口から入った食べ物は胃、小腸と進むうち、収縮運動で砕かれ、膵臓などから分泌される消化液で消化される。
最後は栄養素ごとに分解されて、小腸から体内へ吸取されるのだ。
その残りカスは大腸から便として体外へ。
かくて胃、小腸、大腸の消化管トリオ、そこに消化液を分泌する膵臓などの消化腺が連携し、消化器系として消化をこなす。
現物を見たらかなり驚くと思う。
十二指腸、空腸、回腸と続く小腸は全長約3m。
内側に輪状ヒダというヒダがあり、表面を絨毛という突起がビッシリ覆い、絨毛はさらに徴絨毛で覆われる。
これは表面積を広げる工夫。
ここで最終的な消化が行われて、栄養素はその粘膜から体内へ吸取される。
女性が鍛えたいと思う筋肉のトップ3に(たぶん)ランクインする筋肉。
上腕の裏側にあり、肘を伸ばすときに働く。
上腕の後ろには脂肪が溜まってたぷたぷしやすいが、ここを鍛えるとキリリと引き締まる。
三頭筋の名の通り、肩甲骨に始まる長頭、上腕骨に始まる外側頭と内側頭があり、前腕の尺骨に停止する。
フレンチプレス、プッシュアップで鍛えよう。
力コブを作る上腕前面の筋肉。
二頭筋というくらいで、長頭と短頭と2つに分かれている。
長頭は肩甲骨の関節上結節、短頭は肩甲骨の鳥口突起に始まり、前腕の橈骨で停止する。
肘関節を曲げる働きがあり、肘を曲げた状態で前腕を外側へ回す回外筋でもある。
このためテニスのサープやバレーボールのスパイクなどで大活躍。
アームカールで鍛えられる。
もともとは乗馬用語。
人間が力ラダによかれと、ゆっくりそのペースを保って長い時間走ること。
心肺機能向上、あるいは体脂肪燃焼のための代表的な運動。
またウォームアップ、クールダウンにも使われる。最大心拍数の60〜80%の心拍数を保って走り続けると心肺機能に効果があるといわれ、ついにはLSDに手を染める人も。
糖質に分類される成分で、難消化性炭水化物とも呼ばれる。
つまり、ヒトの消化酵素では分解されないもの。
水溶性と不溶性があり、どちらも生体成分やエネルギー源にはならないので栄養素には含まれないとされてきたが、腸壁を刺激して排便を促したり、コレステロールや、その他の脂質の吸収を阻害したり、血糖値を下げる働きが発見され、注目を集めている。
白米より玄米、トウモロコシ、小麦ふすま、リンゴ、ニンジン、ゴボウ、海藻、キノコ類などに多く含まれる。
サプリメントなどでも摂取できるが、1日の目標摂取量は20〜25gとされている。
生埋学的に言うと、条件反射や、学習によって獲得された、特定の食物が食べたいという欲求のこと。
一般的には、より広い意味での空腹感という意味で使われることの方が多い。
食欲の発生については、末梢血管における血糖値の低下が最も大きい要因といわれてはいるが、それだけでなく、寒冷、胃の収縮、血中脂肪酸の増加なども要因として挙げられる。
また食欲は、脳の視床下部内側核にある満腹中枢と、視床下部外側野にある摂食中枢でコントロールされている。
骨格筋や内臓、骨など脂肪以外の重さを質量で表したものが除脂肢体重。
ウェイトコントロールを行う際には、全体重量を基準にするのではなく、身体組成から判断する必要があるので、特にスポーツを行う人たちにとって除脂肪体重は筋肉量を測定する目安となる。
測定方法には、水中体重測定法、カリウムを使用する方法、皮下脂肪厚法、インピーダンス法などがあり、なかでも水中体重測定法が最も正確だとされている。
しかし、一般的にはインピーダンスを使って測る皮下脂肪計で測定、算出する方法が多くとられている。「体脂肪率」参照のこと。
女性の卵巣から分泌される卵胞ホルモンと黄体ホルモンを合わせて、女性ホルモンと総称する。
