身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ガングリオシド







ガングリオシド


◆ガングリオシドは体内でこんな作用をします。


・生理活性物質としてはたらき、健全な成長、特に脳の発達に関係する。




◆母乳と同じ粉ミルクはない・・


育児用粉ミルクは、より母乳に近づけようと、さまざまな工夫をこらしている。

しかし、数百種にもおよぶ生理活性物質を含む母乳が、発育の段階に応じてその組成を変化しているとすれば、成分をいくら母乳に近づけようとしても限界があるといわざるを得ない。




◆記憶の形成や脳の発達に深く関与する。


母乳に含まれる生埋活性物質のひとつで、糖脂質の一種。

脳に多いことが知られています。

母乳は、赤ちゃんにとってあらゆる栄養素と必要な生埋活性物質を含んだ完全食品です。

成人病や難病が増大している今日、健康の維持と健全な成長に欠かせない生理活性物質の宝庫として、母乳に熱い期待が寄せられています。




◆脳の発達に関係がある


母乳に含まれているガングリオシドの大部分はGD3とGM3という種類ですが、授乳期間とともに規期的に変化するということが発見されています(東京大学医学部・岩森正男助教授)。

分析によれば、授乳開始時期にはGD3が100%を占めていたのが、しだいにGD3は減ってGM3がふえていき、60日目にはGM3が100%になるということです。

また、この変化は、母乳でははっきりしているが、牛乳にはみられません。

授乳開始時期から60日間というと赤ちゃんが急速に成長発達する時期です。

ガングリオシドは、脳の発達、記憶の形成などと開係深い物質であるだけに、発達の時期によって比率の変わることがどのような作用によるのか、今後の解明が待たれます。




◆母乳中の生理活性物質


ガングリオシドのほかにも、ホルモン、成長因子、酵素など、母乳にはさまざまな物質が発見されています。

その数は酵素だけでも約100種に上り、造血、鎮静、抗菌作用などのはたらきが報告されています。

たとえば母乳のあと、赤ちゃんがすやすやと眠るのもモルヒネ様の物質の作用によるかもしれないということです。












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