身体に効く栄養成分・食材・調理方法
Welcome
Welcome
アンコウ
◆(効用)
・老化防止
・皮膚疾患
・味覚障害
・口内炎
・口角炎
・夜盲症(肝)の予防と改善
◆(栄養素)
・たんぱく質
・ナイアシン
・カリウム・/(肝)ビタミンA・B2・E
・亜鉛
・銅
・DHA
・IPA
●若さを保つ妙薬
アンコウは、おろすときには扱いにくいので、吊るし切りという方法で、皮、エラ、ほほ
肉(ヤナギ)、ヒレ(トモ)、肝臓(キモ)、卵巣(ヌノ)、胃袋(水袋)と肉などに分
けます。
皮から胃袋までの部分はアンコウの「七つ道具」と呼ばれ、肉も脂肪が少なくあ
っさりしていておいしいので珍重されています。
特に肝臓は〃海のフォアグラ〃と絶賛さ
れるはど美味。
しかもビタミンEがきわめて豊富です。
ビタミンEの最も優れた作用は脂
肪の酸化を防ぐ、抗酸化作用です。
細胞は分壊と合成を繰り返しているのですが、酸化
(分壊)されやすく、これをビタミンEが防止します。
つまり、老化を防ぎ、体の組織の
酸素利用をよくするビタミンがEといえるでしよう。
ビタミンE(効力)の一日の目標摂
取量は、女性7mg、男性8mgです。アンコウのキモには100g中13.8mgのビ
タミンEが含まれます。アンコウのキモには、他にもビタミンA、亜鉛、銅、DHA、I
PAなどが豊富に含まれます。
また、アンコウの魚肉は抵脂肪、抵エネルギーのたんぱく
源であることにも注目!ダイエットを試みている人には格好の素材です。なべにすれば手
軽に味わうことができ、キモを食べることによりお肌にもよいのですから一石二鳥です。
●「悪魔」と呼ばれる魚
見るからに恐ろしい姿形のアンコウですが、その格好からさまざまな呼び名がつけられて
います。
中国では「琵琶魚」といわれますが、これは形が琵琶に似ていることからきてい
るのでしょう。
ヨーロッパでは、アングラー(釣り師)という名前がついていますが、こ
れ以外にもシー・デビル(海の悪魔)、クラポー・ド・メール(海のヒキガエル)、ボー
ドロア(大口)など、さんざんな名前で呼ばれています。
★種類と見分け方
種類は多いのですが、食用にされるのは黒みがかった体色のアンコウ(クツアンコウ)と
黄色っぽい淡灰色のキアンコウ(ホンアンコウ)です。
後者のほうが味がよいとされてい
ます。
全長1.5mになるものもあり、体がやわらかく、粘りがあるので、頭に鉤をひっ
かけて宙に吊るしておろす、吊るし切りという方法がとられます。
切り身で求めますが、
肉やキモの色が鮮やかで張りのあるものを。
●食べ方のポイント
ほとんど生食はしません。皮や内臓類も湯通ししてなべものにするのが一般的。
左側のフレーム内にmenuが表示されている場合は、
使用しないで下さい。

TOPに戻る