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●ジアシルグリセロール





●ジアシルグリセロール

 食用油の主成分は通常トリアシルグリセロールですが、

ジアシルグリセロールは脂肪酸がそれよりひとつ少なく、

吸収後、中性脂肪に再合成化されにくく、余った分は尿となって体外に排泄される という成分です。

 ジアシルグリセロールを80%以上含んだ食用油は

「食後の血中中性脂肪が上昇しにくく、体に脂肪がつきにくい食品」として、

特定保健用食品に利用されています。

 また、ジアシルグリセロールを主成分とし、さらに、

血中コレステロールの吸収を抑える作用のある

〈植物ステロール(β−シトステロール)〉を配合し、

血中コレステロール(とくに悪玉)を下げる働きのある食用油もあります。

これは「食後の血中中性脂肪がつきにくい、また、

コレステロールや中性脂肪が気になる方の食品」として許可され、特定保健用食品に用いられています。



★食事で摂った油(トリアシルグリセロール)は、消化管で分解され、小腸で吸収されます。

 その後、小腸上皮細胞で中性脂肪に再合成されます。

これが血液に入り、過剰な中性脂肪は体脂肪として蓄積します。

 ジアシルグリセロールの場合、小腸で吸収されるところまでは通常の油

(トリアシルグリセロール)と同じですが、中性脂肪に再合成されにくいという特長を持っています。

その結果、食後の血中中性脂肪量が低く抑えられ、この繰り返しが体脂肪の蓄積を防ぐのです。









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