身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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カボチャ







◆(薬効)


・冷え性

・体力回復

・かぜの予防

・貧血

・精力減退

・前立腺肥大




○ウリ科 

○旬は夏。ただし保存がきき、冬場にもよく出回る。 
○ナンキン、トウナスなどの別名もある庶民的な野菜の代表。




●栄養面では西洋がぼちゃに軍配


表面のデコボコした日本かぼちゃと、ツルツルした西洋かぼちゃの2種類があります。
日 本かぼちゃはメキシコが原産で、安土桃山時代にポルトガル人によって、カンボジアから 渡来したため、「カボチャ」の名称がつけられたといいます。
西洋かぼちゃは南米ペルー あたりが原産。一般にくりかぼちゃといわれ、強い甘みとほくほくした肉質が人気を呼ん でいます

。糖質の比較では、日本かぽちゃより倍以上も甘みが強く、緑黄色野菜の特徴で あるカロチンも、またエネルギーもずっと多いことがわかっています。
かぼちゃは栄養の 面でもすぐれた野菜です。カロチン(ビタミンA)が豊富なほか、ビタミンB1、B2、 C、カルシウム、鉄などをバランスよく含んでいます。
食べ方は、やはり煮物にするのが いちばんでしょう。
てんぷらや蒸し物、みそ汁の具にしてもおいしいものです。ポタージ ュやクリーム煮もおつなもの。パンプキンパイやプディングなど、お菓子にもよく利用さ れます。冬至の日にかぼちゃを食べる風習がありますが、これは、この時期、緑黄色野菜 が少なく、ビタミン不足におちいりがちな点をかぼちゃによって補おうという、庶民の知 恵です。
旬は夏場ですが、保存がきくので秋に買ったものを冬まで置くことができます。 買うときのポイントは、実がよくしまっていて、皮がかたく、色が濃いこと。
手に持って みてずしりとした量感のあることです。ぞくにヘソといわれる部分が小さいものほど味は よいものです。




●体を温め、体力回復に効果的


かぼちゃには体を温める働きがあるので、冷え症の人にはうってつけ。

温かいスープにし て飲めば保温効果は抜群。
病後の体力回復にも効果があります。また、冬至に食べるとよ いといわれるのは、その時期、かぼちゃを常食していると、かぜの予防になると考えられ るからです。
ビタミンAとCが粘膜の抵抗力を高め、細菌感染を予防する働きをします。 体力がなく、貧血ぎみの人も常食すれば、鉄分、カルシウム、ビタミンCなどの働きで、 症状が改善されるでしょう

胃や腸の潰瘍の予後には、かぼちゃのポタージュがよく飲ま れます。これはカロチンとビタミンCに、細胞粘膜を健康に保つ作用があるとされるから です。


●がぽちゃの種をいって食べれば強壮剤になる




実だけでなく種にも薬効があります。
種には、カロチン、ビタミンB1、B2、ナイアシ ンなどのほかに、ミネラル類が豊富で、漢方では南瓜仁(なんかにん)といって薬用にし ています。

種を干したものをフライパンでいって、1日に10〜15個ほど食べると、精 力減退、前立腺肥大などによく効くといわれています。

また、妊婦の母乳の出をよくする のにも効果があります。












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