一般的には卵胞ホルモンのみを女性ホルモンと呼ぶことも多い。
卵胞ホルモンはエストロゲンと呼ばれ、女性の生殖器官の発達を促進し、思春期の身体的変化をもたらす。
また、子宮粘膜の増生を促進し、子宮の収縮性を高める。
一方の黄体ホルモンはプロゲステロンと呼ばれ、子宮に作用して月経前期の変化を起こし、子宮の収縮性を低下させ、排卵を抑制する働きがある。
この2つのホルモンが、女性の月経周期に、具体的にどう関わっているのか。
まず、排卵時期になると脳下垂体から卵巣に指令が届き、卵巣では排卵に合わせてエストロゲンの分泌を促し、受精の準備をする。
そして、その少し後からプロゲステロンの分泌を促進させる。
ブロゲステロンの役割は妊娠の維持。
つまり、子宮の収縮を抑制して、子宮内膜を厚くする。
受精卵に優しいふかふかのベッドをつくるというわけだ。
この時点で受精をしなかった場合は、子宮はベッドを剥いでしまう。
これが血液とともに腔から排出されるのが月経というわけだ。
また、年齢的に見ると、幼年期の男女の違いは外性器の形に表れるだけだが、10代になると、女性は卵巣から分泌されるエストロゲンの作用で乳房が大きくなり、排卵と月経が始まる。
さらに20〜30代になるとエストロゲンの分泌量はピークを迎える。
そして40代には卵巣の機能が低下し、エストロゲンの分泌は急激に減少していく。
このことで、女性は様々な影響を被ってしまう。
代表的なのがいわゆる更年期障害。
規則正しくあった月経が不規則となり、さらに月経がなくなるまでの閉経前後の時期に起こる、身体的、精神的な違和感(不定愁訴)のことをいう。
人によって多少のズレはあるが、およそ44歳から53歳までの間に2、3年は経験することが多い。
不定愁訴の症状は様々。
顔が火照る、のばせる、頭痛や肩こりがする、よく眠れない、いらいらして家族などにあたる、腹が張る、尿が近い、汗をかきやすい、胸がどきどきするなど。
また、セックスが疎ましく感じられたり、性交時峙に痛みがあるなどの症状も。
一つの症状が長く続くことは少なく、日によって症状が変わることが多い。
複数の症状が同時に出ることもある。
いずれにしても更年期に不快感や違和感が表れた場合には、婦人科医に相談し、適切な治療を受けることが大切である。
近年では女性ホルモンを投薬する、ホルモン補充療法(HRT)が有効とされている。
これは欧米で1930年代から行われていたもので、エストロゲンとプロゲステロンを併用することで、不定愁訴を退け、皮膚のコラーゲン量を増やすもの。
肌の張りや髪の艶を高めてくれたりとメリットが多い。
最後に女性ホルモンと骨密度の関係を。
血中のエストロゲン濃度が低くなると、同時に骨密度も低くなってしまうのだ。
これはエストロゲンの減少によって、カルシウムの吸取と沈着のバランスが崩れるため。中高年の女性に骨組髭症が多く見られるのは、まさに女性ホルモンのなせる業なのである。
初動作に負荷とスピードを求めるトレーニング方法。
活動的で運動能力の高いカラダとは、根幹部(腕であれば肩甲骨、脚であれば骨盤)の初動作が力とスピードを生み、末端部(腕や脚)への力の伝達がスムーズに行われるカラダである、との理論に基づく。
以前から、多くのプロスポーツ選手やオリンピック選手によって実践されていたトレーニング方法だが、陸上競技短距離、伊東浩司選手の100m走日本新記録樹立によって、一躍脚光を浴びた。
このトレーニングによって、以下の効果も報告されている。
@心拍数の適正化、
A根幹部の筋肉群の発達(末端部は過度に発達しない)、
