ダイビングのワンポイント Welcome
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5・6月号より


適正ウエート量について・1。

『自分の適正ウエイトが解らない』そんなあなたのためにまず、ウエイト量にかかわる要因を覚えよう。

●スーツの浮カ
ウエットスーツには浮力が在ります。その浮力はスーツの厚さ(5ミリ、3ミリ)スーツの種類(ドライ、2 ピース、フルスーツ、シーガル)また使用頻度(新しいス一ツは潜ると水圧で薄くなり、浮上すると元に戻 る、しかしだんだんスポンジがへたりその差はなくなる)によっても違ってきます。

●体の浮カ
筋肉は沈み脂肪は浮きます。しかしその差はわずかなのであまり気にしなくていいと思います。むしろ太っ ている人は瘻せている人よりウエットスーツの生地の量が増えるので浮力が増すのです。

●『呼吸』による浮力
肺活量4000CCの人が、大きめに呼吸をすれば2〜3kgの浮力が在ります。これをコントロール出来るか、出来ないかでウエイト量も変化します。
●タンクの浮カ
あんなに重いタンクにも浮力が在るのです。実際、空のアルミタンクは水に浮きます。(空気にも重さがあり1u×mで1.3kg、つまり満タンで2.5kg)スチールの150kg/南で水中重量0.5kg、200kg/uで水中重量1.5kgアルミタンクで−0.5kgぐらいです。 つまりいつもスチールで潜つている人はアルミの時は2kgウエイトを増やさなければいけません。

●水深による浮力の変化
BC内のエアー、ドライスーツ内のエアーは勿論ウエットスーツの浮力も変化します。

まず以上の事を理解しましよう。次回は、実際に適正ウエイトを決める方法をやります。


7・8月号より


適正ウエート量について・2。

今回の講議は前回のつづきです。
まず、前回のマーカスをもう一度読みましよう。

海洋講習の時、インストラクターがウエイト量を決めてくれたので、それが自分の適正ウエイト量だと思っていた人は、前回の講義でそうではない事に気付いたはずです。では、いったいどうすれば自分に合ったウエイト量が解るでしよう。

1まず、自分のいつも使っているウエイトや器材をもってプールに行きましょう。

2すべての器材を装備して(ウエイトは少なめに着け、余分なウエイトをBCのポケットに入れておきましよう)プールの浅瀬に立ちます。

3BCの空気をすべて抜き、レギをくわえて腹ばいに沈みましよう。(沈めない人はウエイトを増やしましよう)

4フィンがプールの底についた状態で息を吸い込みます。

5この時、体が浮き土がり吐いた沈めばOKです。

6BCのポケットのウエイトを調整しながら一番楽な呼吸で浮いたり沈んだりするウエイトの量を見つけましよう。(中性浮力の練習にもなるよ)

7実際に潜るときは、海は塩水なので1キロ〜2キロ余分にしましよう。

同じ様な装備なのにイントラは2キロで潜れて、自分は4キロでもなかなか潜れないのは何故?次回はこの疑問にお答えします。

9・10月号より


呼吸について。

ダイビングの悩みで「中性浮カがうまくとれない」「ダイビング後頭痛がする」「エアーの消費量が多い」などをよく聞きます。今回は、これらの悩みに関系する呼吸について講義します。

ダイバーの多くは、講習で大きくゆっくりした呼吸が効率がよいと習います。しかし、極端に深いゆっくりした呼吸では二酸化炭素が排出されず(二酸化炭素を十分に排出するには、呼吸回数が必要)頭痛をおこしますし、肺の空気量の変化が大きいため、中性浮力がうまく取れない原因にもなリます。さらに無理な呼吸のコントロ一ルは消費量をかえって悪くします。浅くて早い呼吸は吸った空気が死腔を換気しているだけで同じ様な症状を起こします。呼吸は昔段より大きくしてなによりリラックスするといいと思います。
ここで前回のつづきのウエイトの量の個人差ですが、多くの場合、肺の空気の影響です。初心者の場合、潜り初め、肺のキャパシティ一杯に吸い込み、なかなか吐くことができないようです。肺活量を4リットルとすると4キロの浮力がつくことになります。潜行の時は、肺の空気を意識的に吐き出すと余分なウエイトを減らせる様になり泳ぐのも楽になリます。そのためにもまず、リラックスできるようにプールで十分練習をしましよう。