身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ポリフェノール
●ポリフェノール
赤ワインに含まれるポリフェノールに動脈硬化予防があるとの報告が出てから、
ポリフェノールはぐんと知名度を上げました。
ポリフェノールは植物の葉や花、茎、樹皮などに含まれている色素や苦みの成分で、
植物の体内でできるものです。
ポリフェノールの種類は多く、よく知られているものにフラボノイド(柑橘頬など)、
アントシアニン(ブドウ、ナスなど)、カテキン(茶など)、
ケルセチン(赤ワイン、ココアなど)、イソフラボン(大豆)などがあります。
★ポリフェノールの効果が認められたのは赤ワインがきっかけです。
フランス人は肉や乳製品などの高脂肪食品をたくさん食べますが、
ほかのヨーロッパの国よりも心臓疾患による死亡率が低いのは、
彼らがよく飲む赤ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化作用によるという報告がなされたためです。
心臓疾患の原因である動脈硬化はLDL(悪玉コレステロール)の酸化が大きく作用するといわれています。
ブドウの皮や種子にたっぷり含まれるポリフェノールがLDLの酸化を抑えるというわけで
す。
赤ワインは皮も種も混ぜて発酵させるので、果肉のみしか使わない白ワインより有効なのです。
ココアやチョコレートなどのカカオ豆からできる食品にもポリフェノールはたっぷり含まれています。
ポリフェノール類はどれも活性酸素を除去する抗酸化作用が強いものです。
そのため、ポリフェノールには抗ガン作用も期待されています。
もちろん、ポリフェノールがたっぷり含まれるといっても、
チョコレートや赤ワインを過剰に摂るのは体調をくずすことにつながり、お薦めできません。
★特定保健用食品でもポリフェノールが利用されています。
グァバ茶ポリフェノールは食後の血糖値が急激に上がらないように働くため
「血糖値が気になる方のための食品」、茶ポリフェノールは虫歯の増殖を抑えるため
「虫歯の原因になりにくい食品」として許可されています。
★ポリフェノール
同一のベンゼン環上に2個以上の水酸基をもつ化合物の総称で、
植物に含まれる色素のフラボノイドやタンニン類(カテキン、没食子酸、桂皮酸など)などがあります。
ポリフェノールオキシターゼという酵素で酸化されると、野菜や果物の褐変がおこります。
緑茶に含まれるカテキンには、制がん作用、抗腫瘍作用、抗酸化作用、抗菌作用、血中コレステロール値の上昇抑制作用などがあります。
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