B関節の柔軟性が高まる。
肩幅を大きくする・・・ギャクサンの必須項目、肩の三角筋のエクササイズで、立位もしくは座ってダンベルやバーベルを持ち、肘を伸ばして真上に押し上げる動き。
バーベルよりダンベル、両一緒より片手ずつ、の方が動きを大きくでぎるため愛好者多し。
ダンベル、バーベルはもちろん、マシンで行うときでも、必ずウェストベルトを締めて行うこと。
その重量は腕、肩、背を通じて、すべて腰に集中するのだから。
バリバリ仕事しているときも、ばんやりTVを観ているときも、あるいは寝ているときも、自律神経は休みなく働ぎ、呼吸や体温の調節、消化吸収などの内臓の働きをコントロールしている。
脳の指令で筋肉を動かす運動神経と違い、自律的に働くのが特徴だ。
同じ器官に、対照的な作用を持つ交感神経と副交感神経という2系統の自律神経が延び、必要に応じてどちらかが優位となって、器官の機能をうまく調節している。
神経線維間、あるいは神経線維から別の組織へ指令(電気エネルギー)を伝達する化学物質アセチルコリン、アドレナリンが広く知られている。
通常は特定のタンパク質と結合しているが、刺激を受けると結合が離れ、別のタンパク質と結合する。
これによって神経細胞内で電位差が生じ、隣の神経細胞へ電気エネルギーがリレーされる。
疲労性脛骨骨膜炎。
陸上の長距離選手に多いオーバーユース症候群のひとつで、脛の内側、下から3分の1あたりに痛みが出るのが特徴。
足裏のアーチは脛の内側から繋がっている後脛骨筋によって支えられている。
で、長距離を走り込むことにより、着地の際、足裏のアーチを支える後脛骨筋が常に引っ張られる状態になる。
そのため、脛の内側に痛みが走るのだ。
1回でコーヒーカップ1杯、1分間にバケツ1杯、1時間にドラム缶2本。
これだけの血液を規則的な収縮と弛緩の繰り返しで送り出す動力ポンプが、心臓だ。
心臓は握りこぶし大で、心筋という特別な筋肉でできている。
何が特別かというと、フッキンなんて30回もやったらへタばるのに、心筋は死ぬまで収縮を止めないから。
エアロビクスで鍛えると、心臓が1回の拍動で送り出せる血液量が増え、拍動数(心拍数)は減る。
オシッコは血液から作られるって知ってた?
腎臓はそんなマジックのような仕事を淡々とこなす。
腰椎の両側にある左右1対の器官で、ネフロンというミクロな濾過器&再吸収ユニットが各100万個も詰まっている。
そこではまず心臓から送られてきた血液を濾過して、キレイにして全身へ送り出す。
そして残ったものをベースに、必要な水分やミネラルなどを再吸収して、要らないモノを最後にオシッコとして排出するのだ。
水中では物質は体積と同量の水の重さに等しい浮力を受けるという、アルキメデスの原理を使った水中体重測定法を使って測る身体組取の割合のこと。
この身体密度をもとに、体脂肪率を算出すると信頼できる数値が得られる。
筋肉は運動するときに酸素を必要とする。
酸素を収り込み、またそれを体内に循環させるシステムを心肺機能といい、この能力が優れているほど、運動能力、特に全身持久力が高いとされる。
最大酸素摂取量(VO2max)で評価され、有酸素運動を日常的に行うことで、向上させることができる。
1分間当たりの心臓の拍動数。
首筋あるいは手首に指2本を揃えて測る。
運動中なら10秒間数え6倍する。
安静時なら30秒間測り2倍する。
スイム、バイク、ランなど、有酸素運動の強度の目安となるので、オノレの安静時心拍数、目標心拍数は知っておきたい。
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