身体に効く栄養成分・食材・調理方法
Welcome
Welcome




安くてうまい評判はホントなのか?

 新世界ワインの実力をチエックした。






◎ワイン急騰の折、注目が集まるのが新世界、

とりわけ南半球もの。

急遽30本を購入、ブラインドでその力を試した。







「シャトー何とか」というのは、いくつかの例外を除き、フランス・ボルドーワインのこ とである。

「ロマネ何とか」というのは、フランス・ブルゴーニュワインのことである。

「ル何とか」とか、「何とかロートシルト」とかと聞くと、人は自然と居ずまいを正す。

ことほどさように「おフランスざんす」という事実に、世界のワイン人は弱いのであった 。

だっておいしいもん。

おいしいから人気が出る。

人気が出るから値段が上がる。

値段が 上がればワインゴロが現れる。

近年は東南〜南アジア方面にも飛び火し、富豪が現れ、投 機対象となり、ワイン転がしが跳梁跋息と聞く。

いや実際ここ数年の名醸ボルドーワイン の急騰ぶりたるや、「めちゃめちゃ」の域に達している。

で!ちょっと待った!!という のが当ページの趣旨だ。



今夜ワインを自宅で飲まん、という人がいて、その人が〃庶民〃 であったとする。

そしたら、何を買うべきか?それが間題。

安くてもフランスか?

それと もドイツかイタリアか?

いやいや、ちょっと待った。新世界ワインがあるじやないの!

新 世界?

何だ、そりゃ?

という読者に急いで説明しておくと、いわゆる何千年も前からワイ ン造りを行ってきたヨーロッパ(旧世界)に対して、カリフォルニア(USA)、チリリ 、アルゼンチン、オーストラリア、二ュージーランド、南アフリカなど……国の成り立ち においても、ワイン生産においても新興の国々を総称してこう呼ぶのである。

とりわけチ リやオーストラリアなど〃南半球ワイン〃群は、価格的にも手頃なので、今回は特にその 内容にスポットを当ててみたい。






★揮く1位は〔白〕チリ、〔赤〕オーストラリア。




さてそういうわけで、編集部ではシャルドネ(白)16本・カベルネ(赤)14本の計3 0本をずらり会議室に並べた。

「参加資格=ワイン好きなこと」を条件に、編集部員や専 門家20人が集まり、ラベルを隠して味を評価をする、

つまり『ブラインドテイスティン グの会』を行った。

1000円〜3000円、平均1972円という庶民価格ワインは、 スタッフが街に出て、無作為に買ってきたもの。

その中には敢えておフランスなお今回 は”新世界ワインの旗手”と呼ばれ、既に高い評価が下され、故に値段も高くなってきた カリフォルニア様には「受けて立つ」側に回ってもらった。

さてその評価結果は、別表に あるように、意外や意外といおうか、狙い通りといおうか、

シヤルドネ部門でチリが、
カ ベルネ部門でオーストラリアが1位に輝いたのであった。

ワーストでは白赤ともにフラン スものが1位独占。

ここまで思惑通りの結果が出ると担当者もほくそ笑みを禁じ得ない。

もちろん、一回のテイスティングだけで、だから南半球はエラい、と決めつけるものでは ない。

テイスターに問題があったかもしれないし(注:素人多し)。

だが、フランス必ず しも優位ならず、という言い方はできるだろう。

以下、簡単に南半球各国ワインの特徴に ついて解説しておこう。








★飲まねばわからぬと、一挙30本・大試飲会を行った。







◆16世紀の中頃スペイン人によってもたらされたというチリワインは、91年から95年 までの5年間で、日本の輸入量は10倍にまで成長し、現在第5位。

今回1位となったシ ャルドネや4位・8位となったカベルネの2種が代表的品種。


◆上々の評価を集めたオース トラリアも探せばお買い得が多い。

ハンターヴァレーやバロッサヴァレーに加え、最近は ヴィクトリア、タスマニア、西オーストラリアが注目株。

特に西部のマーガレットリヴ ァーは、洗練されたシャルドネの産地。

またシラーズ種のものに面白いものが多いのでお 試しあれ。


◆アルゼンチンは今なお印象薄の感は否めない。

強いていえばボルドではスパイ スにしか使われないというマルベック種のワィンが面白いか。


◆ニュージーランドはソーヴ ィニヨン・ブランが最も評価されている。

料理に合わせやすい品種ゆえ、2000円程度 で見つけたら即”買い”か。


◆南アフリカは、経済封鎖が解かれてから注目が集まるように なった。

シャルドネやカベルネはもちろん、甘口のミュスカも人気のワイン。

特産のも人 気のワイン。
特産のピノタージュも安くておいしい。

というわけで、高級ワインはさてお き、低価格帯のワインは玉石混淆というのが編集部の結論。

ともかくたくさん飲んで気 に入ったものの名前は忘れず、覚え続けるのが正しい道。

くれぐれも世間の評判やブラン ドや、他人の意見に惑わされぬように。

偏見や保守的態度は敵。

わかったざんすね。











ブラインドテイスティングの結果発表。にジャンプ。






ワインの真実を教えよう。 へ戻る