嚥下障害・Q&A・高齢者
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口から食べる。
嚥下障害Q&A
・・・・・目次。・・・・・
はじめに・・・。
この章では嚥下のメカニズムや、用語、定義などについて説明します。
多少理屈っぽい部分もありますが、
ここがしっかり理解されていると応用がきくようになります。
何度も読み返して、頭の中に入れるようにして下さい。
この章ではいちばん恐ろしい「誤嚥」と「誤嚥性肺炎」について説明します。
どうして誤嚥性肺炎になるのか、どうしたら予防できるのかなど、
私なりの方法を具体的に示しました。
まだ未解決の部分も多く、すべての疑問にお答えできてはいないと思いますが、
一緒に考えてみてください。
この章では、嚥下障害に伴う症状、診断するポイント、
質問表やスクリーニングテストなどを説明します。
また、病院で行う嚥下造影について、方法やその意味などを解説しました。
この章では、摂食・嚥下における体位と食品という最も大切な問題を説明します。
口から食べる為の基本的なケアはここで語りつくされていると思います。
軽症の障害ならばほとんどの人が体位と食品を正しく選べば
安全に食べられるようになるとさえいえるでしょう。
この章では、意識障害、失語症、半側空間無視、
痴呆などをともなった摂食・嚥下障害への対応、
また、具体的な「口から食べられない」症状に対しての対処法について解説します。
次章「基礎訓練と摂食訓練」と合わせてお読みいただければ、
より理解しやすくなると思います。
この章では「食べ物を用いない訓練=基礎訓練」と
「食べ物を用いる訓練=摂食訓練」について説明します。
基礎訓練は
@それだけを単独で行う場合と、
A毎食後の訓練として摂食訓練と組み合わせて行う場合があります。
すぐに役立つ方法として、
とくに「横向き嚥下」と「呼吸法」はぜひ活用していただきたいと思います。
口腔ケアは強調してもしすぎることがないほど大切です。
口から食べるための第1歩が口をきれいに保つことだと確信しています。
本書は口腔ケアの本ではありませんので、
ポイントとなる事柄についてのみ説明させていただきました。
また、入れ歯についての私の考え方についても述べました。
鼻から管を入れている人を前にして、心ある介護者なら必ず1度は、
「なんとか管を抜いて食べさせてあげたい」と考えるのではないでしょうか。
この章では管をはずすための具体的な手順について述べてみたいと思います。
また、最近注目されている間渇的な経管栄養(OE法)についても説明しました。
各Q&Aのなかに具体的な症例を多く述べてきましたが、
ここでは少し詳しく紹介します。
症例:1・・・外来で福祉施設入所者に対して指導しながら訓練した例。
症例:2・・・総合病院で1度「食べられない」と判断されて老人病院に入った後に、
家族の強い希望で私の病院へ転入院し訓練した例。
症例:3・・・福祉施設入所者で多量の抗けいれん剤を服用していたために摂食が障害されていた例。
症例:4・・・診療所で在宅患者さんを指導した例。
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