身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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●ペプチド
●ペプチド
ペプチドはアミノ酸の結合体です。
アミノ酸はご存知のようにタンパク質のおもな構成成分。
ペプチドが体内でよい影響を与えることがわかり、
さまざまなペプチドを使った食品が特定保健用食品として許可されています。
ラクトトリペプチド、カツオ節オリゴペプチド、
サーデンペプチド(バリルチロシンを含む)、カゼインドデカペプチドは血圧の上昇を抑えるもの。
酵素の働きをストップし、血管を収縮させる物質の生産を抑制します。
この酵素の働きがストップすると、血圧を降下させる物質の分解が抑えられ、
血圧を下げる効果が倍増されます。
CPP(カゼインホスホペプチド)は、酵素処理により乳タンパクから分離精製された成分です。
ミネラルは吸収されにくい性質を持っています。
食物繊維やほかのミネラルなどに吸収を阻害されるからです。
CPPは、溶解したカルシウムなどのミネラルにはじめから結合して、ミネラルの吸収を促進させます。
また、リン酸脂質結合大豆ペプチド(CSPHP)は血中コレステロールの上昇を抑制します。
「食後の血清中性脂肪値が上昇しにくい食品」として特定保健用食品に利用が許可されているグロビンタンパク分解物もヘプチドの一種。
ヘモグロビン(血液構成成分)を酵素で分解したペプチドです。
中性脂肪の吸収を抑制し、脂肪の代謝を活発にします。
ヘプチド類はタンパク質のように分解を要さないため、吸収に優れているのが特徴です。
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